毎年恒例イベント、お祭り、映画・演技・歌謡大賞の授賞式などをまとめてみました!
こんにちは!ソウルナビです。ソウルはなにかとイベントが多い街!ソウルは海外から、そして地方から、たくさんの観光客が常にやってくる観光都市。毎月いろんなイベントが開催されています!そんなイベントを、2ヶ月ごとに見ていきましょう!また毎年受賞される映画賞や、年末に行われる各テレビ局の演技大賞や演芸大賞番組もチェック!
<1月・2月>
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旧正月 秋夕と並んで韓国最大のイベント、旧正月。ソルラルともいいます。この旧正月といえばおなじみ、民族大移動!ソウル駅や空港、高速道路は帰省する人で大混雑。この時期、地方への移動を考えている旅行者はちょっと要注意です。多くの住民が地方に里帰りしたソウルは、多くのお店がお休みになります。でも、いつものソウルとは違った、静かなソウルが味わえるかも。また旧正月に合わせ、南山コル韓屋村や古宮では旧正月の民俗行事のイベントが行われます。
時期:旧暦の1月1日(1月中旬から2月中旬、年により異なる)
場所:南山コル韓屋村、景福宮など
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テボルム旧暦で新年を迎えて最初の満月の日、旧暦1月15日をテボルムといい、民俗行事が行われたり、デボルム料理の五穀飯(オゴクパッ)を食べたりします。
時期:旧暦の1月15日(1月下旬から2月下旬、年により異なる)
場所:南山コル韓屋村
<3月・4月>
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三一節3月1日は新年度の始まりの日であると共に、1919年3月1日の独立運動を記念した日。この日、除夜の鐘で有名な普信閣や仁寺洞ではイベントが行われます。
時期:3月1日
場所:普信閣など
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汝矣島桜祭り桜の開花時期によって毎年日程が変わりますが、桜並木が続く汝矣島の輪中路はこの期間、歩行者天国となり、ミニ公演などが行われます。
時期:4月上旬~中旬
場所:汝矣島輪中路
<5月・6月>
5月は燃灯(提灯)祝祭や地球村ハンマダンなど、中心部で大きなイベントが開催されます。また大学では学園祭が開催される時期でもあります。
■「高宗・明成皇后嘉礼式」再現(春)毎年春、秋の2回、朝鮮王朝最後の王である高宗とその王妃、明成皇后との嘉礼儀式を再現したイベントを開催。王妃として策命を受ける「妃受册儀」と、国王が王妃を迎える儀式の「親迎儀」で構成されています。式が終わった後、記念撮影も可能。
時期:4月中旬
場所:雲峴宮
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宗廟大祭(チョンミョデジェ)毎年5月上旬、鍾路(チョンノ)にある宗廟(チョンミョ)公園で行われる朝鮮王家である李氏の祭礼。ユネスコ世界無形遺産に指定された韓国の伝統祭礼儀式です。午前中は王様の行列、午後からは王朝歴代の王や王妃のチェサ(祭祀)が行われます。
時期 : 5月上旬
場所 :宗廟
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燃灯(提灯)祝祭&パレード4月の下旬あたりから町中にあふれる提灯。毎年5月に迎える釈迦誕生日あたりは町中が提灯で埋め尽くされます。そしてハイライトは鍾路で行われる提灯行列!夕方から夜にかけて、鍾路を巨大な光のオブジェが練り歩きます。この間にソウルにいらした方は必見!
時期:4月下旬~5月中旬
場所:鍾路一帯(東大門~曹渓寺)、曹渓寺前
■釈奠大祭(春)儒教の創始者である孔子の徳を讃え、追慕するための祭礼。孔子を祀っている祠堂である文廟で行われます。釈奠大祭(ソクチョンテジェ)は成均館大学の大成殿で孔子をはじめ、孔子の弟子(4聖)と韓国の名賢(十哲と宋朝六賢)16位など全部で21位の位牌を祀り、全国にある232の郷校でも同じ日に同時に行われます。
時期: 5月中旬
場所 : 成均館大学・大成殿および全国の郷校
■利川陶磁器フェスティバルソウルから車で約1時間、品質の高い青磁や白磁の産地として知られ、多くの窯場が集まる利川(イチョン)で開かれる陶磁器関連のイベント。陶磁器の販売だけでなく展示や試演、体験、公演などさまざまなイベントが開催されます。以前は4月から5月に開催されていましたが、2013年から9月からになりました。
時期:4月下旬~5月
開催場所:京畿道・利川市ソルボン公園・陶芸村一帯
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端午祭り旧暦の端午の節句に合わせ、南山コル韓屋村などで行われるイベント。
時期:旧暦5月5日(6月ごろ)
場所:南山コル韓屋村など
<7月・8月>
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富川国際ファンタスティック映画祭1997年からスタートした映画祭。富川(プチョン)はちょうどソウルと仁川の中間あたりにある京畿道の町。釜山や全州の有名な映画祭はソウルからどうも遠くて…という方でも、富川なら寄ることができますョ!
