氷点下のソウルで屋台のフルコース!
以前から鍾路(チョンノ)を通るたびに思っていました。 ここにある屋台、屋台にある食べ物、全部食べ尽くしたい、全部制覇したい・・・ その野望がこのたびかなうことになりました。 しかしおりしもこの日は大寒波で気温はマイナス10度。 でも寒い季節ほど屋台が恋しくなる! それでは屋台の食べ尽くし、スタート!
出発地点:19:34、鍾路3街駅15番出口
・・・まずは定番、トッポッキから・・・
<7:35−1軒め、一般的な屋台1>
食べたもの:トッポッキ−2000ウォン/1人分
日本語で「いらっしゃい」という文字があるのがポイント。でも日本語は通じません。ちなみにトッポッキは「フルーツとトッポッキの出会い」とあります。他のメニューもノランビョンアリキンパッ(黄色いひよこ海苔巻き)、オールドボーイクンマンドゥ(映画「オールドボーイ」に出てきた焼き餃子)、メコマンスンデポックン(辛い腸詰め炒め)など名前で勝負。
<7:40−2軒目、串焼き専門屋台>
食べたもの:チュンチョンタッコチ(春川鶏串)−1500ウォン/1本
春川といえば鶏。ちょいと屋台らしくないおシャレさがウリ。
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焼く前のネギと鶏肉の串串串。
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真っ赤に味付けされます。
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胡椒、唐辛子はお好みで。
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<7:45−3軒目、一般的な屋台2>
食べたもの:ピョンアリキンパッ(ひよこ海苔巻き)−1000ウォン/2つ
<7:50−4軒目、一般的な屋台3>
食べたもの:マンドゥ:2000ウォン/1人分
鉄板で冷凍マンドゥを焼いてくれます。
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串にさして食べます。
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・・・ずっと気になっていた「赤いおでん」・・・・
<7:55−5軒目、パルガンオデン>
食べたもの:パルガンオデン(赤いおでん)−400ウォン/1本
食べるのかと思っただし用のカニ。
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これがパルガンオデンの正体。
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食べ捨てられた串。食べた本数分払います。コップはスープ(ただ)。
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TV局もとりあげた話題のおでん。ヘムルオデン(海鮮おでん)もあり(600ウォン)
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・・・ちょっと寄り道、気になるお店・・・
<8:01−6軒目、伝統式手製マンドゥ屋台「田全」>
食べたもの:セウマンドゥ(エビ餃子)−2000ウォン/4つ
こちらは屋台というよりアンテナショップ。マンドゥブームの時はブームに先駆けてマンドゥが。次は豆腐専門店が入店、こんどはこの本格中華屋台が登場。ちなみにショウロンポウ(ソリュンポ)は日本で言うシューマイでした。他のメニューはチンパン(肉まん、 2000ウォン)、コギマンドゥ(肉餃子、2000ウォン)など。
店舗にストーブあり。やや暖かい!
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手製です。うまいです。
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<8:10−7軒目、バーガー屋台>
食べたもの:オジンオバーガー−1000ウォン/1つ
ハンバーガーの屋台というのも不思議。
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ハンバーガーのネタとなるたま。ハンバーグみたい。
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鉄板に押しつけてハンバーガーの具になります。
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けっこう人気の屋台でした。この湯気にそそられるかも。
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<8:15−8軒目、ふつうの屋台4>
食べたもの:餅+ウィンナー串−1000ウォン/1本
・・・まだまだ続きます!・・・
<8:20−9軒目、プルトヤジ専門店「春川屋」>
食べたもの:プルトヤジ−2000ウォン/1人分
<8:35−10軒目、キンパッ(海苔巻き)屋台>
食べたもの:トンカスキンパッ(豚カツ海苔巻き)−500ウォン/1本
並んでいるキンパッ。自由にとって食べ、あとで個数を申告するシステム。
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プルコギ、ウドン、ミョルチなど、いろんなキンパッあり。
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<8:37−11軒目、イカ焼き屋台>
食べたもの:オダリ(いか足)−2000ウォン/1袋
二刀流で炒めます
・・・あまり寒さに銀行のATMに避難。それではシメにいきましょう・・・
<8:48−12軒目、ふつうの屋台5>
食べたもの:パジョン+キムチジョン−2500ウォン(1セット)
キムチジョンとパジョン。
到着地点:20:52、鍾閣駅4番出口前。
・・・まとめ・・・
名称:鍾路・屋台食べ尽くしコース(南側)
出発点:地下鉄1・3号線チョンノサンガ(鍾路3街)駅15番出口
終着点:地下鉄1号線チョンガッ(鐘閣駅) 4番出口
距離:600m
所要時間:約1時間20分
訪問店数:12軒
総額料金:17900ウォン
・・・残念ながら食べられなかったもの・・・
<屋台ピザ>
他、たこやき、大シュークリーム、揚げ物、スンデポックン、フランクフルトなど。
・・・その他、おまけ・・・
○屋台の常識1:屋台の基本スタイル
スンデポックン、トッポッキ、キムチジョン、パジョン、玉子海苔巻き、揚げ物、マンドゥ(ぎょうざ)、フランクフルト、ウィンナーなど。値段は1人前で2000ウォン程度(鍾路)。
○屋台の常識2:スープがつきます
寒い冬はどの屋台もスープがサービス!熱いスープで暖まりましょう。でもからーいスープもたまにありますのでご注意を。
○屋台の常識3:セットメニューもあり、「キムトクスン」!
最近鍾路ではやりの屋台セットメニュー、「キムトクスン」。名前ではありません。組み合わせの内容は「キムチジョン+トッポッキ+スンデポックン」。これがセットで3000ウォンなり。1つずつ注文するのは面倒という人にはうってつけ。屋台初心者はこれからスタートしてもいいかも?鍾路の屋台ならどのお店にもありました。
いかがでしたでしょうか?この日はさすがに食べすぎで最後にダウン。薬局に行って「屋台で食べ過ぎた・・・」というとはいはいとすぐ薬を出してくれました。屋台で食べ過ぎる人って意外と多いのかも?また反対側の鍾路の北側、「たぶん店揃えは同じ」と思ってこの日は見送ったのですが、後日のぞいてみたところ、実は北側にしかない屋台がいっぱいありました。また第2弾、お届けするかもしれません。しかしこうして屋台の誘惑に勝てず、ソウルではちっとも体重が減らないのでした。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2005-02-24