第26回青龍映画賞 vs 第4回大韓民国映画大賞

今年(2005年)1年の韓国映画を振り返りながら・・・

こんにちは!ソウルナビです。今年(2005年)もあとわずか。年末はいつも慌ただしくて、あっという間に過ぎてしまいますが、年末といえば忘れちゃいけないのが、毎年恒例の映画賞授賞式。そもそも、ソウルで行われる大きな映画賞は「百想芸術賞(毎年5月頃)」、「大鐘映画祭(毎年6~7月)」、「青龍映画賞(毎年11月頃)」、「大韓民国映画大賞(毎年12月頃)」の4つ。「百想芸術賞」と「大鐘映画賞」は前年の下半期とその年の上半期の映画が対象ですが、「青龍映画賞」と「大韓民国映画大賞」は前年の終わり頃から今年の終わり頃までの映画が対象。つまり今年1年間の韓国映画を振り返るにはぴったりの映画賞なんです。そこで今回は、11月29日に行われた「第26回青龍映画賞授賞式」と、12月4日に行われた「第4回大韓民国映画大賞」を比較しながら一挙にご紹介しましょう!

青龍映画賞 VS 大韓民国映画大賞
青龍映画賞

青龍映画賞

第26回青龍映画賞 vs 第4回大韓民国映画大賞 大韓民国映画大賞

大韓民国映画大賞


◇回数
26回

26回

第26回青龍映画賞 vs 第4回大韓民国映画大賞 第4回

第4回


◇司会
青龍映画賞
チョン・ジュノ/キム・ヘス

大韓民国映画大賞
アン・ソンギ/ソン・ユナ

◇会場
KBSホール(例年までは国立劇場)

KBSホール(例年までは国立劇場)

第26回青龍映画賞 vs 第4回大韓民国映画大賞 世宗文化会館 大劇場

世宗文化会館 大劇場


◇対象映画
青龍映画賞
今年1年を通して国内で公開された韓国映画を対象に、ネチズンと映画専門家の意見を総合して候補作品を選定、映画賞の推薦を受けた審査委員会が最優秀者(作品)を決定。

大韓民国映画大賞
2004年10月23日~2005年10月16日国内で公開された映画対象に、専門委員500人と一般委員500人、全1000人の審査委員団が候補作品を試写し、インターネット投票で受賞作を決定。

◇受賞部門
第26回青龍映画賞 vs 第4回大韓民国映画大賞 第26回青龍映画賞 vs 第4回大韓民国映画大賞 第26回青龍映画賞 vs 第4回大韓民国映画大賞
17部門 
最優秀作品賞 / 監督賞 / 脚本賞 / 主演男優賞 / 主演女優賞 / 助演男優賞 / 助演女優賞 / 新人監督賞 / 新人男優賞 / 新人女優賞 / 美術賞 /技術賞 / 撮影賞 / 照明賞 / 編集賞 / スター人気賞 /最多観客動員賞

17部門 最優秀作品賞 / 監督賞 / 脚本賞 / 主演男優賞 / 主演女優賞 / 助演男優賞 / 助演女優賞 / 新人監督賞 / 新人男優賞 / 新人女優賞 / 美術賞 /技術賞 / 撮影賞 / 照明賞 / 編集賞 / スター人気賞 /最多観客動員賞

第26回青龍映画賞 vs 第4回大韓民国映画大賞 19部門
最優秀作品賞 / 監督賞 / 脚本/脚色賞 / 主演男優賞 / 主演女優賞 / 助演男優賞 / 助演女優賞 / 新人監督賞 / 新人男優賞 / 新人女優賞 / 美術賞 / 撮影賞 / 照明賞 / 編集賞 / 視覚評価賞 / 音楽賞 / 音響賞 / 功労賞 / 短編映画賞

