ドラマ「タムナ~Love the Island」インタビュー!

出演俳優なんと4人(ソウ、イム・ジュファン、ファン・チャンビン、イ・ソンホ)にトツゲキ?!インタビュー!

こんにちは!ソウルナビです。韓国ドラマにハマッている方、たくさんいらっしゃいますよね!今日は韓国でいま放映真っ最中~のドラマ「タムナ~Love the Island(原題:タムナヌン トダ)」が10月から日本初放送スタートするとのことで、一足お先に出演俳優のインタビューも含めてどど~んとご紹介しちゃいましょう!このドラマは「宮~Love in Palace」や「花より男子~Boys Over Flowers」を手がけた制作会社グループエイトによる最新作。17世紀の済州島(タムナ)に漂流してきたオランダ人の実話をモチーフに、企画と制作に約2年を費やした作品です。原作は漫画家チョン・ヘナの人気同名コミックで、明るい音楽やコミカルな演技を交えたトレンディ史劇。放映前から日本をはじめ香港、台湾などでの放送が決まっていたという注目度満点のこのドラマ!さっそく、ストーリーや役柄なんかをちらりとご紹介したあと、お待ちかね?!俳優さんたちに直接伺ったインタビューもお伝えしましょう!

ドラマ「タムナ~Love the Island」

 10月26日、韓国100%エンターテインメントチャンネル「Mnet」にて日本初放送!
毎週(月)(火)午後9:00~10:15ほか
出演者 :ソウ、イム・ジュファン、ファン・チャンビン、イ・ソンホ他
2009年 韓国MBCにて放送中 全20話
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韓国100%エンターテインメントチャンネル「Mnet」
スカパー!(Ch.792)ほか、全国のケーブルテレビで視聴可
MnetカスタマーTEL:03-3502-3141 (Weekday 10:00-18:00)
www.mnetjapan.com


 <ストーリー>
17世紀朝鮮王朝時代、青い目をした金髪の青年はタムナ(済州島の昔の呼び名)に流れ着く。彼の名はウィリアム(ファン・チャンビン)。イギリスの貴族であるウィリアムは、友人のヤン(イ・ソンホ)とともに長崎に向かうオランダ東インド会社の商船に乗船したのだが、暴風雨に見舞われタムナに不時着したのだった。そんなウィリアムを発見したのが島の不良海女ボジン(ソウ)。ウィリアムの外見を見て、ただただ不思議がるボジンだったが、ウィリアムのことを島から脱出するための希望だと考え、彼を海岸の洞窟に隠し、世話をすることに。そんなある日、特命を受けて;島にやってきた役人のパク・キュ(イム・ジュファン)はボジンのおかしな行動に気づき、彼女のあとを尾行し・・・。

 <登場人物紹介>

 ソウ(チャン・ボジン役)
生年月日 :1988年7月7日
デビュー :2007年 映画「息子」
出演作品 :ドラマ「キムチチーズスマイル」(2007年MBC)、映画「ミスにんじん」(2008年)他
役柄:島一番の二枚目チャン・ウォンビン(ビョン・ウミン)と、男勝りでカリスマ溢れる最強の海女チェ・ジャムニョ(キム・ミギョン)の長女として生まれるも、母の遺伝子を受け継ぐことなく、華奢な体格と大きな目をしている。そんなボジン(ソウ)は、タムナで生まれ育った女は一生海女の仕事をして生きていかなければならないにもかかわらず、海の向こうの暮らしを夢見ていた。
そんなある日、タムナの海に流れ着いた青い目をした青年ウィリアム(ファン・チャンビン)を発見したボジン。いつしかウィリアムはつまらない日常を送っていたボジンにとって、希望の存在となっていく。

