ソウルのおすすめコース~ソウル郊外を楽しむ3泊4日の旅!

なかなか行く機会がなかった郊外へ!ソウルも楽しみつつ、外へと足を延ばしてみよう!

こんにちは!ソウルナビです。日本からすぐに来れちゃう近さが自慢のソウル。ソウルが大好きでグルメにショッピングにと何度も観光を楽しんでいるリピーターさんも、最近さらに増えていますよね。そんな魅力的なソウル旅行ですが、今度はソウル郊外の観光地にも足を延ばしてみたくなりませんか!?韓国の「地方(田舎)」でもないこの「ソウル近郊」は、長距離旅行とはまた違ってなかなか計画が立てづらかった人も多いハズ。今まで「この短い旅行日程ではスケジュール的にムリだな・・・」とあきらめていたみなさん!今回のオススメコースはソウルでのグルメやショッピングといったポイントを押さえつつ、ソウル近場の観光地「水原(スウォン)」「韓国民俗村」「利川(イチョン)」を楽しめるプランを考えてみました。それではさっそく旅に出てみましょう~!
 
<おおまかな流れ>

1日目
仁川空港着→鍾路(チョンノ)散策→仁寺洞でお茶&おみやげ店見学→夕食→水原へ移動→ホテル着

2日目
朝食→水原シティツアーバスで水原見学→昼食→シャトルバスで韓国民俗村へ→民俗村見学→水原に戻って夕食

3日目
朝食→利川へ移動→窯元など見学(&昼食)→スパ施設で利川温泉を楽しむ→ソウルへ移動→明洞で夕食→ホテル着

4日目
朝食→免税店・百貨店でおみやげショッピング→昼食→仁川空港へ

1日目

12:00頃 仁川空港到着!ソウル市内へ~
飛行機の旅を終えて、韓国の玄関「仁川国際空港」に到着~。手続きを済ませたあとはリムジンバスへ!2日目と3日目はソウル郊外をメインに周ることにして、初日の宿泊場所も郊外にしたので、1日目は少しでもソウルを満喫したい!というわけで向かったのはソウルの鍾路(チョンノ)。リムジンバス602番を利用し、鍾路3街で下車します。少なめにしてきたとはいえ荷物がかさばるので、地下鉄1・3・5号線チョンノサンガ(鍾路3街・Jongro 3(sam)-ga・130/329/534)駅のコインロッカーに荷物を入れておきましょう!
(ただしコインロッカーは普通サイズのみ。スーツケースなど大きな荷物がある人はソウル駅のロッカーを利用するのも案。あとで水原に行くときにソウル駅から乗車すればOK)。

14:00~鍾路(チョンノ)をブラブラ
語学学校があり、いろんなお店も多く、交通の便もよいことから人がたくさん集まる街、鍾路。ファッションショップや銀行、ファーストフードやカフェなども密集しています。特にしたいことなど目的がなかったら、とりあえず地下鉄1号線チョンガッ(鐘閣・Jonggak・131)駅方面へと大通り沿いを歩いてみましょう!チープコスメショップで軽くお買い物をするもよし、銀行で両替をしておくもよし。韓国の地下商店街を見学してみたかったら、鍾路地下商街をぶらりと歩いてみるのもオモシロイですよ。

15:00~仁寺洞(インサドン)でティータイム&おみやげ見学
韓国の伝統的な部分と現代アートの雰囲気がミックスされた不思議なエリア、仁寺洞。海外からの観光客だけでなく、地元ッ子たちにも人気のエリア!チョンノで歩き疲れたので、ここで仁寺洞らしく伝統茶を飲みながらひと休み~!特に座ってゆっくりしなくてもよいのなら、屋台で軽く喉を潤すのも1つの手。またRED MANGOのようなアイスクリームなら夕飯に響かなくていいかも。ひと休みしたあとは通り両サイドに広がる伝統工芸品やおみやげ品などのお店を見学~!

17:00 早めの夕食!
ちょっと早い時間だけど、お腹も空いたことだし、ここでディナー!ソウルに来て初めての食事。お肉を中心に食べようかとも思ったけど、ここはたくさんのおかずが楽しめる韓定食系を食べてみることに!手頃な家庭料理系のものもあれば、本格的なコースのものまでいろいろ。専門料理のお店であれこれ頼んでみるのもよさそう!仁寺洞のレストランは伝統的な木造のインテリアを施しているお店が多く、独特の雰囲気を楽しめます。時間は早いけれど伝統酒を楽しみたいと思ったら、周辺にある民俗酒店を利用して軽く一杯するのもいいですね。

19:00頃 鍾路3街駅⇒水原へ
おなかいっぱい韓国ディナーを楽しんだら、今度は宿泊先のある水原(スウォン)へ!コインロッカーに入れておいた荷物を取り出し、地下鉄1号線に乗り込みましょう!ここから水原駅までは約70分の旅。この1号線は途中から地上を走るので、夜の風景を楽しむことができておもしろいですよ。値段も安いし、乗り換えなしで一本で行けるのもポイント!(ソウル駅やヨンサン駅からセマウル号・ムグンファ号の鉄道を使って行くこともできます。) 注意:水原までは「餅店(ビョンジョム・Byeongjeom)」「天安(チョナン・Cheonan)」行きに乗る必要があり!仁川(インチョン・Incheon)行きに乗ると水原には行かないので行き先はしっかりチェックしてくださいネ!

