今年のスローガンは「街で遊ぼう」!ソウル中心部で開催された街の芸術、ハイソウルフェスティバルを写真でチェックしてみよ☆
こんにちは!ソウルナビです。今年もこの季節がやって来ました!街の中で様々なストリートパフォーマンスが繰り広げられるハイソウルフェスティバル!!2003年にスタートし、今年で11年目を迎えたハイソウルフェスティバル、今年は10月2日から6日までの5日間、ソウル市庁前のソウル広場を中心に光化門広場、清渓広場などで開催されました。今年から各分野の専門家が集まるハイソウルフェスティバル組織委員会が結成されるなど、都心で繰り広げられるアートやパフォーマンスイベントとして、ますます目が離せないビッグイベントとなったハイソウルフェスティバル!それでは、今年も写真でハイソウルフェスティバルの様子をお伝えしま~す!!
★☆★10月2日★☆★
◆◇◆開幕プログラム「ピョルピョルファンタジー」◆◇◆
午後8時からソウル市庁前のソウル広場でスタートした開幕プログラム。ソウル市庁の屋上から人が降りてきたり、花火が上がったり、大型クレーンを使って人が宙を浮いたり!
〈ソウルの記憶2013〉
ソウル図書館(旧ソウル市庁舎)をスクリーンにしてソウルの歴史が映像で映しだされます。
〈傘に乗って旅立つ空の旅〉
ハイソウルフェスティバルの定番となりつつある、空飛ぶ人間!キレイなお姉さんたちが大型クレーンで大空へ!
〈芸術花火ファラン〉
韓国の団体「芸術花火ファラン」による花火公演。ソウルの漢江をイメージした花火がソウル図書館から次々と上がります。キレイだけど、少し怖いかも!?
★☆★10月3日★☆★
〈ソウルドラムフェスティバル〉17:00 ソウル広場
今回最も多くの人を集めたイベントがこちら。休日の市庁前広場を埋め尽くした人人人!の前で、さまざまな打楽器のリズムが響き渡ります。2ステージで行われ、メインステージでの公演が終わるとすぐサブステージで公演が。そのあいだにメインステージで次の準備が進みます。音楽に言葉はいらない、休みなしに襲ってくるドラムのリズム!ドラムキャットのお姉さんもかっこいい!
〈虫(止まった時間、流れ)〉
19:00 光化門広場
世宗大王の前にあらわれたマユ。色の変わるマユから何かが飛び出す!虫?
〈パクィ(無茶苦茶サーカス2)〉
20:00 清渓川
清渓川に現れたショベルカー。観客は行く先のタイヤをころがし、ショベルカーが追いかける!やがて火を噴くショベルカー、タイヤの上で叫ぶパフォーマー!そしてショベルカーの先にあるフォークが頭上のリンゴを突き刺す!観客を振り回し、なぜか興奮してしまう不思議な街中サーカス!
〈白紙の紙〉
21:00 ソウル広場
夜空に浮かぶ9枚の障子?障子の裏にいる6人アーティストにより、次々に新しい絵がペイントされていきます。同時進行で生まれる、できたての絵は?そしてその絵は惜し気もなく完成の後捨てられてしまう、まさにこの瞬間の絵!
★☆★10月4日★☆★
〈空と出会える庭〉
常設展示 光化門広場
街の守護神という意味を持つ「そびえ立つ竿」は、イベントの入口の役割をする芸術作品。心の中のピュアな自分と出会い、童心に戻る!という願いが込められているんだとか。光化門広場の他に、ソウル広場、清渓広場に設置されていました。
〈ワールドビジョンL-BOX〉
NGO団体「ワールドビジョン」とハイソウルフェスティバルが共に世界中の貧困に苦しむ子供たちを助けるために行う、ナヌム(シェア)キャンペーン。ここでは、L-BOXと呼ばれるランチボックスを作ります。
〈豚の宴会〉
14:00 光化門広場
韓国の「マダン劇団ウグムチ」による観覧者参加型の公演!出演者は豚の衣装を着て音楽に合わせて踊ったり、観覧者と一緒にゲームをしたり!
〈コメディークラウンマイム〉
15:00 光化門広場
老若男女誰でも楽しめるノンバーバル公演!パントマイムやバルーンアートも!
〈無重力人間〉
15:00 光化門広場
人形が浮いてる!?と思ったら手が動いた!!人間が宙に浮いてる!
★☆★10月5日★☆★
〈水喧嘩PART1(古すぎる戦争)〉
16:00 清渓広場
韓国の劇団「ピルトン」による野外劇。水を争う男たちはどんどんエスカレートしていき・・・
〈叩こう、マクベス!〉
20:00 清渓広場
出演者が男ばかりのマクベス?しかも民族衣装を着てる?さらにマッコリのんでる?うまいぼうを食べてる?オレンジジュースを配ってる?何とも不思議なマクベス。しかし最後は見事な演奏でシメ!
