韓国の激辛料理、食べ比べ!

辛~い辛~い真っ赤な韓国料理!涙と笑いの面白体験!

こんにちは!てんちゃんです。韓国料理のイメージといえば、辛くて真っ赤!韓定食のような辛くないお料理もたくさんありはしますが、基本的にイメージ通りのインパクトあるメウン(辛~い)料理の種類は多いのです!!てんちゃんも在韓暦3年を迎えようとしていますが、辛さに涙を流した食べものもいろいろありました。そこで今日はさまざまな韓国を代表する激辛料理の中から、韓国人も辛い!と豪語する料理をいくつかセレクト、てんちゃんが実際に食べて、その辛さ度?!激辛度?!を皆さんにご紹介してみたいと思います^^。辛さに弱い方が辛い韓国料理を食べる前の参考に、また激辛好きな方がさらなる挑戦を試みるための参考にしてみてはいかがでしょうか?!それではてんちゃんと一緒に激辛料理の世界へGO~!!^^v
まずはてんちゃんの耐辛度?!をご紹介しておきましょ!
え~~、てんちゃんは、日本では辛いものがすっごく得意!と自身をもっていたのですが、予想外の韓国の青唐辛子&ニンニクの辛さに涙を流し、ピリ辛チゲを食べて翌日胃腸を壊したこともあり^^;近頃では辛さにはめっきり自信をなくしてしまっています。そんなてんちゃんが辛いと感じるメニューをピックアップしてみました。激辛度数の目安として参考にしてみてくださいネ。ちなみに、ま~ったく辛いものが食べられな~いという友人からは、まだまだ辛さに対して現役と言われてはいるのですが・・・*^o^*

ユッケジャンーお店で必ず、辛さを控えてくださいっとお願いしています。そのまま食べると途中で舌がピリピリ。おまけにアツアツだから辛さ倍増~!食道が痛くなります。

赤唐辛子が多く入ったチムタクー色は黒い醤油色だけど、赤い唐辛子から染み出る辛さが喉&舌を刺す感じ。必ずご飯をオーダーして一緒に食べています。

キムチチゲーそれほど辛いとは感じません。箸がとまらずパクパク食べてしまいます。

ビビンネンミョンーあんまり辛くないじゃんっと普通に食べていると、途中からヒーヒー。食べた後は舌がヒリヒリ~。

焼肉の付け合せに出てくる青唐辛子ー号泣するほどの辛さ。喉・目・鼻を突き、舌が殺されるぅ~と思ったほど辛かったです。^^;もう二度と食べたくない。

今回挑戦したのはこちらの5品!一番辛かったのは~果たして?!@@;