19部門 最優秀作品賞 / 監督賞 / 脚本/脚色賞 / 主演男優賞 / 主演女優賞 / 助演男優賞 / 助演女優賞 / 新人監督賞 / 新人男優賞 / 新人女優賞 / 美術賞 / 撮影賞 / 照明賞 / 編集賞 / 視覚評価賞 / 音楽賞 / 音響賞 / 功労賞 / 短編映画賞


◇賞金
青龍映画賞
なし

大韓民国映画大賞
各500~50.000.000ウォン、
全240000000ウォンの賞金

~部門別受賞者・作品~
◇最優秀作品賞
「親切なクムジャさん」<BR>「復讐者に憐れみを」、「オールドボーイ」に続く、パク・チャヌク監督の復讐劇完結版、「親切なクムジャさん」が今回7部門にノミネート、作品賞と共に主演女優賞を獲得。劇中、刑務所から13年ぶりに出てきたイ・ヨンエが無表情で発するセリフ、「ノナチャラセヨ(あんたこそちゃんとしたら)」が流行語にもなりました。

「親切なクムジャさん」
「復讐者に憐れみを」、「オールドボーイ」に続く、パク・チャヌク監督の復讐劇完結版、「親切なクムジャさん」が今回7部門にノミネート、作品賞と共に主演女優賞を獲得。劇中、刑務所から13年ぶりに出てきたイ・ヨンエが無表情で発するセリフ、「ノナチャラセヨ(あんたこそちゃんとしたら)」が流行語にもなりました。

第26回青龍映画賞 vs 第4回大韓民国映画大賞 「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」<BR>今年800万人の観客動員を果たした大ヒット作。監督は新人のパク・クァンヒョン監督。今回、作品賞、主演男優、監督賞を始めとする全13部門にノミネートされ、監督賞、新人監督賞、音楽賞を受賞。ちなみに音楽は日本の久石譲が担当し、異例の外国人受賞となりました。

「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」
今年800万人の観客動員を果たした大ヒット作。監督は新人のパク・クァンヒョン監督。今回、作品賞、主演男優、監督賞を始めとする全13部門にノミネートされ、監督賞、新人監督賞、音楽賞を受賞。ちなみに音楽は日本の久石譲が担当し、異例の外国人受賞となりました。

青龍映画賞
「親切なクムジャさん」
大韓民国映画大賞
「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」

◇ノミネート
青龍映画賞
「あなたは私の運命」

「あなたは私の運命」

「マラソン」

「マラソン」

「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」

「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」

「親切なクムジャさん」

「親切なクムジャさん」

「血の涙」

「血の涙」

大韓民国映画大賞
「あなたは私の運命」

「あなたは私の運命」

「マラソン」

「マラソン」

「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」

「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」

「恋愛の目的」

「恋愛の目的」

「拳が泣く」

「拳が泣く」


◇主演男優賞
ファン・ジョンミン(「あなたは私の運命」)

ファン・ジョンミン(「あなたは私の運命」)

第26回青龍映画賞 vs 第4回大韓民国映画大賞 ファン・ジョンミン(「あなたは私の運命」)

ファン・ジョンミン(「あなたは私の運命」)

今年(2005年)は「ファン・ジョンミンの年」と言っても過言ではないほど、たくさんの映画で意欲的な演技を見せてくれました。今回賞を獲得した映画「あなたは私の運命(原題:ノヌン ナエウンミョン)」のほか、イ・ビョンホン主演の「甘い人生」、6カップルのオムニバス映画「私の生涯で一番美しい1週間」、海外で評価の高かったキム・ジス主演映画「女、チョンヘ」にも出演。大鐘賞で助演男優賞受賞、青龍映画賞と大韓民国映画大賞で主演男優賞受賞。青龍賞で共演したチョン・ドヨンに向かって「ドヨナ~、ノラン ヨンギハゲテンゴン ネゲキジョッカットゥンイリヨッタ(ドヨン、お前と演技できたことが奇跡のような出来事だったよ)」というコメントが印象的でした。

◇ノミネート
青龍映画賞
ファン・ジョンミン(「あなたは私の運命」)

ファン・ジョンミン(「あなたは私の運命」)

