韓国の献血事情が知りたい!献血大好きエリーの献血体験記~!
こんにちは。ソウルナビのエリーです!皆さんは献血ってしたことがありますか?日本だと献血ルームや献血バスなんかで献血することができますよね!韓国にも日本と同じように献血ルームみたいな場所があり、献血をすることができるんです。エリーは献血がなぜか好きで、時間があればふら~っと献血ルームに行ってます。でも日本では30回ほど献血の経験がありますが、韓国ではまだ1回^^ そんな献血大好きエリーが韓国で2回目の献血に挑戦してきましたー!その献血模様と韓国の献血事情を合わせてお伝えしたいと思います!それでは行ってみよ☆
韓国で献血がしたい!!
献血の家
韓国で献血できる場所は「献血の家」や「献血カフェ」「献血バス」などがあります。「献血の家」と「献血カフェ」は運営する主体が違うだけで、献血条件などは同じ。「献血の家」は大韓赤十字社が、「献血カフェ」は一つの心血液院が運営していて、お互いに献血情報を共有しています。「献血の家」は全国にありますが、「献血カフェ」があるのはソウルや京畿道に16箇所だけあるそう(※2014年1月現在)。
献血カフェ
そうそう!そもそも外国人でも韓国で献血ってできるの?と疑問に思った方もいらっしゃるのでは!?実は外国人の場合、韓国に一年以上居住していれば献血できるそう。あとは韓国語の読み書きができ、韓国語でスタッフの方と意思疎通ができれば大丈夫☆ また身分証明書は必須です!パスポートでもOK!
そもそも献血とは・・・韓国の献血事情
献血とは輸血や血液製剤の製造のために、健康な人が自由意志で対価なしで自分の血液を提供すること。血液はまだ人工的に作ることができず、代替物質は開発されてはいるけれど限度があるため、献血は輸血が必要な人の命を助ける唯一の手段なんです。しかsも献血した血液は長期間保管が不可能なので、持続的な献血が必要。韓国では輸血用の血液は自給自足しているそうですが、医薬品の原材料となる血漿成分は外国から輸入しているとか。外国から輸入せずに血液を自給自足するためにはあと年間約300万人の献血が必要だそう!
献血は「全血献血」と「成分献血」の2種類あり!
献血には「全血献血」と「成分献血」の2種類があります。全血献血はその名の通り血液中の全ての成分を献血すること。一方、成分献血には「血小板成分献血」と「血漿成分献血」があり、血小板や血漿といった血液中の特定の成分だけを採血し、体内で回復に時間のかかる赤血球はふたたび体内に戻すというもの。だから成分献血は全血献血に比べると体への負担が軽いけれど、赤血球をふたたび体内に戻すため成分献血の方が時間がかかります。
ところで献血できる条件はどうなってるの?韓国と日本を比較してみよ!
全血献血ができる年齢は韓国も日本と同じで満16歳から69歳まで。献血って高校生の時からできるんですよ~!エリーは高校生のころ友達とよく電車に乗って献血ルームまで通ってました^^ だいたい日本も韓国も採血基準は同じような感じ。ただ、一番の違いは全血献血で献血できる量!日本は200mlまたは400mlなのに対し、韓国は320mlか400ml。その他、体重や年齢によってできる献血の種類が違ったり、血液中のヘモグロビン濃度の基準があったりします。また海外渡航歴によっては献血ができないことも・・・と全部エリーが説明したいところですがたくさん細かい基準があるので、気になる方は調べてみてくださいね☆
今回行ったのは献血カフェ明洞店!
献血カフェの広報大使はク・ハラさん!
