치킨
ビールによく合う食べ物として人気のチキン。最も定番なのはやっぱり骨付き鶏を油で揚げたフライドチキン、その他にもいろんな種類があります。
★プライドゥ(フライド)
骨付き鶏を油で揚げた、おなじみフライドチキン。一見単純な料理に見えますが、下味や揚げ方などでお店によって味は様々!
★ヤンニョム(味付け)
コチュジャン(唐辛子味噌)にニンニク、生姜なんかの香り野菜などを混ぜた甘辛いヤンニョム(薬味ソース)をフライドチキンに絡めた、韓国らしいお味のチキン。こちらもほぼ必ずあるチキン専門店の王道メニューですが、ヤンニョムの味は店によってやっぱり違います。かなり辛味の効いたものもあれば、どちらかというと甘めのものもあり。
★マヌル(にんにく)
フライドチキンにすりおろしたマヌル=ニンニクをベースとしたソースをまぶした、ニンニクの香りプンプンのニンニク好きにはたまらないメニュー!食欲をそそるニンニクの香りと味がやみ付きになることも。
★ロストゥ(ロースト)/ジョンギグイ(電気焼き)/スップル(炭焼き)
オーブンや直火、直熱で焼いたロースト系のチキン。揚げるのではなく焼くので、油が程よく落ち皮がパリっとしたものもあり、フライドとはまた違った味わいが魅力。
<その他>
チキンにネギなどがトッピングされたり、醤油やテリヤキ味のソースがかかっていたり、トッ(韓国の餅)と一緒に甘辛く炒めたり。
チキンのお店では?
韓国にはチキン料理をビールと一緒に楽しめるお店がいっぱいあります。カラっと揚げられるフライドチキンが「チキン」の定番。「ハンマリ(1羽)」「トゥマリ(2羽)」単位で注文し、メニューには普通「ハンマリ」の値段が載り、「ハンマリ」の量はだいたい2~3人分くらい。また1羽の半分「パンマリ」や1羽+半分「ハンマリパン」を注文できるお店も。チキンを注文すると大根を酢漬けにしたピクルスのようなものや、キュウリのピクルス、ケチャップやマヨネーズがかかったキャベツの千切りなどが一緒に出てきます。チキンはフォークを上手に使い、手を汚すことなく食べます。お店によってはトング&フォークが出てくるところも。手掴みでもOK!また一緒に出てくる塩や甘辛いソース、甘めのマスタードソースにつけていただきます。中には様々な種類のソースから選ぶことができるお店も。骨はテーブルに置かれた銀色ステンレスの容器に捨てます。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2011-11-26