パク・ヘイル「恋愛の目的」

パク・ヘイル「恋愛の目的」

リュ・スンボム(「拳が泣く」)

リュ・スンボム(「拳が泣く」)

チョ・スンウ(「マラソン」)

チョ・スンウ(「マラソン」)

イ・ビョンホン(「甘い人生」)

イ・ビョンホン(「甘い人生」)

大韓民国映画大賞
ファン・ジョンミン(「あなたは私の運命」)

ファン・ジョンミン(「あなたは私の運命」)

パク・ヘイル「恋愛の目的」

パク・ヘイル「恋愛の目的」

リュ・スンボム(「拳が泣く」)

リュ・スンボム(「拳が泣く」)

チョ・スンウ(「マラソン」)

チョ・スンウ(「マラソン」)

チョン・ジェヨン(「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」)

チョン・ジェヨン(「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」)


◇主演女優賞
イ・ヨンエ(「親切なクムジャさん」)<BR>舞台では始終信じられないという表情のイ・ヨンエ。涙を流しながら「今までとは違う役柄で実際とても大変だったけれど、映画を気に入ってくれた方もそうでない人も、今この瞬間は皆さんに愛されたい」とコメント。見守っていた人々がみな感動した一場面でした。

イ・ヨンエ(「親切なクムジャさん」)
舞台では始終信じられないという表情のイ・ヨンエ。涙を流しながら「今までとは違う役柄で実際とても大変だったけれど、映画を気に入ってくれた方もそうでない人も、今この瞬間は皆さんに愛されたい」とコメント。見守っていた人々がみな感動した一場面でした。

第26回青龍映画賞 vs 第4回大韓民国映画大賞 チョン・ドヨン(「あなたは私の運命」<BR>青龍賞ではこの作品で監督賞と主演男優賞、この映画賞(大韓民国映画大賞)では先に主演男優賞がこの作品で共演したファン・ジョンミンに決定。自分(チョン・ドヨン本人)がこの賞を獲得できなかったら悲劇の主人公になるところだった・・・といいながら、喜びのコメント。ちなみにチョン・ドヨンは昨年(2004年)に続き2度目の主演女優賞(「人魚姫」)。

チョン・ドヨン(「あなたは私の運命」
青龍賞ではこの作品で監督賞と主演男優賞、この映画賞(大韓民国映画大賞)では先に主演男優賞がこの作品で共演したファン・ジョンミンに決定。自分(チョン・ドヨン本人)がこの賞を獲得できなかったら悲劇の主人公になるところだった・・・といいながら、喜びのコメント。ちなみにチョン・ドヨンは昨年(2004年)に続き2度目の主演女優賞(「人魚姫」)。


◇ノミネート
青龍映画賞
イ・ヨンエ (「親切なクムジャさん」)

イ・ヨンエ (「親切なクムジャさん」)

チョン・ドヨン (「あなたは私の運命」

チョン・ドヨン (「あなたは私の運命」

カン・ヘジョン(「恋愛の目的」)

カン・ヘジョン(「恋愛の目的」)

キム・ジョンウン(「サランニ」)

キム・ジョンウン(「サランニ」)

ソン・イェジン(「四月の雪」)

ソン・イェジン(「四月の雪」)

大韓民国映画大賞
イ・ヨンエ (「親切なクムジャさん」)

イ・ヨンエ (「親切なクムジャさん」)

チョン・ドヨン (「あなたは私の運命」

チョン・ドヨン (「あなたは私の運命」

カン・ヘジョン(「恋愛の目的」)

カン・ヘジョン(「恋愛の目的」)

キム・ミスク(「マラソン」)

キム・ミスク(「マラソン」)

キム・ヘス(「ピンクの靴」)

キム・ヘス(「ピンクの靴」)


