まだ夏の疲れが残っているあなたに…
こんにちは!ソウルナビです。ソウルの街を歩く人たちの姿も、朝晩には長袖を着ている人や薄手のジャンパーを着ている人が少しずつ…。秋といえば芸術の秋、読書の秋などいろいろ楽しみ方もたくさんありますが、なんといっても食欲の秋でしょう!おいしいものがたくさん楽しめる秋は、ナビも大好き!でも、夏の疲れをまだ残しているようじゃあそんな楽しみも半減してしまいますよね。今日は、おいしいものをおいしく食べられるよう、体によさそうな飲み物特集の第1弾です!まずは体の中からキレイにして、モリモリしちゃいましょう!
1)「タングンノンジャン(人参農場/キャロットファーム)」 180ml
会社名 : カヤ
原材料 : にんじん濃縮液、液状果糖、クエン酸、ビタミンC、にんじんエッセンス、ビタミンE
いかにも体によさそ~っ!ってかおりがむんむんしている、にんじんジュース!日本にも野菜ジュースってたくさんありますが、にんじんオンリーなのってあまり見ないような気が…逆にソウルでは野菜ジュースっていう、各種の野菜がミックスされた飲み物を見かけないような…(ありますよー>ナビくん)。100%済州島産のにんじんを使用してます。
<ナビの感想>
にんじんってカロチン(最近は、カロテンという呼称もあるそうですね)が豊富なのが有名。そして、このカロチンは、体内でビタミンAに変わるとか!それにしてもにんじんジュースって独特な味があるため、けっこう苦手としている人も多いのでは?でもこの「タングンノンジャン」は、そんな心配もなさそうなくらい、さっぱりとしていてあっさりとした飲みごこち。これなら何本でも飲めそう…もともとにんじんジュースはナビは別に苦手なものではありませんが、これまでにんじんジュースを避けてきた方にもきっと受け入れられそうな1本だと思います。まあちょっといえば、もうちょっとにんじんにんじんしてもらってもいいかも。
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2)「オミジャノンジャン(オミジャ農場)」 180ml
会社名 : カヤ
原材料 : 中国産オミジャ抽出液30%、オミジャ固形分1.05%以上、液状果糖、クエン酸、韓国産梨濃縮液6%以上
先日のナビのレポートでも紹介した、「おうちで味わうオミジャ茶」でもおなじみのオミジャドリンク!
手軽に飲める点がグッド!
<ナビの感想>
やはり自家製のものとは味が違う!(あたりまえ?)伝統茶のお店で味わうものと少し似ているかもしれません。口に入れた瞬間は、甘味を先に感じるのですが、それから独特の苦味を舌の奥の方で、そして若干の酸味も…。思ったよりは甘くないような気がします。オミジャにはビタミンCも豊富に含まれていて、肌にも良さそう。また、心臓病にもよく、咳を静めたり、喘息にも効果もあるとか。
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3)「アロエモーニング」 180ml
会社名 : ヘテ飲料
原材料 : アロエベラジェルパウダー1.50%/200ml含有、デキストリン50%、液状果糖、砂糖、香料
緑色のボトルがすがすがしい印象を与えるアロエドリンク。その名も「アロエモーニング」。日本ではヨーグルトや某ファーストフード店では一時シェイクにも入っていましたよね。アロエ=健康っていうイメージは日本も韓国も変わらないようです。ちゃんとアロエベラも入っております。アロエベラは、32%がアメリカ産、8%がタイ産のものを使用。
<ナビの感想>
グラスに注いでみると、さわやかな薄みどり色をした液体の中に、透明なアロエベラが浮かんでいいます。香りはちょっとグレープフルーツのような印象。また、甘味も少なく、少しですが、こってりとしたのどごしです。アロエは何千年も前から人々の健康を守ってきたといわれる植物。ベラ、とはラテン語で「真実」という意味があるそうで、肌の保湿や消炎、また、美白作用もあるといわれています。
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4)「イブ」 180ml
会社名 : ロッテ
原材料 : 濃縮果汁還元、ぶどう香料
目にもやさしく、またポリフェノールもたっぷり入っていそうな100%ぶどうジュース。ポリフェノールといえば、赤ワインが有名ですが、きっとこのジュースでも多少は期待できるかもしれません…ぶどう果汁は、アメリカ産のものを70%、スペイン産のものを30%使用し、合計100%の天然ジュースです。
<ナビの感想>
UNSWEETED、と記載されているとおり、原料には糖分は含まれていませんが、それでも口にした瞬間「甘い」と感じました。日本のぶどうジュースといえば、甘いよりもむしろすっぱいものが多いような気がするのですが、この「イブ」は濃厚なぶどうの味が楽しめます。冷蔵庫から出したばかりのものよりグラスに注いで少したったものの方が若干酸味を感じることができますが、それでも十分に甘さは残っています。ぶどうには、糖分も含まれているため、体内に摂取すると無駄なくエネルギーに変わるそうで、疲労回復効果も期待できますね。