20:30頃 水原駅着、ホテルへ
ホテルはレジデンス体験も兼ねてStay7 レジデンス水原にしてみました~。駅からは離れているのでタクシーに乗って向かいましょう。利用者のほとんどが海外からの長期滞在者ということで、海外からの観光客に向けたサービスも期待できそうなこのレジデンス。キッチンがあるなど、ホテルとはまた違った魅力のあるレジデンスは自分の家のようにくつろげるのがポイントです。コンビニなどでお酒やお菓子、カップラーメンなどの食べ物を買い込んできて部屋で楽しむのにもピッタリ^^夜食も楽しんだ後、明日に向けて疲れをとりましょう。おやすみなさ~い!

2日目

8:30 周辺のお店で朝食!
ホテルの周辺には地元の食堂がいくつかあるのでそこで朝ご飯。朝が苦手だったり、朝から動くのが面倒な人は、前の晩にコンビニで食べ物を買っておくのもいいですね。韓国のおにぎりってどんなものなんだろ!?と体験してみるのも立派な韓国朝ご飯~!

10:00 水原駅から水原シティツアーバス乗車!
ホテルからタクシーで駅まで行き、ここで水原を効率よく周るためにシティツアーバスを利用することに!発車は4番出口を出たところにある観光案内所前。10時のバスをあらかじめ予約しておいて、発車前にここで発券を済ませて乗車しましょう。歩いて周るのも大変だし、車がないと不便だし・・・といった問題を解消してくれるこのバスツアー。あらかじめ予約をしておく必要がありますが、電話予約の際に日本語ガイドをお願いすることもできるそう!発車時刻をチェックして問い合わせてみましょう。
水原シティーバスツアー
コース:水原観光案内所(水原駅)出発→西将台→華西門→華城行宮→華虹門→錬武台(国弓の弓矢体験観光)→ワールドカップ競技場→ホテルキャッスル(経由)→KBS水原ドラマセンター→水原観光案内所到着
(※事情により予告無しに変更されることがあります。)

★要予約★
●運行時間:1日2回(10:00/14:00)
●運行期間:月曜日を除く毎日
●出発場所:大人:8,000ウォン/小中高:5,000ウォン/高齢者(満65歳以上)&障害者:4,000ウォン/幼稚園以下(満4歳以上):3,000ウォン
●問い合わせ電話番号:031-256-8300
http://www.suwoncitytour.com

※乗車には予約が必要。オンライン予約もできますが、複雑だったりサービスの一環として行われている日本語ガイドを頼むことができないので、直接電話で予約してくださいとのこと。定員オーバーなど乗車できないこともあるので、できるだけ早めに予約しておくといいでしょう。

12:45~昼食
水原駅に戻ってきたら、すっかりお昼の時間。周辺はお店もたくさんあるし、フードコートやファーストフードなどもあり。好きなところに入って食事ターイム!

13:30 無料シャトルバスで韓国民俗村へ!
食事を済ませたら、今度は観光案内所左の駐車場から出ている民俗村行きの無料シャトルバスに乗車!万が一乗り遅れた場合は市内バス37番でも民俗村に行くことができます。タクシーだと所要時間は約20分。

14:00~韓国民俗村到着!&見学~
「あれ、タイムスリップしちゃった!?」と思ってしまうような、韓国の伝統的な風景が広がっているこの民族村。いろいろな映画やドラマの撮影地になってきたところでもあります。じっくり見学しようとしたら一日でも足りないと言われるこの民俗村ですが、忙しい旅行日程や歩き回ることを考えるとサクッと見たい人も多いのでは?案内図などを見ながらポイントを絞って見れば、時間を無駄にすることなく上手に見学できるハズですよ^^いろいろなイベントをやっていることも多く、大人から子どもまでが楽しめるスポット。ファミリー向けにも良い観光地です。帰りは17:00発(※夏季)のシャトルバス最終便を利用するか、市内バスまたはタクシーで水原に戻りましょう。

18:00 水原に戻って肉、肉、肉~!
一日目もたいして肉っぽいものを食べずにいたワケはすべてこの瞬間のため・・・!ここではカルビを満喫しちゃいましょう~!「水原と言えばカルビ!」と、もう合言葉のようになっているほどおいしいと言われている水原カルビ。ソウルで焼肉を食べたことがある人も、せっかく水原に来たのならここでもカルビを味わってみるべし!味付けカルビのおいしさを再確認することができるはずですよ。おなかいっぱい食べたあとはホテルへ。インターネットやフィットネスなど、時間が余ったなら使える施設は使い倒しましょう~!

