コンドレマンドレ飲み歩き!第3弾 ~ カロスキル編~!

今回はカロスキル在住の地元人と一緒に、しっとり&おしゃれなワインバーから地元人御用達の飲み屋にも寄っちゃう!

コンドレェ~、マンドゥレェ~!…こんにちは!ソウルナビです。このフレーズではじまる飲み歩き企画、「コンドレマンドレ飲み歩き!」。第3回目の飲んだくれエリアは、今ソウルで一番おしゃれな通り、カロスキル(街路樹通り) !カロスギルはご存知の方も多いですよね?!狎鴎亭と新沙駅の間にあって、おしゃれな服屋さんやレストラン、バー、カフェなどが集まっている通り。今まで第1回、第2回と江北(カンボッ、漢江の北側)の庶民的な町ばかりを飲み歩いてきましたが、今回は漢江(ハンガン)を南下!この企画初のおしゃれエリアでの飲み歩き!なので、もちろん「ワイングラスを片手に…」という感じのお店にも行きますが、地元人の案内で「カロスギルにこんなお店があったの?!」というような庶民的なお店にも行っちゃいますよ!さっそく、れっつごー!!

カロスギル(街路樹通り)へゴー!!

まずはカロスキルについて簡単にご説明を~。このカロスギルはカロス(街路樹)」と「キル(道・通り)」が合わさった言葉。その名の通りイチョウがズラ~っと並ぶ、街路樹の並木道になっている通りです。長さは約650mと短いですが、この通りにセンスのいい服屋さんや家具・インテリアショップ、そしておしゃれなワインバー、レストラン、カフェなどが集まっていて、洗練された雰囲気がありながら、セレブ達の集まる清潭洞のような堅苦しい雰囲気がないのが特徴。また、ここは最近話題のスポットですが、新しくできたわけではないんです。以前からギャラリーなどがあって2000年頃にはその数もたくさんあったそうですが、不景気などで多くのお店が移転・閉店することに。その後、ソウル市がこのあたりを文化通りとして選定、イベントなどを行って注目されるようになり、2006年頃からは通り自体が再び活気を取り戻してきて、いろいろなタイプのお店ができてきたというわけなんです。今ではこの通りにお店を出そうとしてもかなり高いらしく、裏通りにもお店が広がってきているんですよ!
メイン通り。人気なだけに、お店の入れ替わりがはげしいのがたまにキズ。
メイン通り。人気なだけに、お店の入れ替わりがはげしいのがたまにキズ。

メイン通り。人気なだけに、お店の入れ替わりがはげしいのがたまにキズ。

裏通りにもお店がどんどんオープン。おしゃれなお店が隠れています。
裏通りにもお店がどんどんオープン。おしゃれなお店が隠れています。
裏通りにもお店がどんどんオープン。おしゃれなお店が隠れています。
裏通りにもお店がどんどんオープン。おしゃれなお店が隠れています。

裏通りにもお店がどんどんオープン。おしゃれなお店が隠れています。

周りは普通の住宅街のような庶民的な雰囲気も。 周りは普通の住宅街のような庶民的な雰囲気も。

周りは普通の住宅街のような庶民的な雰囲気も。

さっそく、今回のメンバーをご紹介~!!

説明しわすれていましたが、このコンドレマンドレの意味は韓国語で「곤드레만드레(コンドゥレマンドゥレ)」と書いて、酔っ払ってフラフラになること、酔いどれ、のような意味!そして、今回カロスギルでの酔いどれツアー(?!)に同行するメンバーは、前回に引き続き、ナビ記者のおたみさんとあっきー、そして今回はなんと!カロスギル在住のお二人、ミコちゃんとデヨンくんも参加!この二人の案内で、地元人が知ってる、地元人御用達のお店なんかも紹介してもらって、地元人に混じって飲んだくれる予定~!!待ち合わせは午後7時。多忙な中、駆けつけてくれた新メンバーからご紹介!