時期:7月下旬
場所:京畿道・富川
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仁川ペンタポートロックフェスティバル韓国最大規模のロックのお祭り。国内外の有名アーティストが大挙参加します。7月下旬または8月上旬の3日間開催され、ロックの世界にどっぷり浸かれます!
時期:8月上旬
場所:仁川
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ソウルフリンジフェスティバル/Seoul Fringe Festival芸術の町、ホンデ(弘益大学)エリアを中心に繰り広げられるアートなイベント。アンダーグラウンドカルチャーの発信地として知られる弘大エリアの特徴を生かし、公演、展示、クラブイベントやストリートパフォーマンスなど、さまざまなイベントが行われます。
時期:7月下旬
場所:弘大(ホンデ)
<9月・10月>
■秋夕/チュソッ旧正月と並んで韓国最大のイベント、秋夕(チュソッ)。またはハンガウィとも。この秋夕といえばおなじみ、民族大移動!ソウル駅や空港、高速道路は帰省する人で大混雑。この時期、地方への移動を考えている旅行者はちょっと要注意です。多くの住民が地方に里帰りしたソウルは、多くのお店がお休みになります。でも、いつものソウルとは違った、静かなソウルが味わえるかも。また秋夕に合わせ、南山コル韓屋村や古宮では旧正月の民俗行事のイベントが行われます。
時期:旧暦の8月15日(9月から10月上旬、年により異なる)
場所:南山コル韓屋村、景福宮など
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社稷大祭/サジッデジェ毎年9月か10月に行われ、重要無形文化財第111号に指定されているお祭り。地をつかさどる神様である「社(サ)」と五穀をつかさどる神様である「稷(ジッ)」を奉る儀礼として、宗廟祭礼(チョンミョチェレ)とともに朝鮮時代の重要な祭礼の一つでした。内容は国楽演奏、祭礼儀式など。入場料は無料です。
時期 : 9月中旬の日曜日
場所 : 社稷洞社稷公園内 社稷壇
■釈奠大祭(秋)儒教の創始者、孔子の徳を讃え、追慕するための祭礼。孔子を祀る祠堂である文廟で行われ ます。釈奠大祭(ソクチョンデジェ)は成均館の大成殿で孔子をはじめ、孔子の弟子(4聖)と韓国の名賢(十哲と宋朝六賢)16位など全部で21位の位牌を 祀り、全国にある232の郷校でも同じ日に同時に行われます。
時期:9月
場所 : 成均館大学・大成殿および全国の郷校
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日韓交流おまつり2005年から行われている日本関連のおまつり。以前は中心部のソウル広場で行われていましたが、現在はCOEXが会場に。日韓から30団体(400~500人)が参加し、日本各地のさまざまなお祭りがソウルで楽しめます!
