韓国カリスマ俳優チャン・ドンゴン&イ・ジョンジェのコンビが送る今年最後の注目映画「台風」の記者会見へ潜入~!!
こんにちは!ソウルナビです。年末に近づき、青龍映画祭や大韓民国映画祭などといった韓国映画界のビッグイベントが目白押しの今日この頃、韓国映画界を揺るがすと予想される超大作映画「台風(邦題:タイフーン)」がついに完成!いよいよそのベールを脱ぎ、全貌が明らかになる記者会見が先日(12月5日)開かれました。監督は映画「チング(邦題:友よ)」、「チャンピオン」を手がけたクァク・ギョンテク監督、そして出演俳優は韓国の男前の代名詞チャン・ドンゴン、クールなスタイルが魅力的なイ・ジョンジェ、そして韓国美人スターの代表イ・ミヨン!!この映画は南北問題&友情&家族愛など多くのテーマが盛り込まれた期待作ということで1年以上も前からアジアを中心に話題になっていた作品でもあり。今回記者会見の開かれる「竜山CGV」にはたくさんの報道陣&ファンが集結~!作品だけでなく、映画「チング(邦題:友よ)」「テグッキウォヒナリミョ(邦題:太極旗を翻して)」での演技が好評だったチャン・ドンゴンの演技にも期待するところ!また、何を隠そうナビ&ナビママは、とても、すごく、かなぁ~りのチャン・ドンゴンファ~~ン!!期待いっぱ~い胸いっぱいでナビママの分までしっかり見て?!いやいや取材してまいりますヨ~!それではさっそく、行って見よ^^
12月5日午後2時、竜山CGVにて開催!!
待ちに待った韓国の銀幕トップスター!チャン・ドンゴン&イ・ジョンジェ&イ・ミヨンの最新作ということで、国内外のファンがたくさん詰め掛けました。館内は「台風」のポスターがいたるところに貼られ「台風」一色!いつになく記者に配られるpressカードの受付所付近もごった返し、映画スタッフと記者たちの間でひと悶着~。ナビもや~っとの思いで会場へ~。会場入口では厳しいセキュリティーチェックが行われ、マスコミと映画関係者、招待客以外は一切立ち入り禁止!!報道陣の多さが映画に対する期待度を表している気がしますよネ~!
いよいよ始まる舞台挨拶&試写会
先に訪れた報道陣は前列に団子状態になって場所取り~。その中にナビも入り込み、1番前を何とかゲット(うれしっ!!^^)!予定より約15分ほど遅れて、クァク・ギョンテク監督を先頭に役者たちが入場~~!ずば抜けて男前のチャン・ドンゴン、その後ろに映画「中毒」の公開で日本でも有名になった女優イ・ミヨン、映画「イルマーレ」で知られるクールガイ、イ・ジョンジェが続きます。いっせいにパチパチパチ!フラッシュ光線を浴びながら笑顔でご挨拶する皆さん~。「一生懸命作りました。ゆっくり楽しんで見てください!」「映画を見た後の皆さんの反応&評価がとても気になります。」などといった簡単な挨拶の後、さっそく試写会開始!ちなみに、ナビの前の前の席に主役の3人が座り、ナビは3人のナマ頭?!を見ながらの映画鑑賞となりました~~。^^
カ・ン・タ・ン映画解説!
ほんの少しだけ、映画のあらすじをご紹介しましょう。北にも南にも見放された海賊"シン"(チャン・ドンゴン)は朝鮮半島に対し激しい怒りを感じ、朝鮮半島に復讐することだけを目標に生きてきた男。一方、シンが敵であるにもかかわらず、シンの姉である"チェ・ミョンジュ"(イ・ミオン)を通してシンの心の痛みを知り、シンに対し憐憫の情に加え友情さえ感じる"カン・セジョン"(イ・ジョンジェ)。この2人は韓国が直面してきた悲劇的な現実を映し出したような関係であった。運命の渦のなかで2人の男は敵にも友にもなれず・・・。
映画を見終えた記者たちが迫る記者会見!
記者会見はこの会場でそのまま開かれるということで、映画のエンドロールが流れると同時に一斉にカメラマンたちが前へ移動~。場所取り争いが行われました ^^;監督&俳優陣は一度席を立ち、記者会見の準備へ~。ナビは今回も運良く再び1番前をゲット!10分ほどたって、いよいよ監督&俳優が登場、会見スタート!
