「もぎたて」ソウル情報・屋台編!
レポーター紹介こんにちは。もぎたてです。皆さん、ソウルでけっこう気になっていませんでしたか?日本ではめっきり見かけなくなった屋台。しかしソウルでは今でもあちらこちらに屋台が健在しています。日韓屋台対戦!韓国にあって日本にない味たちをご紹介しましょう。もぎたての自己評価もつけました。
ホットッ
日本のみなさんに根強い人気のホットッ。ソウルナビでも作り方からおいしいお店まで、特集でご紹介しました。
最近は日本でも一部の地方では売られているそうですね。知りませんでした。今年の日本の冬の流行は韓国菓子か!?
ところでこのホットッ、場所によって値段がちがっています。繁華街では一つ500ウォンですが、ソウル市民価格は三つで1,000ウォン。大きさなど多少違いはあるものの、もぎたては3つ1,000ウォンのものも十分おいしいと思います。寒~い日にアツアツのホットッを食べる幸せ。恋人がいなくたって平気だもんね。
もぎたての評価:★★★★☆(アサダ飴がダメな人は無理でしょう・・・ということで星4つにとどまりました)
ハッドグ(ホットドッグ)
上のホットッとまぎらわしいのがハッドグ。日本語でいうホットドッグです。3種類あって、ウインナーが丸出しになっているもの、アメリカンドッグ風、アメリカンドッグ+クルトン(ポテトフライでした)、どれもおいしいですよ。一つ1,000ウォン。
もぎたての評価:★★★★★(子供が好きな味。やっぱり強かった、アメリカン)
オデン
あえてカタカナで書いた理由は、同じ名前だけど内容物が違うから。韓国のオデンは、ご存知のとおり練り物を指します。これをしょうゆにつけて食べるのですが、かじったところを各自同じたれにつけるので、神経質な方はちょっと無理かも。でも、慣れればそのまま食べるよりずっとおいしいです。オデンをたのむといっしょについてくるのがオデンスープ。これは無料。セルフの場合が多いです。化学調味料の味。だけどカラダがあったまるので、寒い日には欠かせません。一串500ウォン。
もぎたての評価:★★★☆☆(日本のオデンを想像して行くととんでもないことに!?)
ホドクァジャ(くるみ菓子)
先のファーストフード特集でもお伝えしましたデリーデリー饅頭。その起源とでもいうのがこのホドクァジャ。くるみの押し型がかわいらしい。中には白あんが入っています。ほどよく甘くて、甘党の日本人にぴったり。一袋2,000ウォン。
もぎたての評価:★★★★★(これは素直においしい)
トッポッキ
これもソウルナビの「食べる」をご参考に。トッポッキのおいしいお店も紹介されています。もぎたては初めての旅行でこれを食べて、すっかり病みつきに。2泊 3日中こればっかり食べていたら、最終日に胃がギブアップしてトイレの住人になってしまったほど。いまでも好きです。一人分1,000ウォン~1,500 ウォン。紙コップトッポッキ500ウォン。
もぎたての評価:★★★☆☆(けっこう辛いです)
ケランパン
卵1個入っていて、栄養的にも◎。はまる人ははまるようです。一つ500ウォン。
もぎたての評価:★★★☆☆(見た目は回転焼き、中身は卵焼き入りホットケーキ!?)