◇監督賞
発表後、客席で主演のファン・ジョンミンと固く抱き合う監督の姿が。舞台ではこの作品に関わった人への感謝のコメント、そして最後に「誰とはいえませんが、この話を劇化することを許可してくれた、実際の主人公たちに感謝します」と。ちなみにこの監督は「チュゴドチョア」という老年のセックスを主題にした作品、そして全州映画祭の開幕作にもなった「5つの視線」という障害者を主題にした5つの映画のうちの1作品を監督。

発表後、客席で主演のファン・ジョンミンと固く抱き合う監督の姿が。舞台ではこの作品に関わった人への感謝のコメント、そして最後に「誰とはいえませんが、この話を劇化することを許可してくれた、実際の主人公たちに感謝します」と。ちなみにこの監督は「チュゴドチョア」という老年のセックスを主題にした作品、そして全州映画祭の開幕作にもなった「5つの視線」という障害者を主題にした5つの映画のうちの1作品を監督。

第26回青龍映画賞 vs 第4回大韓民国映画大賞 パク監督はこの作品で新人監督賞と監督賞を受賞。先に新人監督賞を受賞し、「一応考えていたコメントを忘れてしまいました」といいながら、最後は「平和を愛するすべての人々にこの賞を捧げます」というコメントで〆。その後、監督賞受賞のために舞台へが上がった監督は、少し間が開いた後ポツリと「ほんとに驚かしますね・・・」と。

パク監督はこの作品で新人監督賞と監督賞を受賞。先に新人監督賞を受賞し、「一応考えていたコメントを忘れてしまいました」といいながら、最後は「平和を愛するすべての人々にこの賞を捧げます」というコメントで〆。その後、監督賞受賞のために舞台へが上がった監督は、少し間が開いた後ポツリと「ほんとに驚かしますね・・・」と。


◇ノミネート
青龍映画賞
パク・ジンピョ(「あなたは私の運命」)/キム・テスン(「血の涙」)/イム・サンス(「その時、その人々」)/キム・ジウン(「甘い人生」)/パク・チャヌク(「親切なクムジャさん」)/

大韓民国映画大賞
パク・ジンピョ(あなたは私の運命)/キム・テスン(血の涙)/イム・サンス(その時、その人々)/パク・クァンヒョン(ウェルカムトゥドンマッコル)/ リュ・スンワン(拳が泣く)

◇助演男優賞
イム・ハリョン(「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」)<BR>お笑いタレントや司会とし活躍してきた経歴を生かし、見事に助演男優賞を獲得。 助演男優

イム・ハリョン(「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」)
お笑いタレントや司会とし活躍してきた経歴を生かし、見事に助演男優賞を獲得。 助演男優

第26回青龍映画賞 vs 第4回大韓民国映画大賞 ファン・ジョンミン (「甘い人生」)<BR> 今年(2005年)の7月に行われた大鐘映画賞に続いて、映画「甘い人生」で助演男優賞を獲得。

ファン・ジョンミン (「甘い人生」)
今年(2005年)の7月に行われた大鐘映画賞に続いて、映画「甘い人生」で助演男優賞を獲得。


◇ノミネート
青龍映画賞
イム・ハリョン(「ウェルカム・トゥ・トンマッコル」)/ファン・ジョンミン(「甘い人生」)/パク・ヨンウ(「血の涙」)/コン・ヒョジン(「家紋の危機」)/

大韓民国映画大賞

イム・ハリョン(「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」)/ファン・ジョンミン(甘い人生)/パク・ヨンウ(「血の涙」)/キム・ヨンチョル(「甘い人生」)/イ・ギヨン(「マラソン」)

◇助演女優賞
カン・ヘジョン
(「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」)

カン・ヘジョン (「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」)

「オールドボーイ」、「恋愛の目的」、そして今年もっとも観客を動員した「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」など、興行女優と言われているカン・へジョンが両賞で助演女優賞を獲得。ちなみに青龍賞では2003年に続き2度目の受賞(「オールドボーイ」」。 カン・ヘジョン
(「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」)

カン・ヘジョン (「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」)

