古くから温泉地として有名な水安堡温泉に行ってきました!

アフター5に癒しの水安堡温泉へGO!温かいお湯に浸かって疲れた体をリフレッシュしながらホテルステイ・グルメも楽しんでみました!

こんにちは!ソウルナビのさすらいの旅人です。ランチや休憩時間に同僚同士「疲れたよね~。温泉行きたい!」なんて会話をされたことってありませんか?!さすらいの旅人もOL時代、何度もありました・・・(笑)今や年配だけでなく、若者の間でも行きたいスポットの上位にランクインされている温泉。温かいお湯に浸かって、お肌ツルツル、疲れきった体を癒せばイヤなことも吹っ飛んで極楽気分に♪ 街中にあるチムヂルバンやハンジュンマクにはよく通うさすらいの旅人も、韓国の温泉街で宿泊したり入浴するのは初めて!ソウルから高速バスで2時間ちょっとで行くことができる有名な温泉といえば水安堡(スアンボ)。周辺には山や湖など自然もあり、見どころもいっぱいある水安堡に、今日はリラクゼーションの旅へレッツゴ~。

◆◇◆ソウルからバスで2時間30分。山に囲まれ自然の魅力にあふれる忠清北道の北部に位置する水安堡◆◇◆

水安堡はソウルをドーナツ状に取り囲む京畿道の南側に位置する忠清北道は忠州市内に位置。東ソウルバスターミナルからバスで約2時間30分、自家用車なら約2時間10~15分で到着します。温泉が湧き出ることから保養地として親しまれていますが、それ以外にも周辺には月岳山(ウォラクサン)国立公園や忠州湖(チュンジュホ)などの自然系観光スポットがあったり、登山やゴルフ、冬にはスキーなどスポーツも楽しむこともできるのが特徴の街なんです。

◆◇◆目的地を指示するマークは日本と同じ温泉マーク!◆◇◆

温泉マークが見えてきたらゴールはそこまで

温泉マークが見えてきたらゴールはそこまで

連れも仕事を定時で切り上げて夕方、車でソウルを出発~平日だけに地方に下る車も少なく、スムーズに運転ができて久々の旅行気分がますます高まります。出発当時は道路の両側にビルが建ち並でいた都会の雰囲気が、地方に下るにつれてどんどん木々や畑、トンネルが増えて自然の多い田舎の風景に変わっていきます。水安堡が近づいていくごとに道路の上に設置されている行き先盤には見慣れた温泉マークが!このマーク、万国共通なの?!でも日本以外の地で見るとなぜかさすらいの旅人も安心してしまいます。お腹もすいてきたことだし、早くホテルでチェックインを済ませておいしい郷土料理が楽しめるディナースポットを探しましょう~!
地方に下るにつれて両側にはトンネルも増え木々や畑も増えてきた! 地方に下るにつれて両側にはトンネルも増え木々や畑も増えてきた!

地方に下るにつれて両側にはトンネルも増え木々や畑も増えてきた!

◆◇◆やっとホテルに到着~!◆◇◆

今日のお宿は「スアンポパークホテル」

今日のお宿は「スアンポパークホテル」

今日の宿泊先はハイクオリティな「水安堡(スアンボ)パークホテル」。OPENしてから30年ほどの老舗ホテルなため、少々外観が古めかしく見えますが、温泉街からちょっと離れた高台に建っているため温泉街の夜のにぎやかなネオンと騒がしい音が聞こえず、鳥がさえずる声がよく聞こえるくらい静かな自然の中で過ごすことができるのが特徴。この日は平日というのに沢山の観光バスや自家用車が止まり、このホテルの人気の高さが伺えます。エントランスの階段を上がって中に入ると広くて綺麗なロビーが目の前に!ベテランスタッフが親切に対応してくれ、チェックインの手続きも無事完了!レストランと売店をちょっと見物しながら部屋に荷物を置き、さっそく温泉街まで散策に出かけてみましょ~
老舗ホテルで外観は古めかしいが沢山のバスや自家用車が駐車していて人気高い 老舗ホテルで外観は古めかしいが沢山のバスや自家用車が駐車していて人気高い