〈市民聴「フェスティバルラウンジ」〉
市民聴
旧市庁舎の下にある市民聴。実はこちらも会場の1つ。インスタレーション「自体発光」が目立ってます。またフェスティバルの写真コーナーもあり。地味に盛り上がってます。
★☆★10月6日★☆★
午前10時から広い太平路が歩行者天国に!いつもは車であふれる広い広い道路が一大イベント会場に生まれ変わりました。
〈マイム-お祭りをわきまえた食膳〉
13:00 太平路
大人数によるマイム!いろいろな服装の人が無言で、食膳を持って動きます。
〈自転車競走〉
14:00 太平路
アーティストによる自転車競走が、ただの競争なわけがない!中にバイクの入ったオブジェがぐるぐる回り、人もまわり、後ろのトラックからはロックバンドの演奏が!進路を妨害するスタッフ、トラックの荷台でアピールする選手たち!
〈チョークアート・ロードフェスタ―描(ソウル)〉
12:00 太平路
絵で新たな街の風景を作るロードフェスタ。芸術家の方の作品もあり。みなさん楽しそうにチョークで道に絵を描いています!
〈ソウルダンスプロジェクト ゲリラチュムパン―ソウル舞踏会〉
15:00 太平路
ソウルの中心部で繰り広げられる、さまざまなダンスパーティー!
○バブルダンス
バブルマットを使って飛んで遊ぶ市民たちの踊り!ずらーっとたくさんのバブルマットが登場。でも踊っている人より座って休んでいる人の方が多いような。
○カラーダンスカーニバル&ソウルグルーブ
灰色の都市に囲まれ心が乾いた人に「色」をプレゼントする色とりどりの舞踏パフォーマンス。多彩な色粉を振り撒きながらみんなで一緒にダンスダンスダンス!人も道もすごい色に。最後はグルーブでシメ!
○テピョンダンス/イウドゥレチュム
その他にも太平路ではさまざまなダンスパレードが!
〈十二の紐の優雅な騒ぎ〉
18:00 太平路
薄暗くなった太平路を行進する、なぞの動物たち。いや、動物以外にもなぞの生物が?
〈偉大なカフェ〉
18:30 太平路
ヨーロッパ風に作られた小さなカフェ。ただのカフェに入ったつもりが、1坪ほどの空間で店主と半強制的にコミニケーションをとることに!
〈夜間奇襲大会〉
19:00 徳寿宮トルダムキル
静かな徳寿宮前でゲリラ的に行われるパフォーマンス!急に現れた市民と芸術家たちがスプレーでフェンスに落書き!動くフェンスは「都市」を意味し、都市に向けて「落書き」をすることで、都市民たちの不安を解消するもの。パフォーマンスの横で本物の抗議デモが行われるなど、虚実混ざったパフォーマンスに!
◆◇◆閉幕プログラム「ピョルピョルナンジャンパン」◆◇◆
暗くなっても広い広い太平路のあちこちで、強いライトのもと、マイムやタップダンス、ラップなどの公演が繰り広げられました。そして最後は昼のアーティストによる自転車競走の再現!夜もまた奇妙な競争が始まります!
〈魔法の森〉
19:30 ソウル広場
原作はシェイクスピアの「真夏の夜の夢」。妖精たちがソウル上空で空中パフォーマンス!人と車輪と一緒に周りながら、さらに花火もぐるぐると周る!
〈ソウルの記憶2013〉
20:00 ソウル広場
開会プログラムでも行われていた「ソウルの記憶」。リモデリング工事の終わったソウル図書館(旧市庁舎)をスクリーンにソウルの歴史が映し出されます。開幕プログラムの時とは内容が少し違うかな!?
2013年のハイソウルフェスティバル、いかがでしたか?2003年に開催された第1回目のハイソウルフェスティバルはアート以外にもフードイベントや地域対抗のイベントなどかなりごちゃ混ぜ感のあるイベントでしたが、ここ数年は多くの国内外アーティストが集まり、アートやパフォーマンスなどが繰り広げられる芸術のイベントとして、たくさんの人に知られるようになってきたハイソウルフェスティバル。ソウルの中心部がアートで埋まり、街を歩くたびにアートに触れられる!こんな都会の真ん中で行われる、これほど大きな芸術のイベントは他ではめったにないかも!?先日終わったばかりのハイソウルフェスティバルだけど、今からまた来年のイベントが楽しみです☆ 以上、ソウルナビでした。