城北洞のヨーロピアン・クリスマスマーケットに行ってきました!

一足早くサンタがやって来た、ソウル市グローバルビレッジセンター主催のクリスマスマーケットに潜入♪

こんにちは!ソウルナビです。どこもかしこもクリスマスムード一色のソウル。デパートではクリスマスツリーやイルミネーションで彩られたデコレーションがとっても華やか。お買い物もより一層楽しめますよね。さらに韓国で見逃せないイルミネーションといえば教会の建物が穴場スポット。クリスチャンが多い韓国では教会のイルミネーションも冬の風物詩です。また意外な所では地下鉄駅構内にも大きなツリーが設置されていたりします。実は教会からツリーを提供されていることが多いんですって。そして今回ご紹介するこちらのクリスマスマーケットの広場にも教会から提供された大きなツリーがありましたよ!
クリスマスマーケットといえば、じわじわと口コミで広がっているフランス人街の「ソレマウル」が有名ですが、今年はソレマウルだけじゃないんです!ついに韓国にサンタさんがやって来たとの噂を聞きつけて先日、城北洞で開催されたヨーロピアン・クリスマスマーケットに行って来ました。その時の模様をレポートしちゃいま~す♪

□■□■ヨーロピアン・クリスマスマーケット in 城北洞(ソンブッドン)□■□■

地下鉄4号線・ハンソンデイック(漢城大入口)駅前広場。ここはどこかというと、大学路(テハンノ)がある地下鉄4号線ヘファ(恵化)駅の次の駅。このエリアは城北洞(ソンブッドン)と呼ばれ、大使館関係者が多く住む閑静な住宅地が広がる外国人エリアなんです。北漢山(ブッカンサン)への登山客も利用するこちらの駅。週末ともなると登山ウェアに身を包んだおじさま達が沢~山。今年(2011年)、この駅前広場では城北グローバルビレッジセンターと各国大使館が協力し、さまざまなイベントが開催されました。ナビでもご紹介した今夏のラテンフェスティバルはかなり大盛況でしたよ。そして今年最後を締めくくるイベントとしてヨーロピアン・クリスマスマーケットが3日間開催されました。
ブースの数は少なめでこじんまりとしていた今回のクリスマスマーケットですが、あなどるべからず!各国選りすぐりのクリスマス料理が味わえるとあって、小さな広場には沢山の人。参加国はドイツ、オーストリア、スイス、イタリア、フランス、オランダ、フィンランドからとかなりいい感じです。フィンランドからはサンタさんがやって来て大人気でした。

それでは、各国のブースを見ていきましょう♪

□■□ドイツ□■□

ドイツのブースではワッフル、グリューワイン、ドイツビール、チリコンカンを販売していました。チリコンカンってメキシコの方の料理じゃなかったっけ?とふと思ったナビですが、今やヨーロッパにも渡って普通に食べられている国民食ってことでしょうか。それからクリスマスのドリンクといったら、やはり「グリューワイン」。色々なスパイスが入った温かいグリューワインは沸騰させる事でほとんどアルコール分は残っていませんが、そこにほんの少しラム酒を加えることによって芳醇な香りが楽しめ、さらにアルコールで体があったまりま~す♪
手作りワッフル

手作りワッフル

お鍋で沸騰させて作るグリューワイン

お鍋で沸騰させて作るグリューワイン

すでに鍋一つ分が完売したチリコンカン

すでに鍋一つ分が完売したチリコンカン

ドイツの定番ビール「クロンバッハ」

ドイツの定番ビール「クロンバッハ」

ラム酒入りグリューワインで体ポカポカ

ラム酒入りグリューワインで体ポカポカ

もちろんビールもいただきました!

もちろんビールもいただきました!

□■□オーストリア□■□

オーストリアではアップルパイとフルーツティが販売される予定でしたが、ブースに行ってみるとコーヒーやチャプサル・ケーキ(お餅?)、そしてアジアンチックなブレスレットに変わっていました。売っている物がオーストリアの物ではないからなのか、働いている方が皆さん韓国人だからなのか、お客さんが少なくてちょっと寂しそう。アップルパイがなくてナビもちょっと残念~・・・。

□■□スイス□■□

フォンデュと並ぶスイスの代表的なチーズ料理の「ラクレット」。アルプスの少女ハイジが山小屋で食べていたあのチーズですね。ポテトの上に熱々をかけていただきました。塩気が少なくてさっぱりとしておいしい!グリューワインの相性とも抜群!「ロスティ」はハッシュドポテトを焼き上げたようなもので、その上に目玉焼きをのせて販売していました。ナビはいただきませんでしたが、隣にいたカップルはなんと3皿も食べていたほど!相当おいしかったのでしょう^^チョコムースは甘さ控えめでおいしかったです。これにはやっぱりコーヒーがあるといいですが、ナビはビールとともにいただきました。
スイス料理のロスティ(左)、ラクレット右)

スイス料理のロスティ(左)、ラクレット右)

なめらかチョコムース

なめらかチョコムース

ラクレットチーズとスイスの大きな鈴

ラクレットチーズとスイスの大きな鈴

トロトロに溶かしたチーズをポテトの上に!