老舗ホテルで外観は古めかしいが沢山のバスや自家用車が駐車していて人気高い

1級ホテルとハイクオリティ 1級ホテルとハイクオリティ 1級ホテルとハイクオリティ

1級ホテルとハイクオリティ

ロビーも広くて綺麗 ロビーも広くて綺麗 ロビーも広くて綺麗

ロビーも広くて綺麗

食器のアウトレットショップやジュース・お菓子を扱う売店 食器のアウトレットショップやジュース・お菓子を扱う売店

食器のアウトレットショップやジュース・お菓子を扱う売店

ゆっくりと食事ができそうな高級・カジュアルレストラン ゆっくりと食事ができそうな高級・カジュアルレストラン

ゆっくりと食事ができそうな高級・カジュアルレストラン

日本の温泉旅館ならやっぱり畳部屋が一番!だから韓国の温泉もやっぱり伝統的なオンドル部屋の方が雰囲気がなんとなく高まりますよね?!部屋の中に入ってみるとベッドがない分、部屋も広く使えて最高!また寒い季節が終わっても朝夕肌寒い高台にあるから、床がほんのり暖かいくらいが気持ちいい!部屋に置かれている李朝家具がオリエンタルなムードを漂わせ、お部屋から見た外の風景も心を和ませてくれ、ダブルで満足のさすらいの旅人。残念ながらテーブルの上にお茶と和菓子のサービスはないけれど、冷蔵庫の中のお水は2本まで無料提供。有料だけどジュースやビールなどの飲み物、歯ブラシなどの備品も用意されているから持ってくるのを忘れても安心です。PC環境も整っているのでパソコンを持参しても使用できるのが嬉しいですよネ。
ベッドがない分広々と使えて便利なオンドル部屋

ベッドがない分広々と使えて便利なオンドル部屋

李朝家具が部屋の雰囲気をアップさせてくれます 李朝家具が部屋の雰囲気をアップさせてくれます

李朝家具が部屋の雰囲気をアップさせてくれます

韓国独特のビビットカラーの敷布団

韓国独特のビビットカラーの敷布団

冷蔵庫があるので冷えた飲み物の飲める

冷蔵庫があるので冷えた飲み物の飲める

有料だけどシェーバー・歯磨き・歯ブラシもあって安心

有料だけどシェーバー・歯磨き・歯ブラシもあって安心

◆◇◆夜の温泉街に繰り出す!◆◇◆

季節はずれのルミナリエ

季節はずれのルミナリエ

温泉街に下りてきた時にはもう周りは真っ暗!クリスマスでもないのにルミナリエもどきのライトアップさが日本の熱海の温泉街のネオンを思い出させます。でも浴衣姿の人なんてもちろんいないし、ノレバン(カラオケ」もはあるけれど、射的場やパチンコ、ゲームセンターなどの娯楽施設もないし、もくもくと上る温泉の煙もない、風情ある日本の温泉街と違いがあります。このエリアにはホテルやスパが沢山建ち並んでいるせいか、平日ながらこの界隈を歩く宿泊客の姿を見ることができました。ちょうど訪問時に「温泉フェスティバル」のイベントが行われ、それに合わせて夜市が開かれていたために、いつもより街に活気が溢れている感じでした。
スパや旅館が建ち並んでいますが、日本の風情ある温泉街とはちょっと違いますネ スパや旅館が建ち並んでいますが、日本の風情ある温泉街とはちょっと違いますネ

