5回目を迎えたソウルで一番のお祭り!熱いフェスティバルの様子を2回に分けてお届け!
こんにちは!ソウルナビです。毎年初夏のこの時期に行われているソウルの一大イベント「Hi Seoul Festival」!街中がお祭り雰囲気でいっぱいになるこのイベントは、今年(2007年)で早くも5年目を迎えました~!4/27の開幕式に始まり、5/6までが今年のイベント期間。今回は「漢江ミラクルフェスティバル」というキャッチフレーズで、今までのお祭りよりもより漢江にスポットライトが当てられているのが特徴。そのためヨイドやノドゥルソム、蚕室など漢江のそばにある地域が会場になっているんですョ。今日は4/27日から始まったフェスティバルのうち、前半部分を写真で一気にご紹介したいと思います!行きたくてもお祭りに参加できなかった方、しっかりチェックして写真でもフェスティバルを楽しんでみてくださいね^^それではさっそくいってみよう~!
■ ソウルサラン飲食祭 ~4/27(金)ヨイド~
韓国の伝統料理や簡単な食事などが食べられる食のお祭り。テントが並び、イスやテーブルが準備されていて、それぞれが食事を楽しんでいました。特にこの日はすぐあとに開幕式が行われるということもあり、開演を待つ家族連れが夕食を取る姿や仕事を終えた会社員達が1杯やっている姿も見られましたよ^^
■ 開幕式 ~4/27(金)ヨイド~
今年は開幕式も漢江の近くで行われることに!ヨイドの63ビルディング前に作られた特設舞台には、韓国を代表する歌手達が次々と登場してお祭りのスタートを華々しく飾ってくれました~!
キレイな火を出しながら空を舞う鳥に会場からは歓声が。
スター達がどんどんと登場!
キュートな「ソ・ジヨン」。川沿いの風でミニスカートをしきりに気にしてました^^
キュートな衣装で「キム・ゴンモ」登場。幅広い年代層から受け入れられていますね~
■ 民俗劇など~4/28(土)ノドゥルソム~
会場になったのは漢江に浮かぶ島「ノドゥルソム」。期間中は臨時バス停が作られていました。竜山(ヨンサン)駅から徒歩でも行ける、漢江を近くに感じられるスポットです^^
下の写真は安東(アンドン)から公演のためにやってきたみなさん!とても気さくな方々で、日本にも文化交流のため行ったことがあるそう!こんな身近なところで安東の仮面劇を観られるなんてうれしかったな~。「王の男」を思い出させる独特の言い回しなど、見ごたえ満点でした!
仕事の人も趣味の人も、カメラマンさんは寝転がりながらけっこう必死^^;
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「地元のお祭り」といった雰囲気そのもので、とっても和やかな空気が流れていました~
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■ 水中橋渡り ~4/28(土)ノドゥルソム~
漢江沿いに行ってみると、ここには水中橋渡りコーナーが!この橋は漢江に浮かべられたもので、ちょうど足元10~15cmほどの部分で漢江の水を感じられるようになっているんです!普段は眺めるだけだった漢江を「渡る」ことができるとっても貴重な経験~。それに普段は身近な存在とは言えない漢江の水を「感じる」ことができるのもオモシロイですね。かなり浅いとは言え水を歩くわけで、靴を脱ぐのは当たり前。さらに救命具も身に付けなければいけないという徹底ぶりでした~^^;
■ 忠孝の浮き橋渡り ~4/28(土)ノドゥルソム~
ニ村(イチョン)地区とノドゥルソムをつないだ橋!車の往来する大きな橋と違って、水のそばを歩きながら渡る体験ができるのがこの橋です。通行開始は4/30から始まっていて、5/6の18:00までを予定。車の通らない橋で漢江をゆっくり渡ってみる経験、なかなかないハズ!まだの人は今週末にどうぞ~!