「オールドボーイ」、「恋愛の目的」、そして今年もっとも観客を動員した「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」など、興行女優と言われているカン・へジョンが両賞で助演女優賞を獲得。ちなみに青龍賞では2003年に続き2度目の受賞(「オールドボーイ」」。


◇ノミネート
青龍映画賞
カン・ヘジョン(「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」/キム・スミ(「麻婆島」)/キム・ウルドン(「麻婆島」)/ナ・ムニ(「あなたは私の運命」)/ソ・ヨンヒ(「私の生涯で一番美しい一週間」)

大韓民国映画大賞
カン・ヘジョン(「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」/キム・スミ(「麻婆島」)/ナ・ムニ(「あなたは私の運命」)/ナ・ムニ(「拳が泣く」)/チェ・ジナ(「血の涙」)

◇新人男優賞
カチョン・ジョンミョン(「台風太陽」)<BR>今年のドラマ「ファッション70's」で人気上昇中のチョン・ジョンミョン。初の主演映画で新人賞を獲得。

カチョン・ジョンミョン(「台風太陽」)
今年のドラマ「ファッション70's」で人気上昇中のチョン・ジョンミョン。初の主演映画で新人賞を獲得。

第26回青龍映画賞 vs 第4回大韓民国映画大賞 パク・ゴニョン(「ダンサーの純情」)<BR>大ヒットしたミュージカル「土曜の夜の熱気」の主役だった彼が、ダンサー役でスクリーンデビュー、新人賞獲得。

パク・ゴニョン(「ダンサーの純情」)
大ヒットしたミュージカル「土曜の夜の熱気」の主役だった彼が、ダンサー役でスクリーンデビュー、新人賞獲得。


◇ノミネート
青龍映画賞
パク・ゴニョン(「ダンサーの純情」)/ユン・ケサン(「パレエ教習所」*歌手グループ『god』の元メンバー、現在軍隊に)/イ・テソン(「サランニ」*新人俳優)/タク・ジェフン(「家紋の危機-家紋の栄光2」*元男性デュオ「カントゥリーココ」のメンバー)/チョン・ジョンミョン(「台風太陽」)

大韓民国映画大賞
パク・ゴニョン(「ダンサーの純情」)/ユン・ケサン(「パレエ教習所」)/イ・テソン(「サランニ」)/チャン・ソヌ(「かわいい」)/リュ・ドッカァン(「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」)

◇新人女優賞
キム・ジス(「女、チョンへ」)

キム・ジス(「女、チョンへ」)

ドラマではお馴染みの彼女。今回この作品がスクリーンデビュー作。受賞時には「一番高年齢の受賞ではないでしょうか」といいながら、喜びのコメント。 キム・ジス(「女、チョンへ」)

キム・ジス(「女、チョンへ」)

ドラマではお馴染みの彼女。今回この作品がスクリーンデビュー作。受賞時には「一番高年齢の受賞ではないでしょうか」といいながら、喜びのコメント。


◇ノミネート
青龍映画賞
キム・ジス(「女、チョンへ」)/チョン・ユミ(「サランニ」)/キム・オクビン(「女高怪談4」)/チョ・イジン(「台風太陽」)/ハン・ジヘ(「B型の彼氏」)

大韓民国映画大賞
キム・ジス(「女、チョンへ」)/チョ・イジン(「台風太陽」)/ソ・ヨンヒ(「麻婆島」)/チョン・ユミ(「サランニ」)/ユン・セア(「血の涙」)

◇新人監督賞
青龍映画賞
チョン・ユンチョル(「マラソン」)

大韓民国映画大賞
パク・クァンヒョン
(「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」)

◇ノミネート
青龍映画賞
チョン・ユンチョル(「マラソン」)/パク・クァンヒョン(「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」)/イ・ユンギ(「女、チョンへ」)/ハン・チェリム(「恋愛の目的」)/チュ・チャンミン(「麻婆島」)

大韓民国映画大賞
チョン・ユンチョル(「マラソン」)/パク・クァンヒョン(「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」)/イ・ユンギ(「女、チョンへ」)/ハン・チェリム(「恋愛の目的」)/イム・ピルソン(「南極日記」)