 ミコちゃん(写真左)
デザイン勉強中~。日本が大好きで日本のドラマ、映画を毎日見て日本語を独学。普通に会話ができてしまうという語学的センスありありの彼女。日本にも数ヶ月フラッと遊びに行ったり、フランスに行ったり…と、思い立ったらすぐに旅に出ちゃう行動派。来月からまたフランスに4ヶ月行く予定だそう。そうそう、日本語のほかに英語、フランス語…と数ヶ国語話せるとか。

テヨンくん(写真右)
20代のデザイナー兼会社オーナー。先輩、後輩と一緒に4人でデザイン会社をはじめて2年、やっと面白くなってきたという誠実でイケメンの釜山サナイ(男児)!!お酒は…学生のときはかな~り「C1(シーウォン:釜山の焼酎)」を飲んでいたという、いけるくちの彼。会社をはじめてから酒絶ちし、ほんとに、ほんと!今回2年ぶりのお酒だそう。

 あっきー&おたみさん
ナビきっての酒好き、あっきー、そして雰囲気にのまれやすいおたみさん。あっきーは最近も毎日のように飲んでいるようですが・・・特にワイン好きとあって、今回かなり張り切りまくってます~。またおたみさんも初めての江南エリアで飲んだくれ~ということで期待!!

■19:10 1軒目はおしゃれにワインレストラン「HELLO」へ!


こちらはテヨンくんがよく行くお店だとか。地下にあり、イスも低め&クッションいっぱいのソファが壁際に設置され、座った途端になんだかくつろげます。向こう側には靴を脱いで座る席もあるみたい。店内は全体的に照明が落とされていて、自然とテーブル上のキャンドルの灯りに顔が集まって、飲みながらゆっくり話し込んでしまいそうな雰囲気(実際、1軒目なのにここでかなり長居した気が…)。キャンドル横のグラスにささっているのはタバコ?!っとスタッフに聞いてみると、勝手に吸っていいそう(ソウルで初めて見ました、タバコのサービス)。ここは不定期でフリーマーケットなどのイベントなんかもやるとか。
 さて、こちらではカロスギルの雰囲気に合わせて、まずはワインで乾杯することに。
あっきー「7時半までにワインを一本注文すると、ピザ1枚サービスしてくれるらしいんよ」っと。じゃあ、急いで注文しないと…といいつつ、ワインを検討中にスタッフに聞いてみると、「あ、そのイベントは先月末で終わりました」とのこと(残念~)。というワケで、まずはゆっくりワインをセレクトすることに。リストを見るとけっこうたくさんあるので、「すっきりとしていて、重みのあるレッドワイン」と伝えてスタッフが選らんでくれたのがこのスペイン産のワイン「プロトコルロティント」。まずはあっきーがワインのテイスティング~!
「おいしいいぃいいい!!うまっ!!」ということで、みんなに注いでもらっていざ、コンべ(乾杯)~!一口飲んだところで、スタッフが「こちらプレゼントです」とあっきーに。よく見ると、今飲んでいるワインのコルクを使って即席で作ってくれたケータイストラップ。
ミコちゃん、テヨンくん「すごい~、イップダー(パチパチパチ、拍手~)」
おたみさん「まだいたんだ~なんて思っていたら(笑)、ストラップ作ってたのね~。ステキ~」

 ワインのお供はピザ、そしてハニーチキンサラダ。
ピザのほうは生地も薄くて具も大め、ん、フツーにおいしい!そしてもうひとつのサラダ。チキンにハーブ入りのパン粉を掛けて焼いたもので、これがまたあまり期待をしていなかったからか…大好評。
ミコちゃん「まじ、おいしい~!!」
あっきー「これだけ食べにココに来てもいいかも~!」
この4人で飲んだのは初めてだったので、お互い自己紹介からはじまって、だんだん仕事のことや、人生のことなど話し込み…いつの間にか9時半!あらら…まだ1軒目なのに長居し過ぎたかも~。でも周りを見ると、ナビ一行より前にいたお客さんたちは皆さんまだ楽しく飲んでるし、さっきはぽつぽつ空いていたテーブルも、いつの間にか満員御礼!
おたみさん・あっきー「このくつろげる雰囲気がいいね~。時間があっという間に過ぎちゃうね」
とレジのほうに行くと、スタッフが「傘お持ちですか?」と(が~ん、雨が降ってきた?!)。4人で1本の傘に入るわけにもいかんし…と思って出てみると、小雨程度でひと安心。さっそく2軒目へ。外の寒さで一挙にワインの酔いも覚め…次もどんどん、がんがん飲むぞ~!!