今回ナビはソウさんの大ファンに!なんといっても、かわいい。くりっくりの目が印象的で、しゃべり方も、しぐさも、ファンにならない人はいない!と断言してもいいほど。



 イム・ジュファン(パク・キュ役)
生年月日 :1982年5月18日
出演作品 :映画「億万長者の初恋」(2006年)、「M」(2007年)、「霜花店」(2008年)、ドラマ「雪の女王」(2006年KBS)、「シングルパパは熱愛中」(2008年KBS)他
役柄:朝鮮王朝最高の名家パク氏の17代目で一人息子の彼は生粋の貴族。幼い頃からまわりとは比べものにならないほど賢く、科挙にも首席で合格。そんな順風満帆な人生を送る彼に最大の難関が立ちはだかる。なんとタムナへの捜査命令が下ったのだ。さらに運の悪いことに、島でも冷酷なことで有名なチェ・ジャムニョのもとで、不自由な生活を強いられることになってしまう。

これで韓流スターの仲間入り?!確実に9頭身です。


 ファン・チャンビン(ウィリアム役)
生年月日 :1985年10月29日
デビュー :2007年 Tomboyモデル
イギリス、ロンドン出身の貴族。東洋の陶磁器の魅力に心酔し、長崎行きを決意する。乗った船が暴風雨に見舞われるも、なんとか命拾いをし、ボジン(ソウ)に出会う。語学のセンスがあり、難しい朝鮮語も、そしてタムナの方言までも、めきめきと習得していく。初めは洞窟に隠れて暮らしていたが、だんだんと自分の存在に気づく者が増え、ハプニング続きの毎日を送るようになる。

今回ドラマデビュー。モデルをされていたとのことで、さりげない仕草も様になります。


 イ・ソンホ(ヤン役)
生年月日 :1981年12月14日
出演作品 :ドラマ「雪の女王」(2006年KBS)、ドラマ「サマービーチ~海辺へ行こう」(2005年SBS)他
秀吉の朝鮮出兵の時、親が日本に連れて行かれたため、日本で生まれ育った朝鮮人のヤン。親の期待とは裏腹に、日本人の名を名乗り日本人のふりをして生きてきた。長崎の貿易港で働いていたが、ひょんなことから東インド会社に就職することになり、国籍をオランダに変えてしまう。そしてウィリアム(ファン・チャンビン)はそんな彼の大事な顧客の一人であった。長崎行きを熱望するウィリアムとウィリアムの母の要望を受け、ウィリアムとともに乗船したが、そのせいでとんでもない事態に巻き込まれてしまう。

写真撮影のときは「たくさん撮ってくださいね!」と気さくに声を掛けてくださったソンホさん。さっぱりとした目元とさわやかな笑顔が魅力的!

★★★俳優の方たちのインタビュー!★★★



 Q.撮影現場の雰囲気はどんな感じですか?
ソウさん: 済州島で4~5ヶ月ほど撮影したんですが、実は上京するシーンや付加的に必要なシーンなどを、パジュ、安東、安西、扶余などの各地を行ったり来たりしながら撮ったんです。
ジュファンさん:もちろんメインは済州島ですけど、シーンに合わせて場所を変えて撮ったんですよ。
ナビ:そうなんですね…すべて済州島だと思ってました…。
ジュファンさん:撮影現場の雰囲気はいつも和気藹々としてます。年齢もみんな若いので、わいわいがやがや、楽しい雰囲気ですね。


 Q.済州島で撮影しながら、印象に残る場所は?
ソウさん:特に済州島は景色がとってもきれいで、大自然の中なので、印象深いところはたくさんあるんですが、その中でも洞窟がとっても印象に残っています。
ナビ:ウィリアムが隠れている洞窟のシーンを撮った、あの洞窟ですね?
ソウさん:ええ、済州島の端っこにあって、船に乗って行かないといけないんですが、画面ではとてもキレイに見えますよね?!でも実際は…虫が…もうCG画面のように人が近づくと岩肌をザーーーっと這って逃げていって…。塀という塀がすべて虫だらけで…。
ジュファンさん:パダパクィボルレといって、真っ黒の虫です。そこは観光用に開発した洞窟ではなく、自然そのまま残っているところなんで、虫たちも普通に生息していて…。