新堂洞トッポッキ(お餅の唐辛子炒め)
ここ新堂洞はトッポッキ専門店が並ぶことで知られている有名な街。そんな新堂洞で食べるトッポッキの辛さは?!ということでやって来ました。こちらのトッポッキは屋台と違い、材料が盛り付けられた鍋を各テーブルのコンロにかけて食べるというもの。餅や野菜などの上には赤黒いソースがどっさり、さらに唐辛子の粉がかかっています。見た目は相当辛そう~^^;。グツグツと煮立った餅や野菜には甘味もあります。聞くとチャジャンミョンに入るチュンジャンという味噌が入っているらしく、その甘さのよう。最初、辛さはあまり感じなかったけれど、食べ終わる頃には舌が少しピリリッとするなぁ~という感じ。辛いときには水よりもおかずとして付いてくる「たくあんの酢漬け」を食べると辛さが和らぎますヨ!見た目よりはソフトな辛さでございました。^^
※お邪魔したお店は「マボンリムハルモニトッポッキ」
激辛度★☆☆☆☆
一言 ピリ辛おやつとして気軽に食べれちゃう!
プルタッ(鶏肉の唐辛子風)
お邪魔したお店は「ホンチョプルタッ 梨泰院店」ここ数年の激辛ブームの主人公とも言うべきメニューがこのプルタッ!炎の上がる直火で焼き上げた鶏のモモ肉に、唐辛子を混ぜたソースをからめ、さらに焼き上げるというもの。直火だからまずは香りが素晴らしい~!辛さの秘密はソース?!このソースに入っている唐辛子の量がすごい!円を書くように、鶏全体に1周~2周~3周~とたっぷりかかっています!!!^^;さっそく食べてみると一口で喉がキリキリ。舌はピリピリ。2口目、3口目は「水~っ!!辛~い!」。鶏肉に大量の一味をかけたような感じ。食べ続けるとまさに口に火が付いたという表現がピッタリな状態になります。アツアツの鉄板にのせた状態で登場するので、その温度も辛さをより一層強めているのかも。別注文のアツアツヌルンジ(おこげ)を食べると辛さが和らぐ~っと思っていたけれど、このヌルンジの熱さがヒリヒリ舌にさらに火をつける感じ。これは冷ましてから食べましょう~^^;
※お邪魔したお店は「ホンチョプルタッ 梨泰院店」
激辛度★★★★☆
一言 ビールのつまみに最高!胃腸を整えてから食べるべし!
タッパル(鶏の足)
プルタッと同じく、直火で軽くあぶり唐辛子ソースを絡めて食べるタッパル。5本の指?の形が生々しく残っていてグロテスク。さっそく食べてみると、軟骨のようなコリコリ感があってかなりGOOD!でも、辛さはとびきりだぁ~~~!!味付けはプルタッとほぼ一緒なのですが、肉の厚みと広さ、大きさが違うので辛さの感じ方も全く違います。なんせ、タッパルは面積が広いけれど厚みはない。だから厚みのあるプルタッに比べ、辛いソースがついている部分が広いので、薬味の量も倍増~~!!っということは、辛さも倍増っというわけ!!2口目でヒーヒー、コーラをオーダーして辛さ和らげ作戦!美味しい、だから食べる、でも辛い、舌が痛い、休憩、コーラを飲む、辛さが一段落、またまた食べる、辛い、涙目、舌が痛い~の繰り返し。お店を出る頃には胃がキリキリ。でもあの歯ごたえが恋しく、また来てしまうんだろうなぁ~~~! お酒?もちろんビールや焼酎の肴としてもピッタリですよ!^^ 見事な辛さでございました。 
※お邪魔したお店は「ホンチョプルタッ 梨泰院店」
激辛度★★★★★
一言 胃腸の弱い方は避けるべき!マジ辛いです!!
カルチジョリム(太刀魚の唐辛子風煮付け)
南大門市場の名物料理といえばカルチジョリム(太刀魚の煮付け)。韓国風の煮付けは、これまたやはり赤色。見ると唐辛子がたっぷり入っています。てんちゃんはこの太刀魚やサバなどを使った韓国風の魚の煮付けをお家で作って食べるほど大好き!でもお家と店とでは唐辛子の量も、唐辛子の種類も全く違い、かなり辛いものを大量に入れて作っているようす。魚が白身でとても淡白だから、最初のうちはそれほど辛さを感じなかったのですが、このピリ辛のソースをご飯に混ぜて食べてみると、けっこう辛い!でも味は相当旨~い!だんだん辛さが喉に染みてはくるものの、ほどよく甘味もあるので食べ易いです。てんちゃん的にはちょっと多めのタレをご飯にかけて混ぜ混ぜし、辛さを楽しみながら食べてもらいたいですね。このカルチジョリム、辛いのは辛いけど、辛さを甘味と旨くドッキングしていて良い感じ。また魚に負けず劣らずピリ辛ソースの染みた大根も見逃さずに食べてくださいネ~!!
※お邪魔したお店は「ウァンソンシクタン」
激辛度★★☆☆☆
一言 ランチメニューにオススメ。辛いけど甘味もあり食べ易い!
メウンカルビチム(辛いカルビ蒸し)