その他の賞
◇韓国映画最多観客賞
青龍映画賞
「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」今回800人の観客を動員、見事に韓国映画最多観客動員賞を受賞。

大韓民国映画大賞
なし

◇撮影賞
青龍映画賞
キム・ジヨン(「甘い人生」)

大韓民国映画大賞
ファン・ギソク(「刑事」)

◇脚本賞
青龍映画賞
コ・ユンヒ、ハン・チェリム
(「恋愛の目的」)

大韓民国映画大賞
チャン・ジン/パク・クァンヒョン/キム・ジュン
(「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」

◇音楽賞
青龍映画賞
キム・ジュンソン(「マラソン」)

大韓民国映画大賞
久石譲
(「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」

◇美術賞
青龍映画賞
イ・ヒョンジュ、チョ・グニョン
(「刑事」)

大韓民国映画大賞
ミン・オンオク(「血の涙」)

◇技術賞
青龍映画賞
シン・ジェホ(「血の涙」)

大韓民国映画大賞
なし

◇照明賞
青龍映画賞
シン・ギョンマン(「刑事」)

大韓民国映画大賞
シン・ギョンマン(「刑事」)

◇編集賞
青龍映画賞
なし

大韓民国映画大賞
ムン・インデ(「私の生涯で一番美しい1週間」)

◇音響賞
青龍映画賞
なし

大韓民国映画大賞
キム・ソクウォン/キム・チャンソプ(「血の涙」)

◇視覚評価賞
青龍映画賞
なし

大韓民国映画大賞
(「血の涙」)

◇功労賞
青龍映画賞
なし

大韓民国映画大賞
  キム・ドンホ釜山国際映画祭 集行委員長

◇人気スター賞
青龍映画賞
カン・ドンウォン/チョ・スンウ/キム・スミ/ハ・ジウォン
カン・ドンウォンとハ・ジウォンは映画「刑事」の共演カップル。そしてもう1組は映画「マラソン」のヒットで一躍スターの仲間入りをしたチョ・スンウ、そしてベテラン女優、キム・スミ。それにしても、カン・ドンウォンの人気はすごい!去年に続いて2年連続の受賞。


大韓民国映画大賞
なし

☆恒例のレッドカーペットから俳優が続々~<青龍映画賞>
キム・ジョンウン(ドラマ「パリの恋人」/映画「サランニ」)

キム・ジョンウン(ドラマ「パリの恋人」/映画「サランニ」)

イ・ヨンエ(映画「親切なクムジャさん」/ドラマ「チャングムの誓い(2003年)」)

イ・ヨンエ(映画「親切なクムジャさん」/ドラマ「チャングムの誓い(2003年)」)

イ・ナヨン(前回の青龍映画賞で最優秀女優賞受賞)

イ・ナヨン(前回の青龍映画賞で最優秀女優賞受賞)

キム・ジョンウンは胸の辺りまであいたシンプルなドレスはグッチ。そして胸元に注目~!この首に巻き巻きしているネックレスは5億ウォン相当という超高価な一品だそう。
イ・ビョンホン(映画「甘い人生」)「ビョンホンシ~!!」フォトラインでも日本のファンたちの呼び声が~。

イ・ビョンホン(映画「甘い人生」)「ビョンホンシ~!!」フォトラインでも日本のファンたちの呼び声が~。

カン・ドンウォン(映画「刑事」)「きゃー!!!」
こちらはジモティに人気

カン・ドンウォン(映画「刑事」)「きゃー!!!」 こちらはジモティに人気

キム・レウォン 現在、映画
「ミスターソクラテス」公開中(12月1日現在)。

キム・レウォン 現在、映画 「ミスターソクラテス」公開中(12月1日現在)。

デニス・オ ドラマ「私の名前はキム・サムスン」で人気の出たダニエル・へニーに続き、人気上昇中。CMから今度はドラマにも出演。

デニス・オ ドラマ「私の名前はキム・サムスン」で人気の出たダニエル・へニーに続き、人気上昇中。CMから今度はドラマにも出演。

パク・ジュンフン (映画「天軍」)&チョン・ジョンミョン (映画「台風太陽」)(左)青龍映画賞でスター賞の司会として登場する
のも、 もう恒例に。(右)今回この作品で新人男優賞ノミネート

