韓国焼肉でおなじみ、網、鉄板特集~!

カルビにブルコギ・テジカルビ・サムギョッサル・タッカルビ!それぞれどんな網で焼くの?!

こんにちは!ソウルナビです。韓国人の大好きでよく食べる食材といえばお肉!お肉といっても牛肉・豚肉・鶏肉といろいろあり、料理法もさまざまですよね。どのお肉もほんとに韓国の人たちはよ~く食べるんですよ。牛肉ならカルビやプルコギ、豚肉ならテジカルビやサムギョッサル、鶏肉ならタッカルビ!こうしてみるとどれも火の上で焼き焼きするメニューですよね。そこで今日はナビがそれらのお肉をお~いしく焼き上げるためになくてはならない道具、焼き肉用の「網/鉄板」について調査してみました!どれも同じ網や鉄板でいいんじゃない?!な~んて思われてる方、違います!実は網、お肉の味を決める重要なポイントを占めているんですよ。料理によって使う網や鉄板の種類も違うんですよね。ではナビがさっそくご紹介しましょう~!

焼肉の王道「カルビ」にピッタリな"網"は?

カルビを一番おいしく食べるには、やっぱり炭火で焼いて食べるのが一番!カルビ用の網は穴がたくさん開き、火に直接肉が触れる面積の広いものがいいそう。一般的に私たちがもっとも網、といわれて想像するタイプのものですよね!すき間から余計な肉の脂も抜け、お肉の味も最高潮!この網では、牛のカルビはもちろん、豚のカルビ(テジカルビ)にも使われます。だいたいどこの焼肉屋さんでも網が黒く焦げ始めると網を交換してくれます。お店によってはこの網がたっくさん重なっておいてある風景がみられますよ。

日本人も大好き!甘くておいしい"プルコギ"の"鉄板"は?!

プルコギは網と鉄板が一緒になったような形をしたこちら(写真)。カルビと違って穴が開いていません!そう~穴が開いていたらあのおいしいプルコギからにじみ出る肉汁と醤油ベースのタレが流れ落ちてしまうから!プルコギはその汁もご飯にピッタリで最後まで食べたいメニューですもんね。

庶民の味!ソジュにピッタリ、サムギョッサルの「網」は?

韓国では値段も手ごろ、味もGOODっというサムギョッサル(豚の三枚肉焼き)が大人気!お店でも家庭でも手軽に食べれる大衆メニューなんです。そんなサムギョッサルは脂がカルビなどに比べてかなり多いのが特徴。流れるようにお肉から脂がしみでます。ある程度の脂は豚の味を引き立てるのですが、あまりに多すぎるとコッテリしすぎて今ひとつ。その余計な脂を除去し、おいしさのバランスをうまく調節するのがこのサムギョッサル用の鉄板の腕の見せどころ!そこでいろいろ工夫された鉄板がありました!
○ 鉄板の中心から溝が。この溝が傾斜になっていて、サムギョッサルから流れる脂がここから流れ出るようになっています。
○ 焼き面が石でできていて、また周囲の穴から余分な脂が出るようになっています。石焼サムギョッサル、おいしそうですね~。
○ こちらも石。面に葉っぱのような模様がありますが、これはただの模様ではなく、この溝から脂が流れるようになっています。
○ 同じくこちらも模様のような溝へ脂が流れ込み、余分な脂を取りのぞきます。
○ 真ん中が少しこんもりと盛り上がっています。不要な脂が流れ落ち、サイドの穴へ。
○ こちらはプルコギにもサムギョッサルにも使えるアイデア商品。鉄板は端から中心に向かって少し傾斜になっています。そして一番高さの低い中心には丸いポッチがあります。このポッチを取り外すと穴が中心にでき、サムギョッサルの時には脂が流れ落ちるようになっています。反対にポッチを付けて置くとプルコギの時、おいしいタレが流れ出ず、おいしく食べられるという優れもの!

タッカルビやトッポッキにピッタリ"鉄板"!

日本でも大ブレイクしたタッカルビやおやつにピッタリのトッポッキにはこちらの鉄板!面積の広いこの鉄板ならお野菜やお肉、ご飯をいれたポックンパッ(焼き飯)など大きな動作で炒めることができそうですね。
これらの商品の買えるお店!
いかがですか?意外とサムギョッサルの鉄板にいろいろな種類があり、ナビも驚きました。おいしい焼肉を食べるには"網・鉄板"にも重要な役割があったようです。これらの"網・鉄板"南大門市場などでも簡単に手に入ります。みなさんも自分へのお土産に買って、お家でおいしいお肉料理挑戦してみてはいかがでしょうか?さっそくサムギョッサル用の鉄板を買ってしまったソウルナビがお伝えしました!
関連タグ:鉄板調理器具クッキング台所用品

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2004-04-29

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