スパや旅館が建ち並んでいますが、日本の風情ある温泉街とはちょっと違いますネ

◆◇◆温泉街で水安堡の郷土料理を楽しむ◆◇◆

種類豊富でTVでも紹介された食堂

種類豊富でTVでも紹介された食堂

さすらいの旅人が事前に調べた情報によると、水安堡の名物といえばキジ料理や山菜など、豊かな自然をベースにした食材を使った料理だそう。せっかく来たのにホテルのレストランでの食事はつまらないので、温泉街で食堂を探します。キジシャブシャブや山菜ビビンパブからうさぎ料理まで!豊富な種類が取り揃えられていてTVでも紹介されたことのある「ソンゲ食堂」に行くことに。昔は食されていたというキジ肉に興味はあるけれど、今日はヘルシーで、お店でも自慢料理であるポソッチョンゴル(きのこ鍋)を注文。沢山のおかずと、ぐつぐつと煮込まれて食べるとほのかに辛いきのこ鍋が空腹をどんどん満たしてくれ、幸福な気分に♪
テーブル席と座敷があるので好きな方に座ろう テーブル席と座敷があるので好きな方に座ろう

テーブル席と座敷があるので好きな方に座ろう

お鍋だけでなく沢山のおかずも出るのが韓国の食事のよいところ

お鍋だけでなく沢山のおかずも出るのが韓国の食事のよいところ

◆◇◆夜はお部屋でゆっくり◆◇◆

雰囲気は落ちますが、お部屋で温泉につかりましょう。

雰囲気は落ちますが、お部屋で温泉につかりましょう。

出発した時間が夕方だっただけに、ゆっくり食事をしていたらあっという間に夜の10時近く!食堂の近所にあるコンビニでジュースやお菓子を買い込み、ホテルに戻ります。日本なら宿内にある共用浴場は24時間フル回転しているのが多いけれど、水安堡パークホテルは残念ながら共同温泉浴場は夜の9時で営業終了(土曜日は夜9時30分まで)。温泉のお湯は各客室のバスルームからも出るので夜は雰囲気は落ちるけれど部屋で入浴し、大きなお風呂での入浴は明日の朝にすることに。テレビをみながら飲んだり食べたりしながらのおしゃべりもいいけれど、フロントでは1万ウォンをデポジットするとゲームをレンタルすることができます。久々に童心に返ってゲームではじけてみる、のもいいかも?!
ドライヤーからシャンプー・リンス・石鹸まで揃ってます ドライヤーからシャンプー・リンス・石鹸まで揃ってます

ドライヤーからシャンプー・リンス・石鹸まで揃ってます

今回はオンドル部屋。敷布団を敷いて寝るのですが、残念ながら日本の旅館のように仲居さんがいないため、布団は自分で敷きます。でも何だか修学旅行みたいで楽しい!敷布団は床からの温かい空気を受けやすくするためか、若干日本よりも薄いけど縦横幅は大きめ。寝相が悪い人でもこれなら上下左右動きまわっても今晩だけはOK(笑)
久々の敷布団でおやすみなさい~!

久々の敷布団でおやすみなさい~!

◆◇◆爽快な朝に温泉を楽しもう!◆◇◆

休日だからゆっくり寝坊してもかまわないのに、こういう時に限って早く目が覚めてしまうさすらいの旅人!高台にあるホテルのバルコニーから見る朝日と静寂の中で聞こえる鳥のさえずりは日常の朝よりも爽快な気分にさせてくれます。せっかく早起きしたのだから、入りたての温泉のお湯につかりに共同温泉浴場にレッツゴ~!
素敵な風景に朝からプラスパワーをもらえそう

素敵な風景に朝からプラスパワーをもらえそう

共同温泉浴場は別館の2階にあり朝の6時30分から入浴可能です。聞くところによると室内浴場とサウナだけでな、く露天風呂もあるそうなので、朝の日射しを浴びながらのお風呂に入れるなんてワクワク!でも宿泊客も入浴料が1回につき5,000ウォンかかってしまうのは少し残念。料金を払うと入浴に使うタオルを2枚くれます。靴を下駄箱に収めて自分の好きな場所のロッカーを使ってください。ここではドライヤーをはじめシャンプー・リンスから化粧水や乳液、歯ブラシはないけど歯磨き粉までほとんどのアメニティが用意されているので、お部屋から持ってくる必要はなし。朝早いだけにまだ入浴する人がいないよう♪ 今日は大きなお風呂を独り占めしてゆっくりバスタイムを楽しんできます♪
カウンターで料金の支払いをします