時期:9月中旬~10月初め
場所:COEX
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Hi Seoul Festival/ハイ・ソウル・フェスティバル2003年からスタートしたHi Seoul Festival。以前は季節ごとに4回行われたこともありますが、1年に1回開催されています。時期も以前は5月のゴールデンウィークがメインでしたが、現在は10月上旬に。また場所も以前は漢江公園などソウル全域で行われましたが、現在は中心部の光化門広場を中心に。内容はアートをメインにした、市民参加型のイベントが多いのが特徴。
時期:10月上旬
場所:光化門広場
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ソウル世界花火大会2000年に第1回が開催され、なんどか中断されながら続く花火大会。汝矣島の漢江公園をメインに、世界4カ国の花火の競演が行われます。
時期:10月上旬
場所:汝矣島漢江公園周辺
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ソウル薬令市・韓医薬文化祭り1995年からスタート。ソウルの漢方市場として知られる京東市場(キョンドンシジャン)で、毎年10月ごろに行われる文化祭りです。韓方茶、韓方料理作り、お餅試食、伝統衣装体験、伝統遊び体験などといった多様なイベントが行われます。
時期:10月中旬
場所:薬令市場(京東市場内)
■「高宗・明成皇后嘉礼式」再現(秋)毎年春、秋の2回、朝鮮王朝最後の王である高宗とその王妃、明成皇后との嘉礼儀式を再現したイベントを開催。王妃として策命を受ける「妃受册儀」と、国王が王妃を迎える儀式の「親迎儀」で構成されています。式が終わった後、記念撮影も可能。
時期:9月中旬
場所:雲峴宮
<11月・12月>
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ソウルランタンフェスティバル2009年からはじまった祭り。11月上旬からソウルの憩いの場である清渓川にはその年のテーマに沿った燈が飾られ、ソウルの夜を明るく照らします。また、さまざまな体験イベントや公演も行われ、会場はたくさんの人出でにぎわいます。
時期:11月上旬から中旬
開催場所:清渓川(清渓広場-三一橋あたりまで)
■市庁前広場にスケート場毎年、12月になるとお見目えする特設スケートリンク。すっかりソウルの冬の風物詩となっています。一時は光化門広場に設置されたこともありますが、現在はソウル市庁前のソウル広場に。11月末から工事が始まり、2月中旬まで開業しています。
時期:12月中旬から来年2月中旬
開催場所:ソウル市庁前ソウル広場
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除夜の鐘12月31日の大晦日、鍾路にある普信閣(ポシンガッ)では除夜の鐘がならされます。毎年年越しの時は大変な人出になるので注意しましょう。
時期:12月31日深夜から1月1日(年越し)
場所:鍾路・普信閣
地方のイベント
有名な地方のイベントもチェック!
<1~4月>
■珍島海割れ祝祭珍島郡古郡面回洞から義新面の芽島里の間の約2.8kmが、干満の差で海底の砂丘が広いところでは約40mの幅で海の上に道のように現れます。月に一度は必ず開く海だけど、せっかくなら祭りが開かれている期間に訪れたいもの!祝祭の時には、珍島固有の民俗芸術やコンサートといった公演が見られる特設ステージや、珍島名物の海産物が食べられる屋台などが会場内に立ち並び、島の人々と観光客が一つになり、大いに村は盛り上がります。
時期:3月~4月
場所:全羅南道珍島
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全州国際映画祭ソウルから鉄道で3時間、全羅道にある全州(チョンジュ)で毎年開催される映画祭。一般の映画館ではなかなか観られない映画も多数上映されるほか、監督、俳優とのさまざまなイベントも予定されています。開催期間や中国の連休や日本のゴールデンウィークと重なることもあり、海外からもたくさんの人が集まって、さらに盛り上がりそう。
時期:4月下旬から5月上旬
場所:全羅北道全州市内の映画通り・映画館
<5~8月>
■江陵端午祭(カンヌンタノジェ)江原道の江陵で開催される、端午の節句の伝統祭り。世界無形文化遺産に登録されています。
時期:5月~6月
場所:江原道江陵
<9~12月>
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釜山国際映画祭韓国最大の国際映画祭。世界各国からたくさんの作品が招待され、多くの作品が上映されます。メイン会場のセンタムシティの映画の殿堂をはじめ、海雲台やセンタムシティ、南浦洞でなどで映画祭関連のイベントも行われます。
時期:10月上旬
場所:釜山(センタムシティ、海雲台、南浦洞など
★映画の賞+各テレビ局の受賞式
毎年6月頃や年末に韓国映画のための映画賞が授与されます。授与式はテレビでも中継され、受賞作も話題に。
■百想芸術大賞(ペクサンイェスルテサン)1965年から、韓国の大衆文化芸術の発展のために設けられた賞。日刊スポーツが主催し、中央日報が主管。
時期:5月末~6月初め
場所:慶煕大学平和の殿堂(※2016年)
ホームページ:
http://isplus.joins.com/100sang/
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青龍映画賞(チョンニョンヨンファサン)韓国で歴史のある映画賞。1963年からスタートし、スポーツ朝鮮主催、朝鮮日報、KBS後援で毎年11月の下旬に行われています。
時期:11月下旬
場所:慶煕大学平和の殿堂(※2016年)
ホームページ:
http://www.blueaward.co.kr/
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大鐘賞(テジョンサン)映画部門の賞の中で唯一の政府主管の賞。1958年に開催された国産映画賞が1961年から現在の大鐘賞となりました。第一回目の受賞式は1962年から。予選は9月から始まり、以前は10月末か11月頭に授賞式が行われたけれど、最近は12月末に。
時期:12月末
場所:世宗大学コンベンションホール(※2016年)
ホームページ:
http://www.daejongfilmaward.kr/