10日間に渡るお祭りがとうとう終了!その後半から閉幕式までのハイライト集!
こんにちは!ソウルナビです。4月27日から5月6日までたっぷり10日間、ソウルのあちこちで多彩なイベントが行われたハイソウルフェスティバルがとうとう幕を閉じました。今年で5回目を迎えたこのイベントは期間・規模ともに過去最高!特に昨年(2005年)は市庁中心にゴールデンウィークの週末3日間だけだったことを考えると、かなり気合い入ってましたっ!人出も今までの中でも最高のにぎわいをみせ、外国人40万人をふくめ400万人を越える人がイベントを楽しんだそう。期間中にソウルに来ていた方も、道すがらにぎやかなソウルを体感したのではないでしょうか?それでは「Hi Seoul Festivalパート1」に続いて、後半部分のようすをお伝えしましょう!
■ ハイソウル市民スター誕生 (5/2 ~市庁前ソウル広場~)
平日の18:00~22:00という夜の時間にソウル広場で行われたこのイベントは、市民達が集まって歌や踊り、公演などを披露するもの!その堂々とした雰囲気や衣装の美しさなどは一般の市民ではなくプロなの!?と思ってしまったほど。区を代表して参加しているみなさんだけに、地元の人たちからの応援もにぎやか!たとえて言うならNHKの「のど自慢」のような、ローカルで温かいムードが漂うイベントになっていました~。
■ 世界綱渡り大会 (5/4 ~仙遊島~)
漢江に浮かぶ島の一つ「仙遊島」では5/3~5/5まで「第1回世界綱渡り大会」が開催されました!出発地点である仙遊島から向こう岸まで約1kmの距離を綱渡りをしながら渡りきり、そのスピードを競うという競技。バランスを取るための棒を持ちながら、高さ20mほどの場所に設置された綱を渡っていくんです。漢江沿いを歩いたことがある人ならわかる通り、川沿いは他の場所よりも風が強い!そんな風にも負けじとゴールを目指す選手達、そして無事に渡って!と祈る観客達。救助隊もすぐに出動できる状態で競技の行方を見守りました。それにしても漢江を綱渡りで渡るなんて、その発想自体がすごいですよね~^^
満足いく成績を出してうれしそうに島に戻ってきた選手。報道陣も取材!
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女性の参加者も何人か挑戦!応援の声もひときわ大きくなります。
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■ オリニナンジャン(5/5 12:00~ノドゥルソム)
この日は子供の日。普段は静かなノドゥルソムも、この日は子供たちの遊び回る姿であふれかえりました。広場にある各コーナーでは豆腐作りや藁工芸、うちわ作り、お面作りから餅つきなどを体験。ローラースケート場なところでは民俗遊びに興じる姿も。
■ 忠孝の船橋渡り体験 (5/5 12:30~ ノドゥルソム)
土の道を歩いていくと、船で出来た橋がありました。船で出来たとは思えないぐらい、しっかりしています。漢江の水面近くから見える景色が気持ち良かったです。ただ気温が上がったのでゴムのにおいがちょっときつかったかな。でもまたいつでも再現して欲しい橋です。
■ 清渓広場・こどもの日イベント (5/5 14:30~)
この日はこどもの日。去年は市庁前広場に登場したアトラクションが今年は清渓川広場に登場。清渓広場は子供たちの格好の遊び場となりました。
■ 韓流スターサイン会 (5/5 ~市庁前ソウル広場~)
「憧れのスターのサインがもらえるかも!」ということで、当日の会場にはソウル市庁沿いに市民の長~い列が。この日サインをするためにやって来たのは「高音不可」のギャグでおなじみのお笑い芸人「イ・スグン」「リュダム」、そして爽やか美人の「チュ・ジャヒョン」、さらに「神話」メンバーの中で弟的存在でおなじみの「エンディ」!彼らのサインを求めに日本からの観光客の方々もたくさんいらしていて、韓国語の本にサインをしてもらっていた方もいらっしゃいましたョ。4人の中で一番人気だったのはダントツで「エンディ」!彼が登場するなり聞こえてきた女の子達の絶叫はほんとにすごいものでした~!
