ミソがたっぷりのワタリガニを食べに仁川までショートトリップ!!
こんにちは、ソウルナビのナビSです。寒くなると美味しい海の幸が多くなるけれど、韓国でもコッケといわれるワタリガニの美味しい季節!もちろん、最近はしっかりと冷凍保存され、1年中美味しく食べられますが、やはり新鮮で旬な時期にいただくとそのおいしさも倍増!そこで今日は、韓国でも有数のコッケの産地として知られる延坪島(ヨンピョンド)付近で獲れる新鮮なコッケを食べに、延坪島からも近い仁川(インチョン)まで行ってみましょう~!仁川はソウルと地下鉄でつながっているので、日帰りのショートトリップの旅行先としてもオススメの場所。それではさっそく出発~!
ソウル市内からは1号線に乗って東仁川駅まで約1時間!
ソウル市内から地下鉄1号線に乗れば乗り換えなし、約1時間で仁川(インチョン)駅に到着。仁川駅で降りると、すぐ目の前にチャイナタウンがあります。時間がある方はこちらを散策してみるのもいいかも。カニを食べに行くには駅前からタクシーに乗って約10分、または市内バスに乗り、約30分ほどで市場に到着。バスは本数も少なく時間がかなりかかるため、タクシーの利用がオススメ。それではカニを美味しく食べさせてくれる仁川最大の市場、仁川総合魚市場へ、さっそくGO~
仁川総合魚市場とは?
魚市場の敷地面積は11,574平方m。魚市場の名の通り水産物を中心に取り扱っています。こちらは1902年、タッカンジョンで有名な新浦洞(シンポドン)に開かれた歴史ある市場で1975年、現在の場所に移転。現在は市場内に約500の店舗が軒を連ねています。鮮魚や活魚、干魚、塩辛、貝類、冷凍水産とそれぞれ種類ごとにお店が分かれているので、とても買い物のしやすいのが特徴。しかも、どれもこれもソウル市内よりもかなり安い値段!ワタリガニもたくさん売られていますが、貝やお刺身などもこちらでいただくことができます。またチャンジャなどのつまみ系もかなり安いので、お土産に買って行ってもいいかも。
お目当てはコッケ!!ワタリガニ~!
卵がこんなにいっぱい入っていますよ~と甲羅の中を見せてくれるお店も!
この時期、市場の中を歩くと一番多く売られているのがコッケ。どのお店で購入しても、市場内で調理してくれるお店に案内してくれるので、気に入ったお店やおばちゃんから購入しましょう。ほぼ韓国語のみでの買い物になるけれど、中には英語や片言の日本語ができるお店も。金額はカニの上に書いてある場合もありますが、その日その日で相場が変わってくるとのこと。ちなみに販売の単位はキロ販売で、ナビが訪れた日の相場は、とれたてのコッケが小さく卵もそれほど入っていないもので28,000ウォン/キロ、手のひらサイズで卵もある程度入っているのが30,000ウォン/キロ、かなり大きめで一番身も卵もずっしりと入ったものが33,000ウォン/キロ。また冷凍のものはかなり安く、18.000~20,000ウォン/キロ。
コッケを食べよう!
市場内のお店でカニを買い、お店の方に
「여기서 먹고 갈 테니 안내해주세요(ヨギソモッコ・カルッテニ・アンネヘジュセヨ
=ここで食べていきますので、案内してください)」
と伝えれば、市場の正面から入って一番奥に数軒並ぶ調理専用のお店まで案内してもらえます。カニを買ったお店によって変わってきますが、調理代の相場はどこもほぼ同じ。カニの場合は調理代がキロ当たり7000ウォンです。
調理用のお店に入って約30分、カニが登場!真っ赤に染まったワタリガニ!大きい~卵も身もぎっしり詰まっています!これでキロあたり33,000ウォンのワタリガニが2キロ分。卵が多くて驚きますが、カニミソもたっぷり!甘くて濃厚なカニの味が楽しめます。やはり旬だから柔らかくて甘いのよ~とお店の方。甲羅にご飯を入れ、混ぜ混ぜしたいとお店の方に伝えれば、白いご飯は1つ1,000ウォン、ビールや焼酎は3,000ウォン。今回ナビSがこちら調理用のお店に支払ったのはカニ2キロの蒸し代に白いご飯3つ、合計17,000ウォンでした。
いかがでしたか?ソウルから約1時間で、こんなに新鮮で質の良いワタリガニがお腹いっぱいいただけるんです。カニ好きな方はもちろん、ワタリガニって小さくて食べるところがあるの?と思っている方も是非一度、仁川でコッケを食べてみてはいかがでしょうか?甲羅も柔らかく、身もしっかりとした甘さがあり、思っている以上に食べるところが多いので、満足度もかなり高いはず!冷凍でもよければ1年を通していつでもコッケが食べられますが、せっかくなので美味しい旬の時期に食べに行かれてみてはいかがでしょうか?以上、コッケでお腹いっぱいになったソウルナビのナビSが仁川からお送りしましました!