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5)「アカシア・キュルムル(はちみつ水)」 180ml
会社名 : ホヨンタン
原材料 : 韓国産はちみつ20%、中国産テチュ(なつめ)濃縮液、グリシン、安息香酸ナトリウム、精製水
これぞ韓国式はちみつドリンク?!日本にも「はちみつレモン」という飲み物が一世を風靡しましたが、こちら韓国にもそのような飲み物がありました!アカシア、という文字が瓶上を踊っていますが、はちみつ=アカシア、というイメージ、そして採取する花も日本も韓国も同じようですね。無果糖、無砂糖をうたっている本格的なはちみつドリンク。
<ナビの感想>
いやあ~…これは…まずグラスに注いだ瞬間に放つ独特のはちみつの香り。まさにはちみつ以外のなにものでもないといった印象。そして飲んでみると…口に含むと、最初はちょっと顔をしかめてしまうような味わいだけれど、飲み込む時には口中が「はちみつ」になります。これは日本のはちみつジュースとはえらい違いかも…。もっとも、これはナビの評価ですので、賛否両論分かれる1本ともいえるでしょう。はちみつはビタミンやミネラルが豊富な食品として知られていますが、まさに「健康的な」ドリンクとも言えそうです。
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6)「コン豆(全豆乳 豆豆)」 200ml
会社名 : ハンミ
原材料 : 大豆、甘味料(トレハロース)、精製塩
体にいい飲み物の定番といえばコレでしょう!豆乳…。モメチョッタ(体にいい)という言葉が大好きな韓国の人にとって、豆乳は生活に密着した飲み物のひとつ。いくつかのメーカーから各種の豆乳が発売されています。無着色、防腐剤無添加がウリの、ひとつの全豆乳96.51%の品。殺菌済みの大豆のうち10%はアメリカ産のを使用。豆乳は、動脈硬化や高血圧の予防、老化防止、そして疲労や体力の回復の効果があるといわれている、健康飲料の王様です。
<ナビの感想>
今回の豆乳、グラスに注ぐときからかなりドロッとしていて、飲みごたえもありそう。ナビは日本でもあまり豆乳は飲んだことがありませんが、それでも、数回飲んだことのあるものと比較してみても、かなり濃厚な品であるといえるのではないでしょうか。最初のひとくちは…まさに豆の味。豆乳って好き嫌いが分かれる飲み物だと思うのですが、ナビは思いきって一気飲みしちゃいました。これは冷たいうちに飲んだほうが絶対にいいです。あとは、氷などで割るか、コングクスのスープの材料にするのもいいかもしれませんね。ナビも韓国を代表する飲み物「シッケ」も、最初は「えええ~っ」って思っていて、飲まず嫌いしていたのですが、今ではすっかりハマッている一人なので、きっとこの豆乳も、クセになる1本になるかもしれません。本当に体に良さそうなドリンクです。(おなかにもばっちし!>ナビくん)
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7)「チェジュカムキュル(チェジュみかん)」 180ml
会社名 : ロッテチルソン飲料
原材料 : 済州島産みかん濃縮液50%、液状果糖、クエン酸、オレンジ香料、ビタミンC。
「おいしいみかん」「新鮮な味」をウリ文句に掲げている済州島産のみかんを使用。
<ナビの感想>
ソウルにも、100%オレンジジュースは数多くありますが、だいたいのオレンジジュースって、どれも薄い!100%って割にはどれもいまいちなんですよねぇ~…オレンジジュース好きなナビにとって、ソウルにはコクがあってまったりとしたフルーティなモノはないのかっ!って探していたところ、これは合格点をあげてもいいんじゃないかっ!?っていうものが見つかりました。その名も「チェジュみかん」。オレンジジュースといえば、ビタミンCたっぷりで、健康ドリンクの王様、といった感がありますが、このオレンジジュースは、原料をみてもわかるとおり、100%果汁、ではなく、糖分や香料も含まれているため、ちょっと日本の100%オレンジジュースとはちょっと趣が異なるかもしれません。でも、味はかなり濃厚!2本でも3本でも続けていけちゃいそうなジュースです。
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8)「スッウィヒャンギ(よもぎの香り)」 180ml
会社名 : Woongjin
原材料 : 韓国産米抽出液43%、液状果糖、植物性クリーム、デキストリン、韓国産よもぎエキス粉末0.237%。
よもぎ、といえば汗蒸幕のお店で体験できる「よもぎ蒸し」がまず頭に浮かぶけれど、よもぎといえば、女性特有の病気に効き目があったり、疲労回復や神経痛、リウマチなど、ありとあらゆる症状に効きそうな万物の薬。そんなよもぎの香り漂うこのドリンクならば、夏の疲れもすぐに吹っ飛んでしまうかも!?
