韓国の屋台食べ歩き in 鍾路!【2005年】

氷点下のソウルで屋台のフルコース!

以前から鍾路(チョンノ)を通るたびに思っていました。 ここにある屋台、屋台にある食べ物、全部食べ尽くしたい、全部制覇したい・・・ その野望がこのたびかなうことになりました。 しかしおりしもこの日は大寒波で気温はマイナス10度。 でも寒い季節ほど屋台が恋しくなる! それでは屋台の食べ尽くし、スタート!

出発地点:19:34、鍾路3街駅15番出口
・・・まずは定番、トッポッキから・・・

<7:35−1軒め、一般的な屋台1>
食べたもの:トッポッキ−2000ウォン/1人分
感想:思ったより辛くない~でも1人分の量が多い~食べきれず、1/3は持ち帰りに。 感想:思ったより辛くない~でも1人分の量が多い~食べきれず、1/3は持ち帰りに。

感想:思ったより辛くない~でも1人分の量が多い~食べきれず、1/3は持ち帰りに。

日本語で「いらっしゃい」という文字があるのがポイント。でも日本語は通じません。ちなみにトッポッキは「フルーツとトッポッキの出会い」とあります。他のメニューもノランビョンアリキンパッ(黄色いひよこ海苔巻き)、オールドボーイクンマンドゥ(映画「オールドボーイ」に出てきた焼き餃子)、メコマンスンデポックン(辛い腸詰め炒め)など名前で勝負。
ゆだった真っ赤なトッポッキ。
<7:40−2軒目、串焼き専門屋台>

食べたもの:チュンチョンタッコチ(春川鶏串)−1500ウォン/1本
感想:鶏はうまいけど、ネギが冷たかった・・・ 感想:鶏はうまいけど、ネギが冷たかった・・・

感想:鶏はうまいけど、ネギが冷たかった・・・

春川といえば鶏。ちょいと屋台らしくないおシャレさがウリ。

春川といえば鶏。ちょいと屋台らしくないおシャレさがウリ。

焼く前のネギと鶏肉の串串串。

焼く前のネギと鶏肉の串串串。

真っ赤に味付けされます。

真っ赤に味付けされます。

胡椒、唐辛子はお好みで。

胡椒、唐辛子はお好みで。

<7:45−3軒目、一般的な屋台2>

食べたもの:ピョンアリキンパッ(ひよこ海苔巻き)−1000ウォン/2つ
感想:海苔巻きを玉子で巻いたもの。でもこれは玉子が冷たい・・・熱いとおいしいんだけど。 感想:海苔巻きを玉子で巻いたもの。でもこれは玉子が冷たい・・・熱いとおいしいんだけど。

感想:海苔巻きを玉子で巻いたもの。でもこれは玉子が冷たい・・・熱いとおいしいんだけど。

本来の玉子海苔巻き。こんな感じで積んであります。
<7:50−4軒目、一般的な屋台3>

食べたもの:マンドゥ:2000ウォン/1人分
感想:つまむのにちょうどよし。餃子好きにはいつでもOK。でもまた量が多すぎて持ち帰り。 感想:つまむのにちょうどよし。餃子好きにはいつでもOK。でもまた量が多すぎて持ち帰り。

感想:つまむのにちょうどよし。餃子好きにはいつでもOK。でもまた量が多すぎて持ち帰り。

鉄板で冷凍マンドゥを焼いてくれます。

鉄板で冷凍マンドゥを焼いてくれます。

串にさして食べます。

串にさして食べます。

・・・ずっと気になっていた「赤いおでん」・・・・ 
<7:55−5軒目、パルガンオデン>

食べたもの:パルガンオデン(赤いおでん)−400ウォン/1本
感想:あれ?思ったほど辛くない? 感想:あれ?思ったほど辛くない?

感想:あれ?思ったほど辛くない?

