フライドチキンのチェーン店「パパイス」でチキンからサイドメニューまで食べつくし~!
こんにちは!ソウルナビです。ナビが韓国で驚いたことのひとつに“韓国のチキン文化”があります。日本でチキンといえば・・・KFCくらいしか思い浮かばないのですが、韓国ではチェーン店から個人店、はたまたトラックを改造して道端で売っているチキンまで、数えきれないほどのチキン店があります。チキンをつまみにお酒を飲むのはもちろん、韓国ではチキン=出前は当たり前のこと。しかも真夜中まで配達してくれるところがほとんど。ただし配達を頼むにしてもお持ち帰りするにしても、注文する際はハンマリ(1匹)以上から・・・となると、旅行者の立場からしてみれば量が多すぎる・・・そこで今日は、旅行者でも気軽に“韓国のチキン文化”を体験できるフライドチキンのチェーン店「パパイス」のチキンをいろいろ食べ、ご紹介したいと思いま~す!
◆“チキン天国・韓国”はファーストフードでもチキンの美味しさが違う!
もともと鶏肉大好きなナビはタッカルビや参鶏湯、タッカンマリ、そしてチキンもよく食べるのですが、「ファーストフードはそれなりの味だろう」と勝手に考えていて、食べたことがありませんでした。そんなある日、知り合いがお土産に買ってきたのが「パパイス」のチキン。もらったものは食べなきゃ!ということで食べてみたら・・・うっ、美味い~~っ!! ハッキリ言って、いつも配達を頼んでいる某有名チキン店より全然美味しい!クリスピーなカリカリの衣に、日本のチキンでは体験した事のない鶏肉のやわらかさ。そしてちゃんと辛い!それからすっかり「パパイス」のファンになってしまったナビ。さすがチキン文化が盛んな韓国、ファーストフードでもレベルが高いんです!
◆「パパイス」とは
チキンが容赦なく辛いので、すっかり韓国発のチェーン店だと思っていた「パパイス」。マークに“ルイジアナキッチン”とあるように、1972年アメリカ・ルイジアナ州のニューオリンズで誕生し、今では世界20か国に店舗があるそう。日本では食べられないのが残念ですね(厚木基地や横浜基地にはあるらしいですが)。約200年前にニューオリンズで始まった秘伝の調理法“ケイジャンクッキング”を世界で初めて導入した「パパイス(Popeyes)」の名前の由来は、Popeyeにsを付けて“ポパイの家族”という意味と、Pop(大きい)Eyes(目)で目が大きくなるほど美味しくて面白いレストランという意味なんだとか。
◇◆ではメニュー紹介!◆◇
<ダブルセット(더블세트)>
13,300ウォン
セット内容:チキン4pc、ビスケット2、ポテト1(サラダに変更可能)、ドリンク2
☆フライドチキン
「パパイス」を代表するクリスピータイプのフライドチキン。衣はカリッとして、お肉がジューシー。韓国語でポクサルと呼ばれる胸肉部分のお肉も柔らか。何よりもスパイシーなのがクセになります。それもそのはず、衣の下は秘伝のスパイスで真っ赤になっています・・辛いのがあまり得意じゃない方は、少し冷ましてから食べて下さいね!
☆ビスケット
「パパイス」といえばチキンと同じくらい人気があるのが、このビスケット。表面はサクッといているのに、中はふ~わふわ!添付のイチゴジャムをたっぷり付けて召し上がれ~!食べたいセットにビスケットが入っていない時は、単品でも購入可能です。1個1,200ウォン。
☆フライドポテト
秘伝のケイジャンという料理法で味付けされているフライドボテト。他のファーストフード店の塩味ポテトとは一味もふた味も違います。味付けはされていますが、欧米風にトマトケチャップが付いてくるのでお好みでどうぞ。このケチャップとビスケットのイチゴジャムの袋が似ているので、話に夢中になってると間違えて付けちゃったりするので、気を付けて下さいね!(何度もやっちゃったので・・)
衣の下の赤いスパイスが見えますか?これが辛いんです!
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ビスケットはイチゴジャムと一緒に。相性バツグンです!
