百済の最後の都、扶余(プヨ)のウォーキングフェスタで世界遺産と紅葉、イベントを満喫してきました!
こんにちは!ナビです。今回はご当地シャトルで1日だけのスペシャルツアーに参加してきました!ご当地シャトル、ご存知の方もいらっしゃるハズ。ハナツアー、韓国公社と各自治体が主管する韓国地方のラクラク日帰りツアー。ソウルからの交通費、日本語ガイド、食事、主要観光地の入場料がぜ~んぶ含まれたとってもおトクで楽しいツアーなんです。普段は5つの地方ツアーを催行していますが、今回の特別ツアーは1回こっきり!百済の最後の都として知られ、日本人にも人気の扶余(プヨ)のユネスコ世界遺産をなんと!2000人を超える大人数で歩いて巡るイベント「ウォーキングフェスタin 百済」にソウルから参加するツアーなんです!これもやっぱりご当地さん、ソウルからバスで扶余に行くのにも往復3万ウォン以上かかるのに、ツアー代金が2万ウォン!しかも、お土産もついているというからスゴイ~。今回も間違いなく超・超・お値打ちです。さっそく、行ってみよ!
「ウォーキングフェスタin百済」って?
ソウルからバスで約3時間、忠清南道(チュンチョンナムド)の南西部に位置する町「扶余(プヨ)」。百済の最後の都として、百済の歴史と文化が息づく扶余は日本の方が多く訪れる観光地としてもよく知られています。ここで2017年からスタートした「ウォーキングフェスタ in 百済!」。世界遺産にも指定されている百済歴史遺跡を韓国人も外国人もみーんな一緒になって楽しく歩いて巡るイベント。
文化体育観光部、忠南道、韓国観光公社の協同主管で開催されるこのフェスタは今年(2019年)で3回目。参加者は韓国国内の観光客、扶余郡民、百済文化に関心の高い日本人を中心とした外国人まで幅広く、年を重ねるにつれて増加しているとか。今年は事前に申し込んだ人だけでも2000人以上!現地申し込みを含めるとさらにたくさんの人が参加したと思われます~。
コースは扶余百済歴史遺跡地区の白馬江のクドゥレ渡船場から出発し、官北里(クァンブンニ)遺跡地と扶蘇山城(プソサンソン)、定林寺址(ジョンイムサジ)、宮南池(クンナムジ)まで。長さ5.1キロの道のりを約3時間かけて歩きます。コースを完歩すると、完歩メダルと記念品ももらえます^^この時期、扶余は秋も深まり、扶蘇山(プソサン)の紅葉はもちろんのこと、宮南池の蓮池での菊展示も鑑賞できるんです!
<<本日のスケジュール>>
8:00 仁寺洞SM免税店集合
8:00~11:30 扶余に移動
11:30~12:30 昼食
12:30~ 13:30 イベント参加:百済衣装体験、フォトゾーン、オープンニングセレモニーなど
13:30~16:00 百済歴史遺跡地区ウォーキング
16:00~16:30 到着、記念品受領、ソウルへ移動
16:30~19:30 ソウル到着
さっそく、ツアーに参加!
8:00 仁寺洞SM免税店集合
10分ほど前に集合場所に着くと、わわわ、今日は大型バスが4台!参加者が多いです。伺ってみると、ソウル出発組は100人ほどいるとのこと。名前を確認してバスに乗り込みます。ナビは3号車!
8:15~11:30 扶余に移動
少し遅れて扶余に向かって出発!今日は天気にも恵まれ、楽しいウォーキングツアーになりそうです^^ガイドさんが、天気も良いので行楽客で道路も混むし、イベント会場も大混雑になるんじゃないか…とちょっと心配されてましたが、イベントは人がたくさんいれば、もっと盛り上がっていいじゃないかい??イベント初参加のナビは期待マンマン。途中、サービスエリアでトイレ休憩をしてから扶余郡に入りました。
11:40~12:20 昼食イベント会場に行く前にまずは昼食タ~イム。今日のメニューはポソッジョンゴル(キノコ鍋)です^^キノコと牛肉、餃子と野菜が入ったあったかい鍋。今朝は少し肌寒かったのでぴったりですネ。
レストランに着くと、もう料理がばっちり用意されていました。鍋の周りにはキムチやら、ナムルやら、サラダやら、小鉢によそったおかずがずらり~!ぐつぐつしていたお鍋もあっとう間に煮えて、さっそくいっただっきま~す!
キノコ鍋、というだけにいろんなキノコが入っています。しいたけ、しめじ、マッシュルーム、エノキ、きくらげにちょっと変わったキノコまでざっと6~7種類。カラシダレにつけてさっぱりと。牛肉もまあまあ柔らかく、野菜もたっぷり、モリモリ食べて、元気がでてきました~っ!
12:20~12:50 会場まで移動!
バスの中でまずはウォーキングツアー参加者用のワッペンが配布されました。ポスターのかわいいデザインそのまんま。ピンで背中に留めると、よし!なんだかマラソン大会とかに参加する気分^^気合が入ってきました!そのほか、抽選券と扶余の商品券も一人3000ウォン分いただきましたョ!
