ソウル旅行者のためのソウル安全情報!
こんにちは、ソウルナビです。韓国ソウルといえば日本からも近くて一番気軽に行ける海外旅行先。世界の多くの国と比べれば日本と似ているところが多い韓国ですが、それでも外国は外国。日本と違うトコロもいっぱいあります。それに言葉が通じないといざというときに助けを求められるかなど心配ですよね。でも、旅行前にあらかじめソウルで気をつけるべきことを知っておけば、少しは安心して旅行を楽しめるはず!今日はより楽しく安心してソウルを旅行するために気をつけたいことをご紹介しましょう!
交通編
タクシーにご注意!
ソウル旅行で一番気をつけたいこと、といえばやっぱりタクシー。ぼったくられた・・・遠回りされた・・・違法のタクシーに乗って法外な運賃を請求された・・・などなどタクシーのトラブルをたびたび耳にします。ただ、タクシーのトラブルは実は旅行者に限ったことではなく、現地の人も困っているコトの一つ。明るい時間はそうでもないけれど、暗くなってから、特に深夜はきちんと見張っていないと遠回りされたり、または乗車拒否されたり、なんてことは日常茶飯事。また違法タクシーもたくさん走っています。サービスも日本に比べて良くなく、特に夜のタクシーは何を言っても返事すらしない運転手がナビの実感で8割くらい?それだけ十分に気をつけなければいけないタクシー。でも料金は日本と比べればすごく安いし、やっぱりタクシーは移動に便利。もちろん、全てのタクシーが悪いわけではないんです。
★タクシーに乗るとき、こんなことに気をつけよう!実例と対処法はこちら!
★外国人専用タクシーを利用するのも手です!
◎特に女性の深夜タクシーは注意!
深夜に女性が一人でタクシーに乗るのは常識的にも安全とはいえません。現地韓国の女性も深夜に一人でタクシーに乗る場合は必ず携帯電話で「今タクシーに乗った」など知り合いに伝えます。携帯で誰かと話しながらタクシーに乗る人も。いつも危険が及ぶというわけではないけれど、深夜に酔った女性が一人でタクシーに乗って恐ろしい事件に巻き込まれることも時々あるので、女性の方は特に注意しましょう。
歩くときに注意!
実際にソウルの街を歩いて気を付けるべきことを見ていきましょう。
-日本と逆、車が右側通行!
日本では車が左側通行、人が右側通行。でも韓国は車が右側通行、人も右側通行(数年前に左側通行から変わりました)。道を渡るときは、車が右側からではなく左側から突っ込んでくるので、注意しましょう。日本とは思わぬ方向から車がやってきます。
-歩行者用の点滅信号が長い!車が突っ込んでくる!
歩行者用の信号。赤信号で止まり、青信号で渡るのは日本と一緒だけど、韓国は青信号の点滅時間が長いんです。日本では歩行車用の青信号が点滅を始めると数秒ですぐに赤信号に変わりますが、韓国では青信号から赤信号に変わるまで、だいたいほぼ半分の時間が点滅信号になっています。点滅しだしてからのタイムリミットがビミョーに違うから、渡るタイミングに注意しましょう。ちなみに韓国は日本と比べるとものすごく車優先社会。赤信号で渡っていると、信号待ちの車が容赦なく突っ込んできます!
-道を譲らない!エスカレータは左側優先!
韓国では日本のように向かいからやって来る人に道を譲ることはまずありません。だからぶつかってしまうこともよくありますが、けっして悪気があるわけでなく、気にしていないということ。また前を歩いていた人が急に止まったりすることもよくあります。ただ歩行者が右側通行となり、駅の案内板も増えてきて、駅では徐々に右側通行になりつつあります。またソウルのエスカレーターは右側に立ち、左側を歩くのがルール。2002年のワールドカップの時に生まれ、一時危険だから変えようという動きもありましたが、結局元の木阿弥に。現在も左側優先が続いています。
-歩道をバイクや車が走る!