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<フィンガーフィレセット(핑거휠레세트)>
5,800ウォン
セット内容:フィンガーフィレ3pc、ビスケット1、ポテト1(サラダに変更可能)、ドリンク1
☆フィンガーフィレ
骨なしのフィレ肉を食べやすい形で揚げたチキン。こちらも衣はクリスピータイプ。フィレ肉とは思えないほど柔らかでパサパサ感がありません。日本ではあまりチキンにハニーマスタードを付けて食べませんが、一度経験すると忘れられない味になりますよ~!ただ困ったことに、このセットになると添付のソース類が3種(ジャム、ケチャップ、ハニーマスタード)になるのでちょっと面倒臭いですが、美味しく食べるために頑張りましょう!尚、フィンガーフィレの単品は2ピースセットで2,400ウォンになります。
フィンガーフィレセット内容。考えながら食べないとソースを間違えちゃう?
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フィンガーフィレにはハニーマスタードソースをつけて。
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<チリポボイセット(칠리포보이세트)>
5,800ウォン
セット内容:チリポボイ1、ポテト1(サラダやビスケットに変更可能)、ドリンク1
☆チリポボイ
ハンバーガーのような丸いバンズではなく、細長いバンズのサンドがポボイです。チリという名前だけに辛いのは覚悟していたのですが、緑のチリソースが思ったよりも辛かった・・。中身はレタス、ピーマン、フィレ肉といたってシンプルで味は薄目でした。韓国のファーストフードでハンバーガーを注文すると、なぜかプラスチック製のナイフが付いてくる場合があります。これはハンバーガーを切る為のナイフで、二人で半分ずつ食べれるようにと付いてくるものです。親切と言えば親切ですが、あまりエコじゃない気もします・・。付いてこない場合は、お願いするともらえますよ~!
お店によっては紙コップではなく、このように再利用できるカップを使用するお店も。
☆ドリンク
もう一つ、韓国のファーストフードで便利なシステムがあります。それはドリンクのリフィル(おかわり)が可能なこと。メニューにドリンクの大きさが無いので、おかしいなぁ?と思った方もいらっしゃるのでは?かくいうナビもその一人でした。だから2人で1つのドリンクを注文して2杯3杯お替りしてもいいんです!(あまりやりすぎるのはちょっと・・ですが)旅行者としてはなかなか言いづらいでしょうが、勇気を出して「リピル チョム ヘジュセヨ!」と言ってみましょう。
*ストローを忘れずに!!
韓国のファーストフードでは“ストローは自分で!”が原則です。普通はカウンターのレジ横にストローがあるので、そこから必要な分取って下さいね。特に持ち帰りの場合は、飲もうとしたら「ストローが無い!!」という事にならないように気を付けて下さい。と、経験者は語る・・
<ウィキドパック(위키드팩)>
12,500ウォン
セット内容:ウィキドチキンフレンチ1、チキンフィレサンド1、エビバーガー1、コーンサラダ1、コーラ2)
☆ウィキドチキンフレンチ
ウィキドチキンフレンチ。チキンとポテト、2つの味が楽しめる。
小さめのフィンガーフィレチキンとフライドボテトが一つのカップに入っているメニュー。上には甘めのタルタルソースのような味のソースがかかっています。
☆チキンフィレサンド
ご存知チキンフィレ肉をサンドしたハンバーガー。日本と違う点といえば、さすが韓国フィレ肉も辛いです・・。マヨネーズ味のドレッシングにレタス、トマト、ピクルスがサンドされていました。
ウィキドセット。*写真は単品でカボチャサラダを追加しています。
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添付のナイフで切る時は、包装されたままの状態で切るとうまく切れますよ!
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☆エビバーガー
チキンの「パパイス」でエビバーガーは少し邪道かと思いましたが、うん!美味しいです!韓国人の友人から「日本でエビバーガー食べたら、中にエビが入っててびっくりした」と言われたことがあったので期待してなかったのですが、普通に美味しいです。前述の友人の話は、韓国のエビバーガーのパテにはエビが見えないというのです。確かに日本よりはエビの存在を探すのに苦労しましたが、ここ「パパイス」のエビバーガーにはちゃんとエビが確認できました!
☆その他サイドメニュー
いかがでしたか?気が付けばあちこちにあるオレンジがメインカラーの「パパイス」。ちょっと小腹が空いた時も、疲れてひと休みしたい時も気軽に立ち寄れます。そしてお持ち帰りの場合は8ピースパック(単品と組み合わせで何ピースでも可)などもあるので、ホテルに持ち帰って、ビールを飲みながらゆっくり食べるのもアリだと思います。なぜかクセになる「パパイス」のチキン。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?以上、ソウルナビでした!