ブンオッパン(たいやき)
ブンオッパンは韓国風たいやき。果たしてどちらが先なのか?疑問です。もぎたてとしては、しっぽにあんこが入っていないのが少々不満ではありますが、やっぱりこれも寒い季節の風物でしょうね。ところでこのブンオッパンに関して友人からおもしろい話を聞きました。彼女は物価をブンオッパンの値段ではかるのだそうです。たとえばシンチョンやカンナムなどではこのブンオッパン、3つ1,000ウォンで売られています。ところがもぎたての下宿付近では、それが5つ 1,000ウォンで売られているんです。物価が安いだけなのか、田舎なのか・・・。
もぎたての評価:★★★★★(日本のたいやきよりあんこがさっぱりしていておいしい)
ティギム(てんぷら)
韓国語でてんぷらはティギム。てんぷらという単語もありますが、それは練り物の揚げを指します(ややこしい)。中の具もいろいろ。野菜や魚介類以外にもゆで卵や春雨、ギョウザなど出たトコ勝負です。見た目がいいお店はやっぱりお味のほうもいいみたい。油ギトギトや、ホコリまみれのティギムはやっぱりおいしくないです。じっくり見て決めましょう。3つか4つで1,000ウォン。
もぎたての評価:★★★★☆(韓国人は時々トッポッキにからめて食べるんだよね)
キムパッ(のり巻き)
大きいものから一口サイズのキムパッまでさまざま。当たり外れがあまりありません。1巻き1,500ウォンぐらい。*)))))←これが韓国ではキムパッだそうです。
もぎたての評価:★★★★★(辛いものダメな人もO.K。日本ののり巻きよりおいしい)
栗焼き
炭火でこんがり焼いた栗はホクホクで美味。時々見かけます。2,000ウォン。
もぎたての評価:★★★★☆(ホクホク、ホクホク(^−^))
トストゥ(トースト)
冬のさむーい朝にはやっぱりトースト。食パンに、卵焼き、お砂糖、キャベツの千切りなどをはさんでこんがり焼いたのをほおばる幸せ。出勤前のサラリーマンたちに大人気のトーストは、一つでおなかいっぱいに。一つ1,000ウォン。
もぎたての評価:★★★★☆(朝たべるのが最高!)
ミニピザ
これも辛くないシリーズ。普通のピザは安くても9,000ウォンぐらいします。屋台のピザなら一つ1,000ウォン。安い!もぎたてが貧乏留学生だったころ、どうしてもピザが食べたくて友人とこのピザを二人で買って食べたのを思い出します。食欲と経済力が反比例していたもぎたてにとっては苦い思い出です・・・。そのピザのおいしかったこと!したがってあえて星5つにさせていただきました。
もぎたての評価:★★★★★
タッコチ(鳥のから揚げ)
フライにしたものをそのまま食べるところや、焼き鳥風に甘辛いソースにからめたものなど様々です。においを嗅いだだけでおなかは素直にグー。1本1,000ウォン。
ヘンミの評価:★★★★★(食べたことのないもぎたてに代わってヘンミさんが評価)
<番外編>
ボンテギ(虫のしょうゆ煮)
これは、みなさん思わず引いてしまうのではないでしょうか。「虫のしょうゆ煮」(ナビくん注・蚕のさなぎの抜け殻です)。もぎたても最初これを見たときは、「これが食べ物・・・?」って驚いたほどです。うちの犬に食べさせたところ、吐き出しました。犬も食わない食べ物!?でも、食べてみると、お味は淡白。しかもたんぱく質が豊富だそうで、いまでも冬になるとこれをつまんでいる人をよく見かけます。1カップ500~1,000ウォン。
もぎたての評価:★☆☆☆☆(これは見るだけで十分でしょう)
ナビくんの評価:★★★★☆(見た目よりおいしいんだけどなあ)
スンデ(腸づめ)
豚の腸詰がすなわちスンデ。レバーといっしょに出されます。そのグロテスクさに思わず食欲が失せる方も多いのでは?でも、お酒にとってもよく合います。うちの犬はいっしょに付いてくるレバーが大好き。パクパク食べます。1,500ウォン~2,000ウォン。
もぎたての評価:★★★☆☆(栄養は満点だから、ね)
いかがでしたか?冬の屋台は夏のように食中毒の心配がありませんから、気軽にチャレンジできるのでは?くれぐれも食べ過ぎにはご注意を。でも、韓国庶民の味である屋台、一度は入ってみてください。
さあ、これからどんどん寒くなっていきます。もぎたてもそろそろ越冬の準備をせねば。いっぱい食べて、もっといい記事が書けるようにがんばりま~す。では、またどこかでお会いしましょう。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2000-10-31