 「HELLO」<お店の基本情報はこちら!>

◇◆◇お会計◇◆◇
ワイン×1本       40000ウォン
ハローピザ     12000ウォン
ハニーチキンサラダ  20000ウォン
――――――――――――――――――――――――――――
  72000ウォン

■21:50 2軒目はジモティ度100%!こんなお店がカロスギルに?!という「ハンジャンエ・チュオッ」

1軒目のお店を出てから歩くこと5~10分、ミコちゃんオススメのコチュティギム(青唐辛子のてんぷら)が人気というお店へ。「ココ、ココ」とミコちゃんが指したお店にみんな視線集中~!暗闇の中に現れたお店は…一瞬営業してるの?!と思ってしまうような、看板の店名も一部消えているお店。しか~し!!お店に近づいてみると、わぁっお~!!!人・人・人…地元のお客さんで大にぎわい!にぎわいまくり!!しかも中がけっこう広い!こんなところに、こんなお店があったなんて~。これはまさに地元人御用達店!場所的には、カロスギルのメイン通りから少し離れていて、狎鴎亭のほうに近いところ。
 まずはソジュでコンベー(乾杯)!
荷物の置き場なし、通りも狭いのでジャンバーなんかをイスに掛けていると、人が通ったときにズルっと落ちる可能性があるのでご注意を~。それはそうと、さっそく注文、注文!周りは皆さんチキンまたはてんぷらに生ビールを頼んでいる人が大半。焼酎派はちょっと少なめ。ナビ一行は2軒目だし、ビールだとちょっとお腹いっぱい…ということで、焼酎にコチュティギム(青唐辛子のてんぷら)、そして、この日はちょっと小雨も降って冷えていたのもあり、あったかいオデンタン(オデンスープ)に決定!
ふって、

ふって、

たたいて、

たたいて、

よっしゃー!

よっしゃー!

☆☆韓国の若いコたちが飲み会でやるゲーム、教えて?!☆☆
前回もナビスタッフにひとつゲームを教えてもらいましたが、今回はメンバーが若い!ということで、もしかして流行のゲームがあるかな?!と聞いてみましたぁ。よくテレビで見ていると、ワンゲーム(王様ゲーム)をやるみたいですが…今回はちょっと違うものをいくつか教えてくれましたョ。皆さんもやってみてください…ただ、中には真剣になりすぎて、酔えないかも…というモノも。

★ スプーンゲーム(?!この名前、勝手につけました。)
スプーンをテーブル中央にあるお皿にそれぞれ一本ずつ置いて、ハナ(いち)、トゥル(に)、セッ(3)でみんな同時にスプーンを裏(または表)どちらかにして、一人だけ違う場合はその人がお酒を飲む、というもの。これがまた、ハナトゥルセッ、ハナトゥルセッ、ハナセッ・・・とだんだんスピードアップしてくると、けっこう盛り上がります~。

★ハナ、トゥル、セッゲーム?!(こちらも特に名前はついてないよう。)
これはただ単に番号を順番に言っていくもの。メンバーの中から誰かが「ハナ(いち)」とスタートすると、次に誰かが「トゥル(に)」、そのまた次に誰かが「セッ」…と言っていき、最後に残った人がお酒を飲む、というもの。途中、同じ数字を同時に言ったらその二人がお酒を飲まないといけないので、タイミングよく番号を言ってとっとと抜けるのが決め手。これも人数が多いと面白いらしく、もうあちこちから「ハナ、トゥル、セッ、ネッ、タソッ、ヨソッ…」。慣れてくるとすごいスピードで回っておもしろいそう。
 ★パボゲーム(これは名前があり。「馬鹿ゲーム」)
名前の通り、馬鹿になる?!ゲーム。これが結構難しくて、自分では手の指2本を立てておきながら、口では2以外の数字を言うというもの。これもメンバーが順番で言っていき、手と口が同じになってしまうと罰ゲームとしてお酒を飲まないといけないというもの。慣れてくると、これもかなりのスピードできるようになるけれど、最後はあまりに続きすぎて、知らないうちに手と口が一緒になってしまって…しかもダレも気づかなかったりするそう。
 そうこうしているうちに、頼んだものが勢ぞろい!
さっそく、お店の人気メニュー、コチュティギムから。みんなで一斉にパクリ!うまっ!周りはサクサクッ、ただの青唐辛子の天ぷらと思った方、それだけじゃないんです。中にはミンチが詰まっていて、ピーマンの肉詰めを天ぷらにした感じ?!アツアツはやっぱりうまい!お酒が進んじゃう~!

パクリ、サクサク! パクリ、サクサク!
パクリ、サクサク! パクリ、サクサク!

パクリ、サクサク!

オデンタンもオデンがだくさん。ピリっと辛いスープが焼酎にぴったり! オデンタンもオデンがだくさん。ピリっと辛いスープが焼酎にぴったり!

オデンタンもオデンがだくさん。ピリっと辛いスープが焼酎にぴったり!