カウンターで料金の支払いをします

男女湯は別々で入り口の下駄箱に靴をいれましょう 男女湯は別々で入り口の下駄箱に靴をいれましょう

男女湯は別々で入り口の下駄箱に靴をいれましょう

ほとんどのアメニティは揃っているのでお部屋から持ってこなくてもOK ほとんどのアメニティは揃っているのでお部屋から持ってこなくてもOK ほとんどのアメニティは揃っているのでお部屋から持ってこなくてもOK

ほとんどのアメニティは揃っているのでお部屋から持ってこなくてもOK

沢山あるシャワーブースもピーク時は後ろに人が並ぶほどだけど、さすらいの旅人が行った朝一番にはガラガラ。ゆっくりと使うことができて頭の中までさっぱり!
水安堡温泉は50度以上の温泉水が地下250m以上から湧き出ている韓国国内初の温泉であり、お湯につかることによって細胞の老化を防ぎ、若さを長く保つことができるといわれているそう。でもそれだけではなく、神経痛や疲労回復、筋肉緊張の緩和によるストレス解消など様々な効能もあるんですヨ!ホテル内では100%温泉水を使用し、入浴用として使用するだけでなく飲用水としても可能なのもポイント。飲むことによって人体の酸性をアルカリ性に変えてくれるという効果もあるんだとか。朝日を見ながらのお風呂に温泉だけでなくメクパンソク(麦飯石)サウナも上手に使い、お肌だけでなく心もブラッシュアップしちゃいましょう~^^
朝日を浴びながらの入浴は気持ちいい

朝日を浴びながらの入浴は気持ちいい

冷湯

冷湯

温湯

温湯

温湯はジェットバスになってます

温湯はジェットバスになってます

温泉の効能の説明

温泉の効能の説明

サウナも入れば効果2倍

サウナも入れば効果2倍


温泉の醍醐味といえばコレ、やっぱり露天風呂!ソウル市内にあるチムヂルバンやハンジュンマクにも露天風呂を設置している場所もあるけれど、遠くに見える沢山の山々や静かで綺麗な空気を味わいながらの露天風呂はここならでは!お湯の温度も調度良く、入っては出て入っては出てと自分のペースでお湯につかれることができる、リラックス度200%の露天風呂。さすらいの旅人は必要なかったけれど、露天風呂のサイドにあるベンチにはひっそりとサンバイザーが。日焼けによって傷むお肌を守ろうとする美を追求する国、韓国をここでも感じられます。
やっぱり温泉には露天風呂がないと

やっぱり温泉には露天風呂がないと

自然とふれあいながらお風呂が楽しめる最高の時

自然とふれあいながらお風呂が楽しめる最高の時

日差しが強いときに使うサンバイザーなんて韓国ならでは?!

日差しが強いときに使うサンバイザーなんて韓国ならでは?!

いかがでしたか?初めてのオンドルルームでの宿泊と自然に囲まれた中での大きな浴槽で、露天と室内の2種類の温泉を楽しめて心も体もすっかりリフレッシュしたさすらいの旅人!お湯につかっただけでなく沢山温泉水を飲み、体の内側から外側まで美しく健康になったはず(笑)ちなみに水安堡パークホテルはチェックアウトが11時までなので、お風呂後もゆっくりお部屋で過ごすことができるのもポイント。日本の温泉街のような雰囲気はないけれど、温泉の効力は日本と変わりないはず!皆さんも旅先で行き詰った時?体がキツイ時?は水安堡温泉まで是非足を運んでみてくださいね!以上、ソウルナビのさすらいの旅人がお伝えしました~

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2014-05-09

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