「高音不可」コンビの2人(左がイ・スグン、右がリュ・タム)
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「キレイなお姉さん」の雰囲気、チュ・ジャヒョン
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エンディの登場時はけが人が出ないか心配しちゃったほど一時もみくちゃ状態に!ナビも目の前でその様子を見ながら「芸能人もつらいよな~」とリアルに感じたし、彼の人気度も改めて実感!下段右の写真はエンディのサインをもらって大騒ぎだった女の子から見せてもらったサイン。「かわいい〇〇ちゃんへ」と名前入り^^聞いてみると彼女、なんと朝の5時から並んでいたとか!!イベントがスタートしたのは17時過ぎなのにっ。すごすぎる!
一目見たいがために大変なことに・・・!
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好青年な雰囲気があふれ出ていたエンディ~
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サインをもらった人ももらえなかった人もとにかく大騒ぎ!
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早朝5時に並んでゲットした女の子のサイン~^^
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■ 韓流オーケストラ演奏 (5/5 ~市庁前ソウル広場~)
午後5時半頃には市庁前広場は観客で埋まり、舞台では韓流ドラマの主題歌・映画のOSTなどのモダンポップオーケストラ演奏がスタート。お馴染みの曲が流れてくるのを聞きながら、ナビは舞台横のフォトラインへ。ここでイベント前に芸能人のフォトタイム&インタビューがあるとのこと。最初に現れたのはチャングムの誓いでもおなじみのパク・ウネ。その後、イ・ユンミ&ジュ・ヨンフン夫婦が仲良く登場。舞台のキメのポーズをちょっとだけ見せてくれました。しかし・・・その次がなかなか来ない・・・。出演者と取材陣の折り合いが着かなかったのか??突然フォトライン中止!(なにぃ~)さっきから首を長~くして待っていた多くのカメラマンもそうですが、何よりもお目当ての芸能人を一目見ようと待っていたファンたちはどーなるの~?!取材陣がゴソッと減ってずいぶん寂しくなったところで芸能人がバラバラと数人フォトラインへ。そんな雰囲気の中、皆さんちゃんとポーズをとってくれました~。
■ 韓流ファッションフェスティバル (5/5 ~市庁前ソウル広場~)
トップバッターはSGワナビー!
オーケストラ演奏のあとは、ギャグマン「高音不可」が「(クデヨ)チャンピオ~ン♪」お馴染みの低~いヴォイスでやってましたっ。そして次はなんと大物の舞台が~!!そう、SGワナビー!フォトラインの雰囲気も一挙にふっ飛ばしてくれました。会場をみるとファンクラブの若い子が風船や名前の書かれたプラカードをフリフリ応援!
メインイベントスタート!
今回の韓流ファッションフェスティバルは、ファッションショー&コンサートが1~3部に分かれて行われました。ショーで紹介される作品は韓国の有名デザイナーによる全140着。モデルの中には韓国の歌手や俳優まで登場するとのことで、ナビも目を凝らしてしっかりチェック!またショーの合間に行われるコンサートは6人(組)の国内人気歌手が舞台を飾りました~。 !
~1部~
会場から黄色い声が聞こえてきたかと思ったら、エンディ登場!いつになく?!真剣なまざなしが印象的でした~。
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「死生決断」で数々の新人賞を獲得したチュ・ジャヒョン。今日はモデルに。
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キム・ヒョンジョン。さっきのフォトラインでの衣装、ファッションショー用だったんですね。
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先ほどはブルーのロングドレスだったキム・ヒョンジョン。夏らしいオレンジの衣装で登場!新曲、人気曲などをパワフルヴォイスで熱唱!トルリョラ~♪
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~2部~
パラン・SPY!