トロトロに溶かしたチーズをポテトの上に!

□■□イタリア□■□

イタリアで冬の時期によく食べられているという「コテキーノ」。コテキーノとは豚の腸詰ソーセージのこと。イタリアでは大晦日に盛大なディナーを催して、その時にレンズ豆を一緒に添えて食べるそうです。今日は煮込んでシチュー風になっていました。レンズ豆はイタリアでは縁起の良い食べ物で、福を呼びお金が貯まるものとされ、輪切りにしたコテキーノはコインに見たたているとか。やっぱりどこの国でも縁起を担ぐものなんですね。実は豆料理が苦手なナビですが、この料理はかなりいけました!ソーセージの塩味と柔らかいレンズ豆がマッチして、やはりお酒との相性グッド。ドイツのブースで買ったクロンバッハをさらに飲んでしまいました。お兄さんに写真を撮らせて~と言ったら、わざわざ重い鍋を持ち上げて見せてくれました。見た目ちょっと強面(こわもて)でしたが、とってもやさしい方でした^^
コテキーノとレンズ豆のシチュー コテキーノとレンズ豆のシチュー

コテキーノとレンズ豆のシチュー

コテキーノをパンにはさんだものも人気でした コテキーノをパンにはさんだものも人気でした

コテキーノをパンにはさんだものも人気でした

□■□オランダ□■□

デルフトブルーと呼ばれるオランダの青い陶器は有名ですが、こちらのブースではデルフト焼の陶器の小物が割引価格で販売されていました。他にはビスケットやワッフル菓子にコーヒーなど。お菓子は試食コーナーがあり、みんなオランダのお菓子に興味津々。そしてオランダから提供されていたお料理は、グリンピースのスープ。こちらもなぜか豆料理。冬の時期、ヨーロッパでは豆を沢山食べるんでしょうか?もう一つは子供たちが大好きなホットチョコ。寒い日には体が温まるホットドリンクとしてポピュラーですね。
ブルー色がきれいな伝統のデルフト焼の陶器やお菓子など ブルー色がきれいな伝統のデルフト焼の陶器やお菓子など

ブルー色がきれいな伝統のデルフト焼の陶器やお菓子など

グリンピースのスープ

グリンピースのスープ

なぜオランダブースにフランス国旗?

なぜオランダブースにフランス国旗?

□■□クリスマス・デコレーション□■□

今回のマーケットで唯一のクリスマス・デコレーションのお店。白いクリスマスレースがブースを飾り、ひと際ロマンティックで人々の足を止めていました。木でできたおもちゃも素朴さを感じますね。
ツリーに飾るオーナメントや、木でできた人形など ツリーに飾るオーナメントや、木でできた人形など

ツリーに飾るオーナメントや、木でできた人形など

クリスマスレース クリスマスレース クリスマスレース

クリスマスレース

□■□フィンランド□■□

フィンランドからやってきたサンタさんとご対面~!こちらのブースでは100%ハズレなしのくじ引きイベントを開催。千ウォンを支払うと1回クジが引けます。必ず何かがもらえるとあって長蛇の列で大人気のブースでした。ナビたちがくじ引きで当てたのはキシリトールガム。くじを引いた人だけがサンタさんと撮影でき、大人も子供もみんなサンタさんと記念撮影。韓国でサンタさんって初めて見たかも^^
当たったのはキシリトールガムでした^^; 当たったのはキシリトールガムでした^^; 当たったのはキシリトールガムでした^^;

当たったのはキシリトールガムでした^^;

□□帰りに恵化(ヘファ)のフィリピンマーケットへ寄り道□□

午後を過ぎると次第に混雑してきたクリスマスマーケット。そこを後にして次に向かった先はお隣のヘファ(恵化)駅ロータリー。毎週日曜日にはフィリピンマーケットが開かれています。こちらもインターナショナルな雰囲気で韓国にいることを忘れてしまいそう。おいしそうな屋台もあるし、韓国では手に入りにくい食材も豊富。みんなが歩きながら食べていたバナナを揚げたデザートをいただいてみることに。さっぱりとしていて大学イモのようなお味でした☆
ヨーロピアン・クリスマスマーケットいかがでしたか?韓国の冬は寒くて外に出るのが億劫になりがちですが、こんな楽しいマーケットなら出てみるのも悪くないですね。12月10日にはソレマウルのクリスマスマーケットがウネンナム・ゴンウォン(銀杏公園)で開催されます。今回見逃してしまった方もまだ間に合いますよ♪ 以上、ヨーロッパの雰囲気を楽しめるクリスマスマーケットをご紹介しました!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-12-09

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