有名なイドンカルビを食べよう!

特有の香りと味、そして何といってもボリューム満点!カルビ10個が一人前で有名なイドンカルビ!

こんにちは、ナビ社長です。韓国といえば、韓国=焼肉=カルビ!!韓国に来てカルビを食べなければ、韓国に来た意味がな~いっ!!といってもいいぐらい、カルビは韓国を象徴する代表的な食べ物。その中でも韓国人が最高!と口をそろえてオススメするのがイドンカルビとスウォンカルビ!!あ~考えただけでもよだれが・・・。。。失礼しました。二東(イドン)と水原(スウォン)はソウル近郊に位置した地域で、ここのカルビがあまりにも有名なために、地域名にカルビをくっつけた固有名詞ができあがったのです。ちなみに、二東(イドン)はソウルから北に約70km離れた田舎の町、水原(スウォン)はソウルの南方約20kmに位置する大きな街です。
イドンカルビとスウォンカルビって?
イドンカルビとはしょうゆで味付けしたカルビ。一方スウォンカルビは塩で味付けしたカルビと、この2つのカルビの特徴はちょっと違います。他には、イドンカルビは小さめサイズのカルビが一人前10個、スウォンカルビでは大きなワン(王)カルビが出てくるのが特色。イドンカルビとスウォンカルビは他の地域のカルビに比べて、量、質、味とともにすべての面において比べものにならないくらい韓国では有名な場所です!!特にイドンカルビは量、スウォンカルビは質に定評があります。
まずはイドンカルビから
今回はまずイドンカルビをご紹介しましょう!(スウォンカルビは次回に期待してください!)イドンカルビは、特有の香りと味、そして何といってもボリューム満点のカルビで有名!人工調味料を一切使用せず、すべて自然産のヤンニョム(薬味)でカルビに味をつけ、お肉は分厚く切っています。その噛みごたえが人気の秘密とか!李朝末期までカルビは一般庶民が食べるものではなく、宮殿などで食されていました。その宮殿で仕えていた女官たちが仕事をやめ、ニ東でトンチミ(水キムチの一種)とカルビのセットを販売しはじめたことが由来とされています。
イドン地区って
二東(イドン)は、ソウルからバスで2時間半ぐらいかかる山村で、休戦ラインが近いせいか軍部隊が多い山に囲まれた地区。村に入ると川を横に挟んだ300mほどの道路両側に、イドンカルビの食べられる食堂村(!)があります。カルビ店がズラズラ~ッと並んでいて、どこに入ろうか迷ってしまいます!でも実は味、値段とともにどこも似たようなもの。どこのお店もウチの店が元祖だと主張してますが、実際は「ウォンジョイドンケゴッカルビ(元祖ニ東渓谷カルビ)」と「キムミジャハルモニチッ(キムミジャおばあさんの店)(031-867-4225)」の2店が元祖!約30年前、カルビは食べたいけどお金のない、近くの軍部隊にいる軍人さんに、普通サイズのカルビ1つを半分に切り、この半分に切ったカルビ10個を1人前にして販売を始めたのが始まりだそうです。
「イドンケゴッカルビ」
今回、訪ねたのは「イドンケゴッカルビ」!!カルビのお店が集まっている食堂街の川を渡る橋を過ぎると山の上側に大きな看板が見えます。なんと、ホールは280席もある大型カルビ店!いつも遠くからやってくるお客さんで満員。(^^)メニューはズバリ「イドンカルビ」!!1人前(20,000ウォン)食べるだけでもお腹いっぱいで動けなくなってしまうぐらいボリューム満点なのがここのお店のポイント!!欲張って2人前3人前なんてオーダーしてはいけません!イドンカルビには味付けしたヤンニョムカルビと味付けしていないセンカルビがあります。イドンカルビに来たからにはやっぱりヤンニョムカルビをオーダーすべし!カルビを食べ終えたら冷麺やテンジャンチゲでフィニッシュ。いっぱい食べたいっ、という欲張りさんは胃薬を用意しましょう。
これでイドンカルビについての紹介は終わりですが、ニ東でもうひとつ、忘れてはならないのがマッコリ(韓国伝統酒)!こちらもイドンマッコリという固有名詞ができちゃうぐらい韓国を代表するマッコリです。イドンマッコリを一杯やりながら食べるイドンカルビの味・・・たまりません!!またまた想像の世界へ・・・マッコリ一杯・・・カルビを一口・・・。ん~!これが韓国のホントの味!と強く心に思うのでした!!!(^O^)/ またニ東(イドン)は、カルビとマッコリ以外に温泉も有名!硫黄成分をもつ超大型温泉で、全国各地から温泉にはいろうと訪ねてくる人たちでいつも混みあっています。二東(イドン)を訪ねる旅行客の基本コースは温泉に入ったあとにイドンカルビとイドンマッコリで一杯!それでは、マッコリ片手にイドンカルビをもう片手に、どっちから食べようか迷ってしまう欲張りなナビ社長でした。(--;)
関連タグ:カルビ二東カルビ

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2001-11-06

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