ソウル一の繁華街・明洞(ミョンドン)には「献血の家」と「献血カフェ」の両方ありますが、今回は「献血カフェ」の方へ!「献血カフェ明洞店」は明洞ギル沿い、明洞芸術劇場の向かいの建物の6階にあります。「献血カフェ」とは献血とカフェと文化を合わせた空間だそうで、静かで落ち着いた雰囲気。カフェのようにゆったりと過ごすことができます。雑誌やインターネットができるパソコンもあり居心地が良くて、ちょっと長居したくなっちゃう感じ。そして献血カフェの広報大使はKARAのク・ハラさん!ク・ハラさんは明洞店にきたこともあるそう!
献血カフェ明洞店の中はこのような感じ!
それでは実際に献血をしてみよう!!
それでは実際に献血をする過程を見てみましょ~!針などは登場しませんがエリーの血が登場するので血を見るのがダメ・・・という方はご注意を。
1.献血記録カードの作成
献血カフェに行くと、スタッフの皆さんが笑顔で迎えてくれます。これでちょっと緊張がほぐれます^^ そして、まずは献血記録カードを作成!ただ当たり前ですがカードは韓国語ばかりのカード。読むのが嫌になっちゃいそうですが、これはとっても重要なもの!しっかり読んで理解して記入しましょう。問診の前に体重と血圧も測定します。
2.問診
カードの作成が終わったら問診室へ。ここで身分証明証の確認、献血経歴照会、献血前検査などが行われます。ここで献血できるかどうかが決まるのでドキドキ!スタッフの方に睡眠時間やご飯はちゃんと食べたか、最近の海外渡航歴などを聞かれます。このへんは日本と一緒。そして血液検査が行われます!右手の薬指の先に小さな針をさされ、血を少しだけとられます。最近はこんなにちょっとでいいんだ~そして、検査の結果、「血液の濃さはいい感じです^^」と言われ、320mlの全血献血をすることに!
3.ついに献血!
ついにエリー、献血しちゃいますよ~!ベットに座り、名前と血液型を確認されます。あ、ちなみにエリーの血液型は日本でも韓国でも一番多いA型^^ 太っい針がさされますー!何度やってもちょっと痛い!まあ刺してすぐは痛いですよね。そして日本と同じく韓国でも献血をしたら記念品がもらえます。記念品は選ぶことができ、献血中に選んで献血中に渡されます。今回エリーは映画観覧券をもらいました☆ 献血中はポカリスウェットを飲みながらテレビを見ながら大人しく過ごしましょう。
エリーは針がさされる瞬間を凝視する派です
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献血中~
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ぼっーっとしていると「あと少しで終わりますよ」と声をかけられます。えっ!早っ!やっぱり全血献血は早いですね。だいたい15分くらい。最後の最後、血の出が悪かったのか、スタッフの方に二の腕の辺りをぐいぐいもまれます。いたた・・・ちょっとそれは痛い(T_T) なにはともあれ無事に血を採り終わり、10分ほどベッドで休憩したら献血終了です☆
4.休憩、献血証書受け取り
献血が終わったら、少し休憩しましょう。水分をたくさんとったほうがいいそう。チョコパイを食べながら雑誌なんかも見ながらしばし休憩時間。15分は絶対休憩してくださいとのこと。
そして献血証書を受け取ります。これは献血をしたということを証明するもので、輸血を受けた時にこれを提出すると、治療費の輸血費用の中から本人の負担金額の控除を受けることができるそう。そしてこの証書、寄付することもできるんです!寄付すると輸血を必要としている人のために使われます^^
以上、エリーの献血体験記いかがでしたか?献血の量の違いなどはありましたが、韓国も日本も献血基準などはほとんど同じ。そして、日本の「献血ルーム」もきれいで明るい感じだけど、韓国の「献血の家」や「献血カフェ」も同じような感じで明るい雰囲気で行きやすい!エリーが行ったのは平日のお昼ごろでしたが、若い人がわりとたくさん来ていました^^ ちなみに韓国では全血献血の場合、2ヵ月後にまた献血をすることができるようになります!早くまた献血に行きたいな~と考えているソウルナビのエリーがお伝えしました!