底なしのナビのお腹を満たして~!ということで、ソウルの街を歩いていて気軽に食べれる大人気のおやつ、はまってしまった人も多いと思いますが、今日はホットッを研究してみたいと思います! まずこのホットッ(ホットドックではありません!ちょっと間違いやすい)という名前。これは、中国から伝わったお餅(トッ)の中の一つで、胡(ホ、胡には胡麻、胡椒、胡瓜など異国のものという意味あり)という漢字をつけてホットッという名前になったんだとか。でも、単ににホットッといっても深いものがあるんです。オクススカル(とうもろこし粉)とチャッサル(もち米)を入れた生地を揚げるチャッサルオクススホットッもあれば、焼いて食べるエンナルチュングッホットッ、風船のようにパンパンに膨らんだホットッもあるんです!それではホットッ、あなたならどっち?揚げ派?焼き派?
ホットッはやっぱり揚げ派のあなたには!
チャッサルオクススホットッ
仁寺洞(インサドン)のメインストリートを鍾路(チョンノ)の方に行くと、人気のホットッのお店を見つけちゃうはず。ナビが行く時はいつも行列が出来ているんですもん。ここの特徴は、もち米、トウモロコシの入った香ばしくて弾力のある生地にゴマ、黒砂糖、シナモン、ナッツなどのたくさんの材料を入れて揚げたもの。ほとんどの人が揚げたてを歩きながらかじっています。分厚い紙とティッシュで持ちやすく挟んで渡してくれるけど、だんだんしみてきて手も熱くなるし、中の黒砂糖も熱でとろけてかなり熱いのでやけどには十分ご注意くださいね。生地のもちもち感と中のごまとナッツの香ばしさ、そして黒砂糖の深い甘さがミックスしてかなり後ひくうまさ。
何言ってるんだ~!ホットッはやっぱりシンプルな焼き派!
チュングッエンナルホットッ
東大門(トンデムン)に行くとホットッのお店が何軒かありますが、ほとんどが焼き派のチュングッエンナルホットッパン。揚げるんじゃなくて、鉄板で焼いて売ってます。中身は黒砂糖とごまとシナモンで似ているけれど、外はかなりあっさりのインドのパン、ナン系。中央部がパリパリしていてちぎって(割って)食べると黒砂糖の付いたせんべい感覚。耳の方はちょっと柔らかくてパンみたい。中身は揚げ派に比べるとかなり少ないので、黒砂糖たっぷりの揚げたオクススホットッに慣れた人はかなり物足りないかも。でもあっさり好きにはおすすめ!
コンガルパン
そして、同じ焼きでももう一つ、パンパンにはちきれそうなチュングッエンナルホットッもあるんです。これはこんなに膨らんでるのに中身が空っぽだということで、別名コンガル(空っぽ)+パンともいうらしい。その空っぽホットッの名にふさわしく、中は薄く黒砂糖とシナモン、ごまが付いてます。これはもうバリバリパリパリ割って食べるスタイル。かなりこのせんべいのような食感の好きな人にはたまりましぇん!
※この2つはすご~く寒かったり暑かったり都合が悪いと出てきませんので、このお店も見つけたあなたはラッキーかもっ!
ソウルの街を歩いていると、いろんなところで発見できるホットッ。その他にも野菜(ヤチェ)ホットッなんかもありますよね!行き先々でいろんなホットッを試してみてはいかがでしょうか?ナビスタッフの中では揚げ派が多かったんですが、皆さんは揚げと焼き、どっち派ですか?
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2000-05-14