さわやかなパランの公演のあとはSPY(サイ)登場!途中、「リクエスト曲ありますか?ヒット曲ばかりで選ぶのに困るでしょ?」、「座っている人がいたら、私も座ってやります」なんてジョーダンを連発しながら、汗だくになりながら歌うサイと一緒に舞台はヒートアップ!ナビのカラオケ18番も出てきて・・・思わずジャ~ンプ!しそうなりましたが、ぐっとがまん。揺れると、写真撮れないんですよね(-_-;)
~2部~
パク・ウネ&パク・ヘジン。パク・ウネはハングルプリントのワンピース。
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ステキ~。ドラマ「噂の七姫」に出ていたコ・ジュウォン。
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ベイビーボックスリブのセクシー&パワフル舞台、つづいてパダ。
あれだけ踊っても声量がすごい!そうそう、リブが登場する前は会場から発狂?いえいえ、応援がすごかった~。
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パダの高い声が響き渡ります。
ミニスカートで踊って歌って会場も盛り上がり~。
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ラスト公演はソン・ホヨン!
「この記念すべきハイソウルフェスティバルの最後の舞台を、私ソン・ホヨンが担うことになって光栄です。」といいながら熱唱!途中からは後部席にいたファンたちも舞台の周りに集まり、盛り上がりました~。
■ 歴史パレード (5/6 15:30~)
宗廟から鍾路へ、鍾路から太平路を通って市庁前のソウル広場へ。韓国の歴史に沿った「歴史パレード」。高句麗から新羅、百済、高句麗から新羅、百済、統一新羅、高麗、朝鮮は李舜臣と各時代の著名な将軍とさまざまな色の武人が行進。
途中からは現在の軍人のパレードやら鼓笛隊やら自転車やら民族衣装やらT−Moneyやら、いつもの年のパレードに。
■ 熱気球体験 (5/6 ~クァンナル地区~)
普段はそばで見ることすらない熱気球に、実際乗ることができたのがこのイベント!ゴンドラの中に入り、フワフワ~っと上に上がって下を見下ろすことができる体験です。時間的には5分弱ですが、小さな子供達はもちろん大喜び!パパママ世代も童心に帰ったようにはしゃいでいて、思い出に残る貴重な経験になったみたい^^。「気球ってこんなふうに浮くんだな~」と、ナビも目の前で見ることができておもしろかった!(開催期間、特に天候が崩れるようなことがなくてよかったですね~)
■ 閉幕式 (6/6 ~市庁前ソウル広場~)
とうとう10日間の日程も残すところ閉幕式のみ!会場となった市庁前広場には午後6時すぎから徐々に人が集まり、開始時間の午後7時にはもういっぱいに!最後を飾る舞台はソウル市立交響楽団によるクラシック演奏。新ソウル市長オ・セウン氏も最前列で見守るなか、厳かにスタートしました。曲目はスメタナのモルダウ、美しく青きドナウ、火の鳥などお馴染みの曲で構成され、途中、2006年チャイコフスキーコンクールで優秀した天才バイオリニスト、16歳のチャン・ユジンちゃんも参加。あまりの熱演のためにバイオリンの弦が切れてしまうというハプニングもありましたが、すばらしい演奏を披露してくれました。最後はアリラン、そしてアンコール曲のソウルの賛歌は、舞台と会場が一体に!
閉幕式の途中、新ソウル市長オ・セウン氏から一言!
今回のイベントが市長就任後はじめての大仕事となった市長。その気合いは期間や内容にもかなり反映されたよう。また今回は漢江をこれから観光地として発展させようという意味もあり、今までは市庁中心だったものが、汝矣島、ノドゥル島など漢江周辺にも会場が増えました。場所がそれぞれ離れているので、移動が少し大変でしたが、その分、多様なイベントが楽しめたんではないかと思います。市長いわく、今年の経験を生かして、来年もさらにイベントを盛り上げたいとのこと。また今回特に人気だったミラクル橋は、期間を延長することが決定したそうですョ!漢江にかかる橋、一度歩いてみてはいかがですか?以上、ソウルナビでした。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2007-05-08