食べるのかと思っただし用のカニ。

食べるのかと思っただし用のカニ。

これがパルガンオデンの正体。

これがパルガンオデンの正体。

食べ捨てられた串。食べた本数分払います。コップはスープ(ただ)。

食べ捨てられた串。食べた本数分払います。コップはスープ(ただ)。

TV局もとりあげた話題のおでん。ヘムルオデン(海鮮おでん)もあり(600ウォン)

TV局もとりあげた話題のおでん。ヘムルオデン(海鮮おでん)もあり(600ウォン)

・・・ちょっと寄り道、気になるお店・・・
<8:01−6軒目、伝統式手製マンドゥ屋台「田全」>

食べたもの:セウマンドゥ(エビ餃子)−2000ウォン/4つ
感想:屋台レベルではない、皮がぷりぷりしておいしい! 感想:屋台レベルではない、皮がぷりぷりしておいしい!

感想:屋台レベルではない、皮がぷりぷりしておいしい!

こちらは屋台というよりアンテナショップ。マンドゥブームの時はブームに先駆けてマンドゥが。次は豆腐専門店が入店、こんどはこの本格中華屋台が登場。ちなみにショウロンポウ(ソリュンポ)は日本で言うシューマイでした。他のメニューはチンパン(肉まん、 2000ウォン)、コギマンドゥ(肉餃子、2000ウォン)など。
店舗にストーブあり。やや暖かい!

店舗にストーブあり。やや暖かい!

手製です。うまいです。

手製です。うまいです。

・・・まだクリスマス模様だった2月の通り・・・
<8:10−7軒目、バーガー屋台>

食べたもの:オジンオバーガー−1000ウォン/1つ
感想:湯気がとってもおいしそう。でも食べてみたら具が冷たかった・・・時間がたつとすぐ冷えてしまうのが冬の屋台のつらいところ。 感想:湯気がとってもおいしそう。でも食べてみたら具が冷たかった・・・時間がたつとすぐ冷えてしまうのが冬の屋台のつらいところ。

感想:湯気がとってもおいしそう。でも食べてみたら具が冷たかった・・・時間がたつとすぐ冷えてしまうのが冬の屋台のつらいところ。

ハンバーガーの屋台というのも不思議。

ハンバーガーの屋台というのも不思議。

ハンバーガーのネタとなるたま。ハンバーグみたい。

ハンバーガーのネタとなるたま。ハンバーグみたい。

鉄板に押しつけてハンバーガーの具になります。

鉄板に押しつけてハンバーガーの具になります。

けっこう人気の屋台でした。この湯気にそそられるかも。

けっこう人気の屋台でした。この湯気にそそられるかも。

<8:15−8軒目、ふつうの屋台4>

食べたもの:餅+ウィンナー串−1000ウォン/1本
感想:餅と串、どちらも腹にたまってよし。意外とお気に入りになった一本。 感想:餅と串、どちらも腹にたまってよし。意外とお気に入りになった一本。

感想:餅と串、どちらも腹にたまってよし。意外とお気に入りになった一本。

・・・まだまだ続きます!・・・
<8:20−9軒目、プルトヤジ専門店「春川屋」>

食べたもの:プルトヤジ−2000ウォン/1人分
感想:本格派の豚肉+野菜炒め料理。うまい。いける。辛くするか、辛くしないか来てくれる。さらには麺も追加できる。さすがに今回麺は追加できず。 感想:本格派の豚肉+野菜炒め料理。うまい。いける。辛くするか、辛くしないか来てくれる。さらには麺も追加できる。さすがに今回麺は追加できず。

感想:本格派の豚肉+野菜炒め料理。うまい。いける。辛くするか、辛くしないか来てくれる。さらには麺も追加できる。さすがに今回麺は追加できず。

目の前の鉄板で野菜と一緒に炒めます。

目の前の鉄板で野菜と一緒に炒めます。

料理人のプライドを感じさせる店の主人。ここは仁寺洞からも近く、日本人もたまにくるとか。

料理人のプライドを感じさせる店の主人。ここは仁寺洞からも近く、日本人もたまにくるとか。

「韓国の味」2人分3000ウォン、追加で1000ウォン。またメニューにはありませんが、横のカップルは焼酎を頼んでました。

「韓国の味」2人分3000ウォン、追加で1000ウォン。またメニューにはありませんが、横のカップルは焼酎を頼んでました。

<8:35−10軒目、キンパッ(海苔巻き)屋台>

食べたもの:トンカスキンパッ(豚カツ海苔巻き)−500ウォン/1本
感想:ご飯はチュンムキンパッ系。これが意外とうまい。豚カツ海苔巻きは初めて。 感想:ご飯はチュンムキンパッ系。これが意外とうまい。豚カツ海苔巻きは初めて。

