鍾路の屋台で2007年夏のNEWメニューを食べてきました!
こんにちは!てんちゃんです。日本では夏祭りがあちらこちらで開催されるこの季節。夏祭りの名物といえば、夜店での買い食い!てんちゃんも幼い頃には、盆踊りよりもこの夜店でりんご飴やベビーカステラやカキ氷・焼きとうもろこしなどを食べまくるのが楽しみだったものです。そんな夜店、いわゆる屋台が、韓国では季節に関係なく年がら年中~街にあふれています。小腹がすいた子供たちや学生、サラリーマンやOLさん、おじさん、おばんさんまで老若男女問わず親しまれています。学校周辺や市場の中はもとより、辺鄙な道路など、ありとあらゆる場所で屋台を発見することができます。中でも今日は、屋台が密集しているエリアである鍾路に行ってきました。いつもの定番メニュー+新しいメニューを加え、皆さんにご紹介したいと思います。それではさっそくレッツゴー!
てんちゃんが繰り出した鍾路の屋台のある場所は?!
地下鉄1号線鍾閣駅からず~っと鍾路2街・鍾路3街方面に向かって歩いていきます。大通りをはさんだ両方の歩道に屋台がずらずらずら~っと並んでいます。特に駅周辺、鍾路2街にある英会話教室周辺にお店がたくさん集まっています。
屋台巡りスタート!
その1 キムトッスン鍾路の超定番メニューといえばこれ!!屋台では珍しい<セットメニュー>で、ここ鍾路の屋台でのみ見られる名物「キムトッスン」!!「キムチジョン+トッポッキ+スンデ」の頭文字をとって付けられたネーミング。おやつにぴったりな3種類を寄せ集め、これだけ食べればおやつというよりは食事の代わりにもなりそうな感じ。3つの中で一番気に入ったのはトッポッキ。なんだか懐かしい味がするような~。甘辛い味付けは、食べているとかなり舌がヒリヒリしてきたけれど、癖になっちゃう味。あっという間にトッポッキは食べきっちゃいました。キムチジョンは、いわゆるキムチのチヂミ。キムチがサクサクしていてこれもいい感じ~。3000ウォン。
その2 フェオリカンジャこれがこの夏登場したジャガイモを使った新屋台メニュー!明洞界隈で出回っていると聞いてはいましたが、ここ鍾路でも発見。1つのジャガイモをこのように薄くスライスし串に刺したもの。串の上から下までりんごの皮のように、1本につながっているんですヨ。それを油で揚げ、こんなユニークな形に~。好みでチーズの粉をつけてもらいます。想像つきそうで、以外にも想像のつかない味?!興味津々で食べてみると・・・ちょっぴり湿ったポテトチップス?!っという感じ。ポテト自体には、さほど目立った味はありません。チーズの粉はまさにスナック菓子で、チーズ風味のお菓子にまぶされた粉の味。これが体にあまりよくないかも~っと思いつつも、癖になってしまう味で、どんどん胃の中にぃ~。1000ウォン。
その3 春川タッコチ春川タッカルビ?!でなく、それにちなんだ春川タッコチ。タッは鶏肉、コチは串刺しという意味。要するに焼き鳥のこと~。この韓国の屋台らしくない、日本の屋台チックな提灯に魅せられてさっそく挑戦!味は辛い味・辛くない優しい味・塩・照り焼き風味の4種類。ど・れ・に・し・よ・う・か・な!っと迷いに迷って、日本の香りのする照り焼き風味をオーダー。一度焼いた焼き鳥は、オーダーするともう一度火を通し温めてくれます。そのとき焼き鳥のいい香りがぷ~ん。2000ウォン。
焼きあがるとニンニクパウダーをかけてくれます。さっそく試食!タレはまさに甘~い照り焼きの味。ネギと肉が串に刺さっているのですが、すこし鶏臭さが残っているのが残念。ピリッと辛い味にすればよかったなぁ~。おまけにスンニュ(おこげのスープ)がいただけます。香ばしい香りがして、これはいい感じ!
その4 トッカルビ見るからにボリューム満点のトッカルビ。トッカルビはカルビ肉をひき肉状にして焼き上げるものを言います。こちらでは看板に豚さんのマークがあったので、たぶん豚のひき肉を使っているよう~。さっそくオーダー!お肉のお団子のようになったトッカルビ、食べてみると~、なんと中にトッポッキ用のお餅が入っていました。お肉だけじゃ確かに、ちょっとしつこいかも~。お肉は甘味のきいたハムのような味わい。お腹がすいたとき、これを一本食べると小腹がみたされそうですヨ。1500ウォン。
その5 海老の天ぷらお皿に盛られた海老の山!これはとすぐにチャレンジ!これも焼き鳥なんかと同じように、注文すると温める意味も込めて2度揚げしてくれます。サクサク衣が、2度揚げることでさらにサクサク!衣はけっこう厚め。海老は日本の海老の天ぷらなどとは違い、頭も尻尾も付いたままの甘エビを、天ぷらにしたっという感じ。だから海老も殻つきなのでサクサク。全部がサクサクした感じ。チリソースにつけて食べるのですが、ソースと天ぷらの相性はなかなかよかったですヨ。3匹2000ウォン。
<おまけ!>チュンムキンパッ 同じ海老の天ぷらのお店で見つけたのがこれ、チュンムキンパッ。何も入っていない海苔巻きと、大根のキムチであるカクテキ、そしてイカのピリ辛和えを一緒に食べるメニュー。明洞あたりでは専門店もあり、かなり人気のあるメニューです。このチュンムキンパッを屋台でも食べられるなんて。次回ぜひチャレンジしたい屋台メニューでしたo(^^)o !