ここではゲームもしつつ、「イジェ シジャギヤ~<これからが(飲み会)スタートだ~!>」とだんだんお酒も進み具合もスピードアップ!ここで焼酎を…3本!そしていつの間にか時間ももう12時過ぎてるーーー。次、次行かないと!
ミコちゃん、テヨンくん「こんなに飲む日本人、初めてみたかも…(知り合いの日本の方は皆さん飲めないらしく・・・)」

 「ハンジャンエ・チュオッ」<お店紹介はこちら!>

◇◆◇お会計◇◆◇
コチュティギム 10000ウォン
オデンタン   9000ウォン
焼酎×3本   12000ウォン
――――――――――――――――――――――――――――
31000ウォン

■0:15 3軒目もジモティ度満点!ニンニク砂肝炒めが人気の「ヤンチョルジブン」!

実はここ、あとで気がついたんですが…マヌルタットンチッ(ニンニク砂肝炒め)で有名な元祖店はすぐ隣のお店だったよう…。もう酔っ払ってみんなよく分かってなかったのか?!さて、気を取り直して今回の3次会はこちら!2次会と同様カロスギルのイメージとは違う、かなり気取らない庶民的なお店「ヤンチョルジブン」!!こちらの看板メニュー、ニンニク&砂肝炒めで〆ることに!
ここで、ミコ&テヨンくんのお友達も合流して、7人で宴会スタート!
 やってきました、これがうわさのトンマヌルタットンチッグイ(まるごとニンニクと鶏の砂肝焼き)。
鉄板の上にアルミをしき、その上に同じ大きさのニンニクと砂肝がゴロゴロしてます。じゅーじゅーいいながら、香ばしい匂いがぷ~んぷん。ニンニクだけでなく、ソースもちょっぴり焦げていい匂いを発しているよう。お腹はかなりいっぱいなのに、この匂いにはもう~負けちゃいますね。まずはテヨンくんが慣れた手つきでサービスで出てくる生のサツマイモスライスを鉄板の上にぽん、ぽん、ぽんと置きます。これはアルミをかぶせておいて、鉄板の熱でいい感じ焼けたら食べるんだそう。ではさっそくマヌルトッチッを食べてみると、甘いけどうまっ!照り焼きのような甘いソースが癖になる!ニンニクもホクホクでうまっ!

サービスで出てくる生のサツマイモスライスを鉄板の上に サービスで出てくる生のサツマイモスライスを鉄板の上に

サービスで出てくる生のサツマイモスライスを鉄板の上に

こんな感じでのせて こんな感じでのせて

こんな感じでのせて

開くと、香ばしい香りがぷ~ん!
開くと、香ばしい香りがぷ~ん!
開くと、香ばしい香りがぷ~ん!
開くと、香ばしい香りがぷ~ん!

開くと、香ばしい香りがぷ~ん!

あ~ん

あ~ん

I LOVE SOJU~

I LOVE SOJU~


追加で頼んだタッパル(鶏の足)。甘みもあるけど、辛味もあって、またまた焼酎がすすんじゃう!
さらにこの歯ごたえがいいかも!
さっき仕込んでおいたサツマイモスライスがいい色に焼けてる!!ホクホク!うまい!
こちらではどれぐらい飲んだかというと、途中で合流したお友達の中にも酒豪がいらっしゃり…
焼酎でコンベ、コンベ、コンベ~!!とやって、結局6本ほどいっちゃったよう。今回はけっこう飲みましたねぇ。
明日、朝からミーティングがあるというテヨンくん、大丈夫かしら~?!


「ヤンチョルジブン」<お店の基本情報はこちら!>

◇◆◇お会計◇◆◇
(たぶん…合っているはず…)
マヌルトンチッ
(ニンニク&砂肝炒め)10000ウォン
タッパル(鶏の足)  10000ウォン
焼酎×6本      24000ウォン
――――――――――――――――――――――――――――
44000ウォン

■3:03 解散

お疲れ様でした~!いや~今回はいつもに増して、時間があっという間に過ぎてしまいました…。ぎょぎょっ、もう午前3時を過ぎているぅーーー。さあ、家に帰りますかっ。けっこう飲んだはずなのに、しっかりしていたナビはそのままタクシーで帰りましたが、皆さんも遅くまで飲むときはホテルの近くで飲むか、あるいは酔いを少し覚ましてからタクシーでお帰りくださいね。あ~、今回も楽しかったなぁ。次回はどこにしようか・・・?!早くもエリア&お店選びに取り掛かったナビがお伝えしました! 
 

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-11-30

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