感想:ご飯はチュンムキンパッ系。これが意外とうまい。豚カツ海苔巻きは初めて。

並んでいるキンパッ。自由にとって食べ、あとで個数を申告するシステム。

並んでいるキンパッ。自由にとって食べ、あとで個数を申告するシステム。

プルコギ、ウドン、ミョルチなど、いろんなキンパッあり。

プルコギ、ウドン、ミョルチなど、いろんなキンパッあり。

<8:37−11軒目、イカ焼き屋台>

食べたもの:オダリ(いか足)−2000ウォン/1袋
感想:このバター炒め、おいしくてとまりません。映画の友にも最高。 感想:このバター炒め、おいしくてとまりません。映画の友にも最高。

感想:このバター炒め、おいしくてとまりません。映画の友にも最高。

二刀流で炒めます

二刀流で炒めます

・・・あまり寒さに銀行のATMに避難。それではシメにいきましょう・・・
<8:48−12軒目、ふつうの屋台5>

食べたもの:パジョン+キムチジョン−2500ウォン(1セット)
感想:やっぱりパジョンは食べておきたい。しかしここですでに限界。2/3を持ち帰り・・・ 感想:やっぱりパジョンは食べておきたい。しかしここですでに限界。2/3を持ち帰り・・・

感想:やっぱりパジョンは食べておきたい。しかしここですでに限界。2/3を持ち帰り・・・

キムチジョンとパジョン。

キムチジョンとパジョン。

到着地点:20:52、鍾閣駅4番出口前。

・・・まとめ・・・
名称:鍾路・屋台食べ尽くしコース(南側)
出発点:地下鉄1・3号線チョンノサンガ(鍾路3街)駅15番出口
終着点:地下鉄1号線チョンガッ(鐘閣駅) 4番出口
距離:600m
所要時間:約1時間20分
訪問店数:12軒
総額料金:17900ウォン

・・・残念ながら食べられなかったもの・・・
<屋台ピザ>

<屋台ピザ>

他、たこやき、大シュークリーム、揚げ物、スンデポックン、フランクフルトなど。

・・・その他、おまけ・・・
○屋台の常識1:屋台の基本スタイル
スンデポックン、トッポッキ、キムチジョン、パジョン、玉子海苔巻き、揚げ物、マンドゥ(ぎょうざ)、フランクフルト、ウィンナーなど。値段は1人前で2000ウォン程度(鍾路)。
○屋台の常識2:スープがつきます
寒い冬はどの屋台もスープがサービス!熱いスープで暖まりましょう。でもからーいスープもたまにありますのでご注意を。
○屋台の常識3:セットメニューもあり、「キムトクスン」!
最近鍾路ではやりの屋台セットメニュー、「キムトクスン」。名前ではありません。組み合わせの内容は「キムチジョン+トッポッキ+スンデポックン」。これがセットで3000ウォンなり。1つずつ注文するのは面倒という人にはうってつけ。屋台初心者はこれからスタートしてもいいかも?鍾路の屋台ならどのお店にもありました。
いかがでしたでしょうか?この日はさすがに食べすぎで最後にダウン。薬局に行って「屋台で食べ過ぎた・・・」というとはいはいとすぐ薬を出してくれました。屋台で食べ過ぎる人って意外と多いのかも?また反対側の鍾路の北側、「たぶん店揃えは同じ」と思ってこの日は見送ったのですが、後日のぞいてみたところ、実は北側にしかない屋台がいっぱいありました。また第2弾、お届けするかもしれません。しかしこうして屋台の誘惑に勝てず、ソウルではちっとも体重が減らないのでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2005-02-24

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