 ナビ:その洞窟の名前は?!
ジュファンさん:名前はあるのかよく知りませんが、済州島の端っこにあるソッチコジのところにある洞窟です。
ソンホさん:私は金寧(キムニョン)海水浴場で撮影することが多かったんですが、ほかの海水浴場のように人が多くなく、開発されていない部分があり、昔の景色がそのまま残っているんです。そこがとてもキレイで個人的に印象に残ってます。
ナビ:そういえば、先日うちの社長が金寧(キムニョン)海水浴場で撮ってきた写真を見せてもらったんですが、とってもキレイでした。


  Q.済州島で撮影中は現地で食事をされますよね?おいしかったメニューは?!
ジュファンさん:ソンゲアルミヨックッといって、ソンゲアル(ウニ)が入っているワカメスープです。日本の方も好まれる味じゃないかと…。
ナビ:ほかにも済州島ならではの料理がたくさんありますよね?海鮮鍋とか、太刀魚とかは?!
ジュファンさん:ほかの料理もおいしかったんですが、ありきたりなんで。ちょっと変わったというか、済州でしか食べられない料理がやはりイイですよね?!ソンゲアルミヨックッ、おいしかったです。
ナビ:少し意外です…。以前食べたことがあるんですが、韓国の方はウニの生臭さが苦手な方が多いかと…?!
ジュファンさん:あ…おいしくないところで食べたんですね…(笑)。有名ところは本当においしいですよ。
ソウさん:フッテジ(黒豚)もおいしかったです。やっぱり済州島で黒豚ははずせません。それから、チョンボッ(アワビ)。撮影が大変だとよく食べてました。チョンボッというと、ソウルでは高級料理のうちの一つで、専門店に行かないと食べられませんが、済州島だとどこにいっても食べられるんです。高級なアワビを…しかも、すごく大きなものを、気にせずたくさん食べられて、まさに済州島ならではですね。



 Q.海女さん役なので、海に潜るシーンが多いと思いますが、実際にアワビを採ったことは?!
ソウさん:
アワビではないんですが、ムノ(タコ)は捕ったことがありますっ。水がとてもきれいで、潜ったときに見えたので、そのまま手づかみで捕って食べましたっ。
ナビ:ええ?!そのまま?!一人で?!
ソウさん: (笑)1人でぜんぶ食べちゃったみたいです・・・。
ジュファンさん:一口でぺろっと?!(笑)。


 Q.今回のドラマの内容を見ると、典型的な韓国の人気ドラマによく出てくる出生の秘密、家の事情などといった内容がまったく含まれていなく、韓国ドラマ界でも新しいタイプの作品と聞いていますが、台本を見たときの感想、そしてドラマの内容に対する負担などは?!

ジュファンさん・ミンホさん:負担というより、むしろ挑戦したいと思いましたね。
ジュンファンさん:今までのドラマを見ると、家庭のことが多く、医者、検事、財閥2世とのラブストーリーなど、ある意味、上流階級のドラマが多かったんですが、このドラマは実際に朝鮮時代に生きていた平民の生活の姿をもとに描いた作品で、他のドラマとはかなり違うドラマに仕上がっていると思います。

ソウさん:実際にあった事件をもとにしたドラマなんですが、他のドラマのような個人的な内容ではなく、国規模の大事件になるほどの内容をコミカルに、溌剌に、くだいて描いた作品になってます。外国人の方から見ると、韓国ドラマがどれも似たような内容…という印象が強いと思いますが、逆にこのドラマは典型的な韓国ドラマの内容を含んでいないので、新しいジャンルのドラマとして楽しめるんではないかと思います。



 Q.日本でも10月26日から放映スタートしますが、日本の視聴者にこのシーンは必ず見て欲しい!というシーンがあれば?