12:50~13:30 イベント会場に着きました!イベント会場、クドゥレ船着場の前でバスを降ります。駐車場には大型バスがズラリ~。あちこちから団体客が来ているんですね。まずはウォーキングのスタート地点に設置されたアーチの前で記念写真をパチリとやって、メイン舞台に向かいます。会場のイベントブースでは百済衣装体験、フォトゾーンなどが運営され、メイン舞台では準備体操やプレゼントクイズなども。「最高齢の方~!最年少の方~!」という司会者の質問に答えてプレゼントをもらった方がいたので分かったのですが、今回は5歳ぐらいのお子ちゃまから86歳の方までと年齢層も幅広い!また、世界各国から参加者が集まっていて、国際色も豊か!
13:30~16:00 百済歴史遺跡地区ウォーキング、スタート!!
オープニングセレモニーが終わるとすぐに、ウォーキングフェスタのメインイベント!ウォーキングがはじまりました!アーチを通るのもみんなでぞろぞろ列をなして進みます。
今日のコースはこんな感じ。白馬江のクドゥレ渡船場→官北里(クァンブンニ)遺跡地→扶蘇山城(プソサンソン)→定林寺址(ジョンイムサジ)→宮南池(クンナムジ)までの5.1キロ!
まずは百済の最後の城、サビの王宮跡といわれる官北里(クァンブンニ)遺跡。扶蘇山の南西部一帯に広がっています。ここでは百済の王様・王妃と宮女たちが立っているという演出が。雰囲気はもうサビですネ。実際には建物などはほとんど残っていませんが、王宮が蘇ってきそう^^記念に皆さん写真をパチリっ。
世界遺産の石碑も過ぎると、ここからは本格的な山道です。目指せ、扶蘇山城!山城とはいっても、白馬江と市内に囲まれた海抜100mほどの小山といったふう。緩やかな道を進みます。ここも紅葉がキレイです。寒くもなく、暑くもなく、歩くのに丁度いい気候。途中、伝統音楽の特設公演が行われていたり、蓮の花にお願いごとを書いて綱に結びつける、蓮花祈願などのお楽しみも。
百済の3人の忠臣を祭った祠堂である三忠祠(サムチュンサ)の辺りは紅葉がひと際キレイ。伝統家屋と調和して全体が一層華やか。写真を撮ったり、見学する方もたくさんいらっしゃいましたが、ナビたち一行はガイドさんの説明を聞いてそのままツアーを続けます。
三忠祠(サムチュンサ)
さらに進むと、扶蘇山城の入口、扶蘇山門が見えてきました。この辺りが距離的には中間地点ぐらいでしょうか。ちょっと疲れを感じたところで、おやつ配布場所が。待機していたスタッフがスタンプラリー用にパンフレットにスタンプを押して、おやつのミカンを1つ。さらに、一人、一人、ハイファイブ(日本でいうハイタッチ)の応援も。元気がでますネ。その場でミカンをもぐもぐやって、ウォーキング再開です!
山道が途切れ、市内を通って定林寺址へ。広い敷地にはお寺はなく、百済時代の5重の塔と高麗時代につくられた石仏が残っています。塔を中間にして、お寺入口のほうに蓮池が、一番奥に仏像という配置。お隣りには定林寺のミニチュアが展示されている博物館もあり。定林寺址を出ると、2度目のおやつ。スニッカーズのようなヌガーチョコバーをガブリっとやりながら、とうとうゴールに向かいます!
15:40~16:30 ゴール!!完歩しました~!
スタート地点と同じ黄色いアーチをくぐって、5.1キロ、歩き切りました~!!舞台では公演をやっていたり、特設テントではマッサージ体験、屋台も出ています。最後、宮南池の宝探しイベント!楽しみにしてましたが、もう終了してしまったとのこと。あ~もっと早く来ないとだめでしたね。のんびり歩きすぎたのかしらん…
食べ物屋台が並んでいます。
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ツアーの記念品もいただきましたっ!完走メダルと紅参ウォーターと靴下!
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ここで、バスでいただいた商品券が使えます。ナビは屋台でワッフルとマカロンをゲット。ん、甘すぎっ。たこ焼きとか、ホットサンドとか、海苔巻きにすればよかった…と思いながら、もぐもぐやりながら、宮南池のほうに進むと、菊花展示をやっていました。菊花アーチや菊花オブジェなどが続きます。夢中で写真を撮っていると、あっとう間に集合時間!イベント会場に急いで戻ると、ちょうど抽選会の真っ最中。ナビも合流して、バスでもらった抽選券を手に、もしかして?!とちょっぴり期待しつつ、最後の番号まで聞き逃すまい!と集中していましたが、結局当たらず…残念。でも、同じバスに乗った方の中で当たった方もいたみたい。商品は扶余の商品券5000ウォン^^
16:30~19:30 イベント終了、ソウルへ
イベントは終わりました!バスに乗り込み、ソウルに戻ります!いや~達成感とともに、心地よい疲れを体に感じながらバスの中でしばし仮眠を~。バスを降りる前にはツアーのお土産としてマスクパックとランニングマン体験館の入場券もいただいちゃいました^^
いかがでしたか?ナビは扶余はなんどか訪れていましたが、このウォーキングフェスタは初参加。見所を個人的にじっくり一つ一つ巡るのもいいけれど、こうしてイベントに参加するのもイイですネ。現地の人とふれ合いながら、イベントも楽しんで、百済の雰囲気と扶余の町をより身近に感じられます。また、個人で行くよりもこのご当地シャトルが大正解。今回ウォーキングツアー2回目、という参加者の方は、扶余は好きで何度も訪れていて、昨年は現地で直接申し込んだけれど、今年はこのツアーを利用してすっごくおトクだったと。来年も開催されたら、皆さんもぜひ参加してみてくださいネ!以上、ナビでした!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2019-11-15