その6 パッピンス夏の韓国のデザートといえば、パッビンス!屋台でパッビンスとは、てんちゃんも初めて!値段も1000ウォンとかなりリーズナブルなんですが、果たしてそのお味は?!正直期待していなかったのですが、かなり合格点!!小豆にコーンフレーク、そしてお餅にフルーツとなかなか盛りだくさんではないですか!!ファーストフード店などでも、この程度の価格でよく販売されていますが、それらに負けないくらい?!いや、それ以上?!っというくらいの出来でした o(^^)o。暑い街中を歩いているとき、のどを潤したいときにピッタリですヨ。1000ウォン。
その7 52cmタッコチ焼き鳥の屋台は多いのですが、こんな大きな?!長~い!焼き鳥は初めて!!なんと、52cmもある焼き鳥なんです。網で焼いてくれるんですが、かなりいい香りを周りに漂わせています。ソースはマヨネーズとなんとチーズの粉!これが焼き鳥とよく合う!とてもやわらかいお肉で、想像していたよりもおいしいぃ~!!お店に置いてあるニッパーで、食べながらざくざく串を切りながら食べて行きます。けっこうな量があるのでこれまた食べるとお腹一杯に。でもおいしいからよしです!あとお店の名物は、ご主人であるアジュマ!!かなり個性あるキャラクター!!アジュマを見ているだけでパワー全開、元気になりそう!1700ウォン。
その8 オムッこれは日本のさつま揚げに似た魚のすり身を串にぐるりと巻きつけ揚げて食べるメニュー。これはかなり韓国屋台の中でもメジャーになってきたメニューですが、鍾路でもやはりありました。お店のおじさんいわく、「これは日本人に大人気のメニューなんだ!!」。たしかに、辛くなくとても食べやすいお味です。てんちゃんは、野菜やソーセージ入り、カニカマ入り、ゴマの葉巻きの4種類の中から、韓国ならではのゴマの葉巻きにチャレンジ!アツアツの揚げたてをいただいたおかげで、ウマさ倍増!!マスタードとケチャプをつけて食べるのですが、このマスタードがてんちゃんは気に入りました。1000ウォン。
その9 タッパル&テジコッテギ鍾路の屋台の究極はやはりこれか?!普通の屋台と違い、こちらではお酒のつまみメニューが揃っています。特におじいさん?!たちに好まれるのか、屋台はおじさまたちで大盛り上がり!立ち食いというよりは、椅子に座ってのんびり食べて飲んでという感じ。さて、そのおじさま好みのメニューとは?!鶏の足=タッパル、豚の皮=テジコッテギ、砂肝=タッモレチッ、牛の肺=ソヨントンというかなりグロテスクなメニューが揃っております。1皿3000ウォン。
鶏の足=タッパル
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豚の皮=テジコッテギ
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砂肝=タッモレチッ
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牛の肺=ソヨントン
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砂肝はちょっと軽いかな?!という感じ、牛の肺はちょっとムリ・・・、ということで真ん中の鶏の足と豚の皮にチャレンジ。どちらも味付けはほぼ同じで、少しピリッとニンニクや唐辛子を使って炒めています。鶏の足も豚の皮も、プルプルっとしたゼラチン系、アキレスのような歯ごたえ。独特であるものの、食感はまぁよしとしても、臭いが・・・。ちょっと生臭さがてんちゃんには強く感じられ、ん・・・。ちょっと料理自体がぬるかったので、アツアツに炒めてもらい、お酒と一緒だったらいいのかも~。変わったものが好きっという方、ぜひチャレンジしてみては?!^^;
いやぁ~、夏の屋台巡り・・・いろんな意味で?!大丈夫かなぁ~っと心配したのですが、予想していたよりは全体的においしく食べられました。おいしいものもあれば、またえっ~っと思う不思議な味のものもあり、よい経験になりましたぁ~。きっと外国人観光客にとっては、おもしろい体験になると思いますヨ!ぜひ皆さんも、次回ソウルに訪れたときには、この個性あふれる鍾路屋台巡りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?!以上、てんちゃんでした。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2007-08-17