ジュファンさん:
1シーンというのではなく、(こぶしに力入りつつ…)僕たちのドラマ全シーンを見ていただきたいですね!!全体的にとてもキレイに撮れているんで。
ソウさん:最初はファンタジーメロで始まるんですが、中盤にさしかかる部分で、瀕死の状態から助けてもらうシーンがあって、そのときにミンホオッパの華麗なアクションシーンもありますし、パク・キュが生死をさまようような緊迫するシーンが出てくるんですが、それがとてもかわいそうで、悲しいシーンもあります。それから、私のために周りの男性を苦しめるシーンがあるんですが、刺客に狙われるシーンは女性の方たちにとって感動的なシーンではないかと思います。
ナビ:幸せですね。こんなかっこいい男性たちに守られて?!
ソウ:(即答)ええ、幸せです!!(笑)


 Q.韓国語が本当に上手ですが、撮影中に大変だったことは?

チャンビンさん:韓国語で苦労したことはありませんでした。ただ、大変だったといえば、朝鮮語ですね。時代背景が朝鮮時代なので、そのころ独特な表現や言葉があるので、それが大変でしたね。単語を辞書で調べながら内容を把握して、ジュファンに聞いて教えてもらってました。
ジュファンさん:チャンビンにとって難しい単語があったら、例を挙げて分かりやすく説明したり。僕らは新人だから、お互い助け合うのはあたり前です。


 Q.今回のドラマはキャラクターに合う新人俳優をキャスティングしたと聞いています。先輩、後輩が混じっている作品と比べて、今回の作品の違う点があるとすれば?!

ソウさん:私たちは新人俳優なので、足りない演技力や、不自然な設定のためにキャラクターに没頭できないといったことより、一発やってやろう!みたいな気持ちで団結していた気がします。特にミンホオッパは専攻が演習学科で、こっそりオッパにどうすればいいか聞いてから演じたり…。監督に聞くというより、自分たちで悩み考え、相談しながら、工夫しながら作品を作っていこうという気持ちで演じていました。先輩やスタッフに、気持ちで負けないように、いつも気を張っていたところはあったと思います。
ミンホさん:それぞれ長所があるわけで、足りないところはお互い埋めあって、チームワークで作品を作っていく雰囲気がありました。
ソウさん:とりあえず、個人的にはとっても幸せでしたっ(笑)



 Q.大韓民国映画大賞・新人賞を受賞後、作品を決めるにあたって、何か変わったことは?!

ソウさん:
実は受賞する前にこの作品をすることがすでに決まっていたんです。もともといろんな役割をしたいとおもっていましたし、これからもいろんな役に挑戦したいと思っています。またこの中から新人賞の受賞者がでるんじゃないかと・・・。


 Q.印象に残っているシーンやエピソードがあれば?!

ジュファンさん:この質問を受けると少し困ってしまうんですが、さっきも言ったように撮影現場の雰囲気が全般的にわいわいがやがや楽しくて、特別にお話するエピソードを選ぶのが難しいんですよね…。
ソウさん:つい最近撮ったばかりなんですが、後半部分でウィリムとのキスシーンがあったんです。で、普段からチャンビンが私の「ウィリム」という発音がかわいいと思っていて、深刻なシーンでもその名前を呼ぶときの発音がおかしかったみたいで…二人で噴き出してしまって…キスシーンを撮るのがとても大変だったんですよ。


 Q.ソウルでよく行く場所、レストランは?

ソウさん:
ご覧の通り男性が多いので、お酒を飲むことが多いですね。個人的に昔はそんなにお酒を飲まなかったんですが、サケ(日本酒)を一度飲んでみたらおいしくて、みんなでよく行くのが、清潭洞の「チッ(家)」です。
ジュファンさん:お店の名前が「チッ」なんです。JYP事務所の近くです。

ありがとうございました。これから残りの撮影がんばってください!日本での放映を楽しみにしてます!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-08-31

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