こちらもまた激辛ブームで火が付いた人気のメニュー、メウンカルビチム。メウン=辛い、カルビチム=カルビ蒸し。このカルビチムは韓国ではポピュラーな食べものなのですが、今回挑戦するカルビチムは唐辛子の量が驚きのスゴさ!ということで有名になったとか。さっそくてんちゃんもチャレンジ!!辛さが4段階に分かれているのですが、当然、激辛度ナンバー1のムジンジャンメウンカルビチム、無尽蔵辛いカルビチムをオーダー!ちなみに韓国人の多くは上から2番目のアジュメウンカルビチム(すごく辛いカルビ蒸し)を注文するというから、無尽蔵はかなりのものか?!期待と恐怖で胸いっぱいのてんちゃん。厨房で作る過程を見せてもらったのですが、ビックリ!想像以上の唐辛子の量。唐辛子の粉が塊に見えるほど。さっそく試食!スープが粉々している感じが・・・これは唐辛子の粉。やっぱり辛い。でも食べた瞬間に涙が出るか?!と期待したのですが、そこまでは行かず、食べれば食べるほど舌が染みてきて~という感じ。辛いけれど、予想よりはまろやかだったかな?!
※お邪魔したお店は「オンドルチッ 大学路店※閉店しました。<2010.1.27>」
激辛度★★★★☆
一言 唐辛子の香りがぷ~~んと漂うソースに注目!粉粉を感じるくらいの量が・・・
オジンオポックン(イカの唐辛子風炒め)
庶民的な海鮮として韓国でよく食べられる食材といえば「イカ」!ブンシク(軽食屋)や民俗居酒屋などでもよく見られるこのオジンオポックン(イカ炒め)はどこも唐辛子を使ったピリ辛風のもの。今回はそんなオジンオポックンの激辛店があると聞き、お邪魔することに。見るからに真っ赤で辛そうなイカの炒め。ふわぁ~と漂う香りがすでに辛い唐辛子の臭いで、期待できそうな感じ。イカのほかに玉ねぎ・ネギといった野菜も真っ赤に染まっています。イカを1口食べたのですが、思ったより辛くない?って感じ。次はスプーンでソースだけを口に含んでみるとおぉ~辛い!!これは結構来ます!!辛い!思わず付け合せの豆もやしに手が行き、むしゃむしゃとほおばってしまいました^^;。この豆もやしがかなり辛さをソフトにしてくれますね~。それにしてもこのソース、粉唐辛子のざらざら感が残った感じのする強烈なもの!パンチの効いた辛さですね!
※お邪魔したお店は「シンゲダン」※閉店しました。<2010.1.27>
激辛度★★★★☆
一言 はっきり、辛いです!豆もやしをお替りしたくなっちゃうはず!
ナクチポックン(タコ炒め)
ソウルのナクチポックンの辛さは折り紙つき!武橋洞(ムギョドン)という街には、ナクチポックンの専門通りがあるくらいで、ソウルっ子の間では人気のメニューなんです。てんちゃんはこのナクチポックンが相当辛いっというウワサを聞いて、胃が痛くなりそうで怖くて一度も挑戦したことがありませんでした。でもこの企画のおかげで遂にトライすることに!見た目は想像以上に辛そうで、見ているだけで冷や汗が出そうなほど。とにかく真っ赤で唐辛子をそのまま絡めたよう。材料を見せてもらったら、なんと新鮮なタコと唐辛子、ニンニクの3品のみというから驚き!食べた最初の感想は、辛いっというよりもタコが柔らかい!これまた2口、3口と食べていくと舌がヒリヒリ状態になるのですが、そんなときは貝を使ったスープ「チョゲタン」をいただくとGood!またナクチポックンをご飯に混ぜてナッチビビンバにして食べるとこれまた旨い!やっぱりこれもナクチポックンをたくさん入れて辛さを感じながら食べるべき!もともと期待していた激辛度には達しませんでしたが、まぁ辛くはありました。また食べに行きたいなぁ~。
※お邪魔したお店は「イガンスン・シルビチッ 南大門店※大学路に移転<2010.1.27>」
激辛度★★★☆☆
一言 新鮮タコと貝のスープは絶妙の組み合わせ!必ずセットでオーダーすべし!
唐辛子を使った赤いお料理は、わさびやからし、青唐辛子、ニンニクのように食べた瞬間に鼻をつき、舌をしびれさせるという一発勝負的な辛さではなく、食べていくうちにだんだん舌や喉、目、舌を麻痺させる感じ。だから1口目、2口目はたいしたことないなぁ~っと高をくくり、調子にのって食べているとえらい目にあっちゃうというわけ。さすがタッパル(鶏の足)を食べて翌日は胃がキリキリと痛みました。今回はあくまでもてんちゃんの味覚を基準にした激辛度。かなり辛いのが苦手なのぉ~という方は、どの料理も覚悟して食べてくださいね。それから涙を拭くハンカチをお忘れないように。以上、激辛料理に真っ向から立ち向かったてんちゃんがお伝えしました。^^

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-02-10

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