パク・ジュンフン (映画「天軍」)&チョン・ジョンミョン (映画「台風太陽」)(左)青龍映画賞でスター賞の司会として登場する のも、 もう恒例に。(右)今回この作品で新人男優賞ノミネート

チェ・ミンシク

チェ・ミンシク

ジェ・ヒ 前年度(2004年)新人賞受賞

ジェ・ヒ 前年度(2004年)新人賞受賞

パク・チャヌク監督(映画「親切な クムジャさん」) 今回この作品で最優秀作品賞ノミネート

パク・チャヌク監督(映画「親切な クムジャさん」) 今回この作品で最優秀作品賞ノミネート

リュ・スンボム(映画「拳が泣く」) 今回この作品で主演男優賞ノミネート

リュ・スンボム(映画「拳が泣く」) 今回この作品で主演男優賞ノミネート

パク・コニョン(映画「ダンサーの純情」) 今回この作品で新人男優賞ノミネート

パク・コニョン(映画「ダンサーの純情」) 今回この作品で新人男優賞ノミネート

ファン・ジョンミン&チョン・ドヨン(映画「あなたは私の運命」の主演)

ファン・ジョンミン&チョン・ドヨン(映画「あなたは私の運命」の主演)

イ・ミスク

イ・ミスク

パク・ジニ(「恋愛術師」)

パク・ジニ(「恋愛術師」)

チョン・ジニョン

チョン・ジニョン

ス・エ 昨年度(2004年)新人女優賞受賞

ス・エ 昨年度(2004年)新人女優賞受賞

ハ・ジウォン(映画「刑事」)

ハ・ジウォン(映画「刑事」)

ソン・イェジン(映画「四月の雪」)今回この作品で主演女優賞ノミネート

ソン・イェジン(映画「四月の雪」)今回この作品で主演女優賞ノミネート

キム・ジス(映画「女、チョンへ」) 今回この作品で新人女優賞ノミネート

キム・ジス(映画「女、チョンへ」) 今回この作品で新人女優賞ノミネート

その他、受賞のプレゼンターとしてもたくさんの俳優が出席!
<大韓民国映画大賞>
いかがでしたか?今年1年振り返ってみると、ほんとにたくさんの韓国映画が公開されました。中には韓国に旅行に来たついでに観た方、あるいは、日本で公開された韓国映画を観たという方もいるのでは?!今年も海外の映画賞にノミネートされた作品もあったし、国内でも観客800万人動員した作品も出たり、ますます盛り上がってきている韓国映画。韓国映画ファンの方もそうでない方も、日本で公開される映画を見るときに、映画賞でチェックした映画をお見逃しなく!以上、ソウルナビでした。

☆おまけ
<ハンドプリンティングイベント>

昨年(2004年)は一昨年(2003年)の青龍映画賞で新人賞を受賞したヨン様も出席、たくさんの取材陣とファンが殺到したこのイベント(*2004年「青龍映画祭」ハンドプリンティングイベント)。今年は昨年の会場である「竜山CGV」に代わり、忠武路の「大韓劇場(テハンクッチャン)」で行われました。このイベントは前年の映画祭で主演男優賞・女優賞、そして新人男優賞・女優賞を受賞した4人の俳優が出席して行われる、映画賞の候補作試写会の特別イベント。今年はチャン・ドンゴン(「ブラザーフッド」)、イ・ナヨン(「知ってる女」)、ジェ・ヒ(「空き家」)、ス・エ(「家族」)の4人。昨年ほどではありませんでしたが、国内外の取材陣が約150名集まったそう。来年も楽しみですね。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2005-12-05

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