韓国では車やバイクが歩道をびゅんびゅんと走ることがあります。どうもきくところによれば車やバイクが歩道を走るのは韓国では違法じゃないとか?でも日本では滅多にないですよね?歩道を歩いているからといってすぐ後ろや正面からバイクや車が突進してこないとは限らないので、注意が必要です!
-真冬の凍った道路に注意!
雪が積もると溶けずに凍ってしまうソウル。でも雪が積もった時はもちろんですが、もっと危険なのは積もった雪が溶けかけたかと思うとまた再び凍り、道路や歩道にカッチカッチに凍りついてしまったところ!そんな凍結道路を見つけたら特にゆっくり、また凍っていないところを探しながら慎重に歩くようにしましょう。
ぼったくりに注意!でもぼったくりじゃないことも!
~会計ミスも多い!会計は必ずその場で確認を~
「食堂などの食べ物屋さんでぼったくられた!」というのもよく聞く韓国旅行中のトラブル。確かに観光地や観光客のよく行く店の中には事情が分からない外国人観光客を狙って、特にあんまり言い返さない日本人からぼったくる悪徳なお店もないことはありません。でもナビが見たところ、日本に比べて韓国では会計ミスが意外と多いんです。わざとじゃなくてもメニューや個数を間違えて計算していたり、別のテーブルのお会計だったりということも。だから現地韓国の人も、会計の後に自分が注文したものと計算がちゃんと合っているか確かめています。そして、もし間違いに気づいたら、その場ですぐに言います。これが大事なこと。でもお店の中に領収書に注文の内訳が書かれておらず、会計が不明瞭なお店も。会計が間違っていたら気分は確かによくないけれど、会計が合っているかどうか必ずチェックし、違っていたらすぐに言うようにしましょう。残念ながらここは日本ではありません。中にはその場で指摘してもしらばっくれるタチの悪い店もありますが・・・そんな店は2度といかないようにしましょう。
生モノより屋台や安い食堂の衛生面に注意!
~特に夏場の屋台や庶民的すぎる食堂など・・・
韓国でも日本のように生で魚介類やお肉を食べる文化があります。一般的に生モノは十分に火を通したものよりもあたりやすいというのは日本と同じ常識。でも韓国では日本よりも生で食べることに警戒心が強く、生モノは本当に新鮮なものでないと食べない、扱わない、という感覚が強いよう。旅行中で体調を崩しやすいし、生モノも日本で気をつけるように、さらに旅行中であることも気に留めながら気を付けるくらいで大丈夫そう。それよりも食あたりで気をつけてほしいのは屋台や安い食堂。特に夏場の屋台は要注意!現地でも屋台や汚そうな食堂(プンシクや中華料理店)は、衛生的にいまいち信用できないから、現地の人でもなるべく利用しない、という人が多いんです。チープグルメを楽しむのは韓国旅行の楽しみの一つだけど、屋台や見るからに庶民的すぎる食堂では他のものを食べるよりも食あたりの可能性が高いというコトを心に留めておきましょう!
韓国で「辛い」ものは、ホントに辛い!
~メウンカルビチム、メウンチョッパル、ナクチポックン、オジンオポックン、プルタッ、タッパル・・・
韓国料理の特徴といえば、やっぱり辛い!辛くない料理ももちろんあるけれど、唐辛子やニンニクを使ったスパイシーな料理がホントにいっぱいの韓国料理。中には現地韓国人でも辛い!という料理やメニューもあります。辛いものが好きな方や、韓国に来た機会に辛いモノに挑戦したい方はたくさんいらっしゃると思いますが、もともと辛い料理の多い韓国でも「辛い」と言われるもの、特にメニューに「辛い」とついているものはほんと~~に辛いので要注意!ちなみに「辛い」は韓国語で「メウン」。メウン・カルビチム(カルビ煮込み)、メウン・チョッパル(豚足)などのほか、ナクチポックン(辛いタコ炒め)、オジンオポックン(辛いイカ炒め)、プルタッ(鶏の辛子炒め)、タッパル(辛い鶏の足炒め)などは激辛料理として有名。辛すぎるものを注文すると本当に食べられずに後悔することもあるし、お腹をこわすこともあるのでご注意を~