Q.映画を撮り終えた感想は?監督:感無量ですね~。
チャン・ドンゴン:毎回試写会のたびに感じることですが、良い点よりも惜しい点がたくさん目に付いてしまって。皆さんがどのように感じられるのかとても気になります。今まで試写会で映画をまともに楽しんだことは一度もなかったような気がします~。
イ・ミヨン:今日初めて完成した映画を見たのですが、私の感想よりも皆さんがどのようにご覧になったのかが重要ですよネ。後で教えてくださいますよね?!(笑い^^)。ともかくよかったですね。
イ・ジョンジェ:以前撮影するとき大変だった瞬間が思い出されます。個人的には胸がじ~んと熱くなりました。
Q.映画「チング(邦題:友よ)」は観客800万人を動員するという記録を作りましたが、それに対し今回負担を感じられる部分もあるかと思いますが、「台風」では観客をどの程度動員できると考えておられますか?監督:最初の試写会で、監督が予想動員観客数について話すのは、どうかと思います。でも、よい結果が得られると確信しています。映画の質と主演俳優たちの演技、そしてシナリオを書くのに費やした時間を考えると悪い結果が出るとは思えません。
Q.映画の一部分に反米感情が込められているように思えたのですが・・・監督:特別に反米感情を込めて撮った場面はありません。ただ個人的には韓国がいくら大きな国であってもプライドをかけて自国を守れる国、独自の国になることを望み、そういった場面を撮りました。
Q.映画の中でチャン・ドンゴンさんは最初から激しい怒りの感情を演じ、イ・ジョンジェさんはずっと感情の変化を見せず、冷静さを維持されていましたが・・・チャン・ドンゴン:劇中の人物シンは初めからエネルギーを炎のように燃え滾らせるイメージ、そしてカン・セジョンはそんな炎のような人物であるシンを理解し、理性的に受け止める水のような人物に設定されていました。演技をしながら激しい感情を抑えがたいときもありました。本当はそういった冷静で理性的な人物を演じてみたかったのですが、実際にシンの経験が自分の身にふりかかったらと考えると簡単に対応できるとは思えません。そしてこの「台風」のシナリオを読んだ脱北者が涙したという話を聞き、このキャラクターは架空なのではなく、現実のことなのだと思いました。
イ・ジョンジェ:カン・セジョンは激しい感情を抱き、紆余曲折の激しい炎のような人物であるシンを理解し、受け止める人物です。水と同じ存在といえばよいのでしょうか。チャン・ドンゴンさんとイ・ミヨンさんが演じた脱北者たちを、寛大な心で理解する人物を演じようと努力したつもりです。
Q.2002年の映画「中毒」に出演してから3年ぶりに出演された作品ですが~。イ・ミヨン:普通、俳優が長い休みをとることはよくないと言われていますよね。でもよい作品に出会いたいとず~っと待っていたのですが、条件などがなかなか合わなくて・・・「台風」に出演することによって俳優がどんな作品に出会うかは運命だと思いました。また二人の男性俳優に比べ女性の出演比重が少ないので、どうして私がこの映画に出演することにしたのか不思議に思われている方がいるかもしれません。でもこの作品を見て「あぁ~イ・ミヨンが選ぶだけあるなぁ~。」と感じられたら私の作品選択は正しかったといえるでしょうし、もしまだ不思議に思ってらっしゃる方がいるのなら作品選択を誤ったのかもしれません。映画が完成したのを初めて見ましたが、同じ同僚として本当に二人の俳優(チャン・ドンゴン&イ・ジョンジェ)がステキに映っていたなぁ~と思いました^^!
Q.映画を見て、惜しい点は?
監督:映画の最初の部分とカーチェイスの部分が惜しかったように思います。これらの場面は撮影の後半に撮ったのですが、制作費の問題もあり、最初の予定より小規模な撮影で終わってしまいました。(笑いながら~^^)
最後のフォトタイム!記者会見が終わってフォトタイム!まずは監督と出演陣、次に俳優たちのみ、最後に俳優1人ずつ~。「ドンゴン氏とジョンジェ氏、背中をあわせてポーズを撮ってもらえますかぁ~?」という記者の言葉どおり、恥ずかしがりながらポーズを撮る2人の姿が印象的でしたぁ。
約1年2ヶ月かけて撮影された映画「台風」には実は日本のドンゴンファンの皆さんがエキストラ出演しているとか。彼の美しい容貌は世界をまたにかけて親しまれているようです。それはそう、韓国芸能人の間でも憧れの的になるほどですからねぇ~!!やっぱり生ドンゴンはカッコよかった^^!!
さて映画は韓国では12月14日から公開、日本でもいずれ公開される予定。早めに見たいわっという方は韓国旅行の際に見てみるのもよいかも。なかなかスケールも大きく、男性女性を問わずに楽しめる映画ではないでしょうか?!映画の内容についてさらに詳し~くお話ししたいナビではありますが、それはお楽しみということで、この記者会見のレポートはここまでにいたしましょう~。続きは映画館でご覧くださいね!以上、ソウルナビでした。
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記事登録日:2005-12-07