初冬の清渓川を明るく照らすカラフルな燈籠を見に行こう!
こんにちは!ソウルナビです。爽やかな風が吹き、街路樹は色付いて、気持ちの良い青空が広がる秋らしい日が続いている最近のソウル。とても過ごしやすい時期ですが、もうすこしするとやって来る寒く厳しい冬の前に、今年も清渓川(チョンゲチョン)で「ソウル燈祭り」が開催されます!ソウルの中心部を流れる市民の憩いの場、清渓川に沿って、カラフルな色に灯された様々な形の燈籠がずらりと並ぶ、このお祭り。2009年に始まり今回で3回目を迎える今年の「ソウル燈祭り」は、前年に比べて展示区間が1.5倍にも延長され、清渓広場から清渓3街(観水橋)にわたる1.3kmの区間で清渓川一帯が美しい燈の明かりに包まれます。期間は11月4日から20日までの17日間。本格的に寒くなる前の初冬のひとときを、たくさんの燈で照らされた清渓川で過ごしてみるのはいかが?!
2011ソウル燈祭り(Seoul Lantern Festival 2011)
期間: 2011年11月4日(金)~20日(日)/17日間
時間: 17:00~23:00
(※時間が変更になりました。)<2011.11.3>
場所: 清渓広場~清渓3街(観水橋)の清渓川一帯
内容: 開幕点灯式(11月4日)、燈籠展示、体験プログラム
(※開幕点灯式は11月4日17:30~)<2011.11.3>
公式HP: http://blog.naver.com/seoullantern
問い合わせ: 02-120(タサンコールセンター、日本語可)
展示区間:
ソウルの歴史と伝統をテーマにした燈籠のほか、世界20か国からの作品も参加
今年のテーマは「燈を通して見るソウルの昔話」。ソウルの歴史と伝統がたくさんの燈籠で演出されます。3000個の燈籠が照らしだす18mの燈籠トンネルから始まり、実際の1/2の大きさに作られた‘崇礼門’(南大門)とユネスコ世界無形文化遺産に登録されている‘宗廟祭礼楽’、ソウルを象徴するキャラクター‘ヘチ’、朝鮮時代の生活模様がうかがえる‘嫁に行く日’、‘そり遊び’、‘彦星と織り姫’、さらには人気アニメキャラクターをテーマに作られた‘バッドマン’、‘スパイダーマン’、‘ロボットテコンV’などなど様々な作品が展示される予定。公募を通してソウル市民が直接デザインし製作した燈籠も展示され、多くの市民の注目を集めると予想されています。
またこのほか、世界20ヶ国に及ぶ国々からの作品も参加。日本からは‘五所川原立佞武多’、‘青森ねぶた’、湯沢市の‘絵灯篭’などが展示される予定です。
さらに今年の「ソウル燈祭り」では、国内外からの観覧客が共に楽しめるよう、多様な体験プログラムも準備されています。開幕式の翌日11月5日からは、広橋ギャラリーにおいて願い燈籠作りや燈籠流し、来年への願いをこめた燈籠作りなど、祭りをより一層楽しめる体験プログラムとなっています。
去年の様子は?!
昨年もほぼ同じ時期、2010年11月5月から14日にかけて開催された「2010ソウル世界燈祭り」では、17日間で220万人もの観覧客が訪れたそう!
その他情報
※写真は昨年と一昨年の「ソウル燈祭り」のものです。また一部の写真と広報用のポスターイメージはソウル市よりご提供いただきました。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2011-10-21