■ 正祖パンチャ行列再現 ~4/29(日)昌徳宮⇒ノドゥルソム~
日曜の朝、伝統行列再現の行われる会場、昌徳宮(チャンドックン)に行ってみるとすごい人の数!まるで昔の韓国にタイムスリップしたかのように、伝統衣装に身を包んだ人たちも次から次へと出てきました。特に圧巻だったのが馬の数!このイベントのために集められた馬たちがたくさん集まった姿に子供達はおおはしゃぎしていました~!(でも、そのあと馬の「オトシモノ」のせいであたり一面大変な匂いがすることになるというオチあり^^;)このイベントには外国人の見物者がかなり多かったです。みんな韓国の伝統衣装に見入っていましたョ。ナビもここが現代&都心だということを忘れてしまいそうになりました~
<昌徳宮周辺>
かなりの迫力!
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イベントの間、一時あたりは大渋滞に~^^;
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<明洞・南大門市場>
出発から1時間、列が明洞から南大門市場の横を通って南大門へ向かいます。昔の衣装の行列が現在の大通りを練り歩く~!
■ 朝鮮時代軍礼隊列儀式 ~4/29(日)南大門(ナンデムン)から市庁(シチョン)まで~
李朝時代の軍隊が南大門から市庁前広場へ行進!市庁前では軍隊が武芸などを披露、観客から大きな喝采を浴びていました。
■ 地球村ハンマダン ~4/29(日)市庁(シチョン)前(ソウル広場)~
<屋台>
ペルーやブラジルなどのラテンアメリカからインドネシア、ベトナムなどの東南アジア、中国、モンゴル、日本などの東アジア、レバノンやエジプト、トルコなどの中近東、ロシアやベラルーシ、チェコ、ドイツなどのヨーロッパ、そしてアメリカ、オーストラリアなど、今年も世界48ヶ国の屋台がソウルに勢揃い。普段ソウルでは見慣れないエスニックな雰囲気に包まれました。お店は世界の各エリア別に並び、それぞれのお国柄が出た感じ。トルコやドイツなど人気のある屋台では長蛇の列が、また普段見慣れない料理にも人々が群がって興味津々でした。
<舞台>
タイ、ポーランド、トルコ、タイ、インドネシア、ロシア、メキシコ、エジプト、中国などの国々の民俗舞踊が特設舞台にて。いろんな国の公演を見ていると遠い異国同士がどこか似ていたり、不思議な文化のつながりが感じられます。最後は韓国のB-Boyとサムルノリ公演。サムルノリのリズムに合わせ、最後は出演者がみんな芝生の広場に繰り出し輪になって暗くなるまで踊っていました。
広場では芝生に寝っ転がりながらのんびり見ている人も。また広場の周りには各国の民族衣装や楽器を体験できるコーナーもありました。
■ ソウル芸術体験広場 ~4/29(日)三清洞・北村~
伝統的な小物やお面などの手作り体験、また伝統遊び体験ができたのがここ。子ども達が集まって一生懸命色を塗ったり、道具を使ったりしている様子はとても真剣で楽しそう!同時に韓紙や韓国伝統餅の販売スペース、また書刻や似顔絵などを間近で見られるところもあり。大人と子どもが一緒に楽しめるものが多くてファミリーがたくさん来ていましたが、デートでやってきた若いカップル達も見られましたョ^^
■ 北村・朝鮮時代体験 ~4/29(日)三清洞・北村~
小学校がまるまる朝鮮時代の雰囲気に変身~!校舎も幕で隠されてかなり本格的。会場が小学校なだけに、中で行われているイベントも子ども達が楽しめる内容がメイン。伝統遊びや伝統芸術品つくりを始めとし、朝鮮時代の雰囲気にどっぷり漬かれる内容!ちなみにここで出されていた出店での買い物も、換銭所で朝鮮時代のお金に換金してからでないとできないという徹底ぶりでした~^^
いかがでしたか?Hi Seoul Festivalは漢江をはじめとしたソウルの見所スポットや文化遺産を身近に感じることができるいい機会!さらに韓国の伝統的な部分をたくさん見ることができるので、地元の人たちにも興味深いものになっています。もちろん旅行者にとってもすごく新鮮な経験になるハズ!このあとのイベントの様子はまたHi Seoul Festival 2007のレポート第2弾でお届けしたいと思いま~す!楽しみに待っていてくださいネ。以上、ソウルナビでした。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2007-05-04