3日目

9:00ごろ 水原⇒利川(イチョン)へ
ホテルの周辺または水原駅の周辺で朝食を済ませたあと、今日の目的地利川に向かいます!利用するのは市外バス。6:30~21:00まで30分間隔で出ている利川行きのバスは水原駅近くの水原市外バスターミナルから出発します。所要時間は約1時間10分、運賃は大人4300Wです。(※2007年4月現在)

10:30ごろ 利川総合バスターミナルに到着!窯元見学へ 
利川といったらやっぱり有名なのが陶芸!窯元が集中していることで知られているこの地域は高麗青磁などの生産がさかんな場所です。ということで、陶磁器をじっくり見学するために窯元へ行ってみる事に!窯場はバスターミナルのある利川市街地から車で15~20分くらいと離れています。移動手段はタクシーで!窯元では作業の過程を見せてくれる場所もあるし、ギャラリーのように作品を展示しているところも。陶磁器の販売スペースも多く見られるので、おみやげとしてピッタリな小さな茶わんなどを買ってみるのもいいかも!
観光スポットの一例
<利川陶芸村>
青磁器や白磁器の窯が集まっている一帯を表していて、その数は300ほどと言われています。窯元の中でも大きいところは見学ができるところもあり、陶磁器の販売店も多数。
<海剛陶磁美術館>
高麗時代の青磁を復元するために力を尽くした人間国宝の海剛ユ・グンヒョン先生が作った美術館。
住所:利川市新屯面水広里330−1
住所(韓国語):이천시신둔면수광리330-1
電話番号:031-634-2266
開園時間:9:30~17:30(17:00まで入館可)
休館日:月曜日・旧正月・新正月・秋夕
入場料: 大人2000ウォン、中高生1000ウォン、小学生・幼稚園児500ウォン
<韓国陶窯>
作家金正黙氏の韓国陶窯は陶磁器の製作過程を見ることができたり、ろくろなどを使った体験をすることもできます。
住所:利川市新屯面小亭里49
住所(韓国語):이천시신둔면소정리49
電話番号:031-638-7037
開園時間:8:30~17:30
途中の昼食はお米料理を堪能!
良質の水に恵まれ、豊かな土壌の広がるここ利川は田園地帯。米どころとしても有名なんです。お昼は地元の人やタクシーの運転手さんなどに聞いてお店を探し、おいしいお米を使った料理をぜひ味わってみましょう!

15:00過ぎ頃 ホテルミランダで利川温泉を体験!
タクシーで市街地の方へと戻ってきて、向かったのは「ホテルミランダ」。このホテルにある総合温泉システム「スパプラス」で利川の温泉を満喫しちゃおうというわけです!利川はソウルから1時間ほどで来れちゃう場所にあるので、ソウルからも温泉目当てで来る人もいる場所。このスパプラスはサウナや温・冷風呂はもちろん、漢方湯や滝湯など様々な施設があり!チムジルバンにも紫水晶チムジルバンや酸素チムジルバンなどいくつかのものが用意されています。窯元の見学やこれまでの旅の疲れを癒しながらの温泉体験、ぜひ楽しんじゃいましょう!

営業時間:温泉6:00~22:00(土曜日/公休日前日は24時間営業)、チムジルバン8:00~21:00(土曜日/公休日前日は24時間営業)、室内プール6:00~21:00
料金 ※( )は週末料金:温泉1万ウォン(12000ウォン)、温泉+チムジルバン12000ウォン(15000ウォン)、温泉+チムジルバン+室内プール19000ウォン(21000ウォン)など。宿泊客は30%割引。

18:00頃 バスターミナルからソウルへ
ホテルミランダからバスターミナルまでは徒歩で約5分。近いので便利です。東ソウルバスターミナル行きのバスは15~20分間隔で発車。乗車時間は1時間、料金は大人3800ウォンです(※2007年4月現在)。夕方で渋滞する可能性もあるので、小腹がすいたときのためにお菓子などを買いこんで乗車するといいかも。