<ナビの感想>
これは日本ではなかなかお見かけしないかも?!韓国らしい1本。よもぎドリンク、その名も「よもぎの香り」。なんとラベルには、このドリンクの開発者、営業、生産、デザイン担当者の名前が刻まれていて、このドリンクに対する会社の熱い想いを感じ取れます…。ナビも初めてこのドリンクを飲んでみましたが、意外とあっさりとしていてやさしい飲みごこち。例えていうならば、甘くて薄い牛乳の中に、よもぎ団子を入れてみたような感じでしょうか…。きっと日本の方にも受け入れられる味だと思います。
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9)「紅蔘(ホンサム)」 180ml
会社名 : ロッテチルソン飲料
原材料 : 液状果糖、なつめ濃縮液4%(中国産)、はちみつ1%(韓国産)、白砂糖、デキストリン、人参濃縮液0.15%(韓国産 人参サポニン70mg/g以上)
韓国といえばやっぱりコレ!?高麗人参ドリンク!!韓国みやげの定番ともいえる高麗人参には、人々が元来持っている自然治癒力を高める効果をはじめ、頭痛や生理痛、肩こりを和らげる作用もあるそうです。
<ナビの感想>
さすが高麗人参の本場、韓国。街中には、ガムをはじめ、飴など多種多様の高麗人参シリーズがあふれていますが、ドリンクもまた例外なく。もしかしたらと~ってもにおいがきついのかなぁ?なんて思ってしまいましたが、意外にあっさりとしていて(高麗人参のわりには)、飲みやすいのではないでしょうか?ちょっと甘めの渋い紅茶…といった感じともいえるでしょう。原料をみてみると、糖分がほとんどを占めているので、本来の高麗人参の効果はあまり期待できないかもしれませんが、それでも高麗人参ビギナーの味見や、話のタネにはなるかもしれません。
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10)「ピッコウンパッ(光り輝くあずき)」 180ml
会社名 : Woongjin
原材料 : 韓国産あずき抽出液20%、米の抽出液5%、植物性クリーム、デキストリン
こんなの日本ではなかなか見かけない!?あずきドリンク「光輝くあずき」。韓国ではあずきといえばパッピンス(かき氷)には欠かせないヘルシーな食べ物として知られています。また、あずきには夏バテを解消するはたらきやむくみ改善、肥満防止の効果もあるそうです。
<ナビの感想>
あずきドリンクを初めて飲んだナビ、最初はちょっとこわごわしていましたが、意外にいける味!ちょっとチョコレートっぽいというかココアっぽいという味かもしれません。植物性のクリームが入っているためか、ややミルクっぽい食感も。先ほど紹介した「よもぎの香り」と同じ会社が作っているのですが、目のつけどころが似ていますね。あずき抽出液の量も多いので、体にも良さそうです。
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11)「チャムメシル(真実の梅)」 180ml
会社名 : ヘテ飲料
原材料 : 中国産梅濃縮液6%、韓国産りんご果汁濃縮液4%、液状果糖、砂糖、ぶどう糖
食べ物の毒、水の毒、血の毒、3毒を絶つといわれる梅の実は、古くから人々の生活に密接してきたといわれています。また、疲労回復の効果もあるといわれているので、まさに夏の疲れを取るのにうってつけのドリンクともいえるでしょう。
<ナビの感想>
日本にも梅ドリンクはありますが、薄味なものが多いような記憶があるのはナビだけでしょうか?
でもこれはなかなか濃い目の味で、甘さもかなりきいています。ふたをあけ、グラスに注ぐと、ちょっと梅酒のようなかおりが漂います。濃いと感じる人は、水や氷で割ってもよいでしょう。
さ~て、いかがでしたでしょうか?疲れた体を癒す、11本の韓国ドリンクたちは。少しずつ、体に取りいれて、もうじきやってくる秋に向けて体調を万全に整えておきたいですね。おいしい食べ物を味わうには、やはり健康な体から!食欲の秋に向けて体調の回復をはかっているソウルナビがお送りしました!また次回もお楽しみに!
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2002-09-17