20:00 ホテル着
東ソウルバスターミナルの最寄駅「カンビョン(江辺:Gangbyon・214)」駅から地下鉄2号線に揺られること約30分、ウルチロイック駅で下車。移動で疲れている上に、旅の荷物を持ちながらの移動は不便!というわけで、先に宿でチェックインをすることに。ホテルは駅から徒歩1分という近さと、明洞(ミョンドン)エリアを歩くのに便利なことからメトロホテルにしてみました!お部屋に荷物を置いて身も軽々!さぁ夜の明洞へ~

20:30~ カムジャタンとソジュでディナー!
いや~すっかり時間も遅くなってしまいましたが、待ちに待った夕食タイム!前日に続きまた焼肉三昧にするか!?と思ったけど、ここでセレクトしてみたのはカムジャタン。地元の人たちがソジュ(焼酎)を片手に楽しむ料理です。ホテルのすぐ近くにある食堂、ウォンダンカムジャタンは24時間営業!夕飯って食べているとお酒も飲んだりでついつい長居しちゃうことが多いけど、ここなら閉店時間を気にせずゆっくり食事をすることができるので便利!地元の人になりきったつもりでソジュを飲みながら一日の疲れを吹き飛ばし、最後はポックンパッ(チャーハン)でシメておなかいっぱい大満足~!
今日も肉だ!という人や、水原で食べたお肉との食べ比べをしたい人は明洞の焼肉店をどうぞ!ただし22時頃で閉店するお店も多いので、閉店時間をあらかじめチェックしておいてくださいね。飲み足りない人はビアホールやバーでさらに一杯はいかが?Classic bar Yanなら深夜3時までOK~。

4日目(最終日)

8:30 プゴグッで体に優しい朝食を!
最終日の朝ご飯は干しダラのダシがしっかりきいているスープ「プゴグッ(干し鱈のスープ)」はいかが?韓国では酔い覚ましの効果があると言われている料理で、二日酔いのお父さん達もよく食べているメニュー。「なんだか昨日飲み過ぎたみたい・・・」なんて人にもピッタリですね^^「プゴグッチッ・ムギョドン・トジュッコル」はホテルから歩いていける距離。周辺にはオフィスもあるので、サラリーマンやOL達の出勤風景なんかも見学できそうですよ~。

9:30~ ロッテ免税店でショッピング
やっぱり寄ってしまう免税店。買い忘れのおみやげはないかチェック!免税店に興味がない人は、ロッテ百貨店地下にあるKrispy Kreme(クリスピー・クリーム)に行ってみては!?9:30からオープンしているので、朝からでも甘いのOK!という人は韓国でも人気のドーナツを食べてみましょう!

10:30~ ロッテ百貨店へ
同じ建物ながら、免税店のある階に遅れること1時間後にオープンする百貨店。時間をチェックしてから向かったのは地下1階にある食料品売り場!ここでおみやげ類をどっさり買っていこうというわけです。デパートにあるお店なので、質のいいものや包装もキレイでしっかりしたものが集まっています。だから友達や家族へのおみやげはもちろん、職場の仲間や上司、親戚への贈り物に適したものもあるのがうれしい!ナビ掲載店でのお買い物ならぜひクーポンを持参して割引サービスを受けてくださいね~!
(なお、おみやげを買ったあとキムチなどは手荷物ではなく預け荷物の中に入れましょう。参照ページ)

12:00 最後のランチは明洞で!
これが韓国で最後の食事!明洞キムチチゲで本場のキムチチゲを味わうもよし、明洞餃子でカルグクス(うどん)とマンドゥをおなかいっぱい食べるもよし、明洞咸興麺屋で本格的な冷麺を食べてみるのもよし。他にもナドヒャンで韓国的なチョンゴル(鍋)料理を味わったり、ハルモニグクスで地元の人たちに交ざりながらサラリと麺を楽しむなどなど選択肢はいろいろ!これですべての日程は終了~。空港へ向かいましょう!

今回は水原、民俗村、利川に行くプランでしたが、ファミリーやカップルにはエバーランドで遊び倒すという一日を作ってみるのもおもしろそう。どこもソウルからそう遠くなく、気軽な小旅行気分で出かけられる地域。ナビもプランを立てながら旅に出たくなっちゃいました!ただ、ソウル近郊とは言えやはり移動する時間がある程度かかるもの。スケジュール的にも少しキツイ部分があるかもしれませんが、自分の希望などと合わせて省くところは上手にカットしながら楽しい旅行をしてくださいネ。以上、ソウルナビでした。
◇ツアーで行くなら!
今回は自力で行くプランをご紹介しましたが、ガイドさんにお任せできる安心さ、そして移動もラクラク~なツアーも見逃せません!今回ご紹介したスポットに行くツアーには次のようなものがあります。参考にしてみてくださいネ^^

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-04-26

ページTOPへ▲

その他の記事を見る