夏といえば!?今年も食べちゃう!?パッピンス食べ比べ~3回めは仁寺洞!
こんにちは!ソウルナビです。皆さん、今年もこの季節がやって来ましたよ~パッピンス食べ比べ!!え!?パッピンスって何かって?パッピンスとは簡単に言えば韓国式かき氷のこと。でも日本のようにただ氷の上にシロップがかかっているだけじゃないのが韓国式!韓国語ではパッ=あずき、ピンス=氷という意味ですが、実際はあずきだけではなくフルーツやお餅やアイスクリーム、きなこなどを氷の上にのせ(それをぐちゃぐちゃに混ぜて食べるのがコリアン風!?)いただきます。最近はフルーツピンスや緑茶ピンス、コーヒービンスなど様々な種類のあるパッピンス☆ 今年もどんなピンスが待っているのかな?前前回の明洞、前回の江南に続き、今回は仁寺洞にやってきました~!それではパッピンスの食べ比べ第3弾、スタート!
仁寺洞ではどんなピンスが!?
今回やってきたのは伝統の街、仁寺洞(インサドン)。第1弾、第2弾とマンゴーが続き、今年の流行はどこもマンゴー!?仁寺洞のマンゴー一色?と思いきや、さすが仁寺洞、良い意味でナビの期待を見事に裏切ってくれました。今回チェックしたお店はどこもメインストリート沿いの店だから、見つけやすい!ちなみに今回のメンバーは前回に引き続き、たくさんピンスを食べたけどまだ食べ足りないえり~とゆうこりん、にばちゃんの3人に、途中から飛び入り参加のさっちゃんの4人でお届けします!
今年のピンスの傾向は!?
去年までは、今までのアイデアを出し尽くしつくし斬新なアイデアは見かけない、シンプルなものが多かった感じですが。今年はなんといっても!マンゴー!!どこのお店を見てもマンゴーピンス、マンゴーピンスと書かれたポスターが。そのためなのかは定かではありませんが、なんでも韓国でマンゴーの輸入量が去年に比べて、かなり増えたとか!そんなマンゴーブームの中、仁寺洞のお店は元祖ピンスを守り続けている・・・・しかし思わぬ変化球も!これぞ仁寺洞ならではのピンス!?それとも新たなピンス!?乞うご期待!
今回のお店はこちら!
■□ピョルタバン・ミスリ□■
仁寺洞のメイン通りの入口にあり、見つけやすいこちら。このお店に珍しいピンスがあると聞きやってきました!TVバラエティ「私たち結婚しました」でCNBLUEのヨンファと少女時代のソヒョンも訪れたこちらのカフェ「ピョルタバン・ミスリ」。韓国の昔の喫茶店(タバン)をイメージして作られたカフェでは、昔ながらの日本でいう韓国の駄菓子や伝統茶などが楽しめます。今回はアルミのお鍋に入ったピンス(ネンビピンス)を食べちゃいましょ~!
「ここ、なんだか小学校みたいな雰囲気だね」
「駄菓子とか漫画とかいろいろある!落書きまで(笑)」
「あれ?メニューくれたけど、ここってテーブルで頼むのかな?注文しにいかなくていいの?」
「そうみたい」
オーダーネンビピンス 15,000ウォン
「来た来た~!えっ思ってたより小さい」
「え!プチトマトのってるよ!?」
「あー!プチトマト韓国ではフルーツだもんね・・・」
「まぁまぁ食べてみよう」
「フルーツたくさんのってるね、でもトマトが許せない(笑)」
「スイカが甘くておいしい!小さいからトマトかと思ったけど」
「すっぱ!これキウイ!?でもナッツおいしいこれ」
「餅が安っぽい味がする、なんか昔の駄菓子みたいな」
「色もそんな色してるもんね、なんか家で作れそうだね」
「でもある意味ディープ韓国を感じられるかも」
■□トチェピド・パンハン・チャッチッ □■
仁寺洞(インサドン)のランドマーク的存在サムジキルの向かい側にある伝統茶と伝統スイーツが人気のカフェ。お店の名前についている「トチェビ」とは韓国語の方言で「お化け」という意味。「お化けも惚れた茶屋」というユニークな店名も印象的!お店で使用されるあずきはカフェのオーナーのおばあさんの故郷である全羅南道でとれた豆のみを使用。とても落ち着いた雰囲気で、思わず時間を忘れてしまいそうです。
「なんだか新しい感じがする。」
「ここもテーブルで注文するっぽいね。あの~トチェビピンスください」
オーダートチェビピンス 7,000ウォン
「このお茶おいしいね。あっピンス来たよ!」
「あれっ結構小さい」
「1人で食べきれそうだね」
「さすが仁寺洞のお店。出てくるスイーツの並べ方が上品!」
「あずきの豆大きい!おもちものってるね」
「このナッツみたいなのなんだろう・・・まあ食べてみよう。おいしい~!」
「あっ!あずき!甘~い!」
「氷も下の方にミルク入ってる?なんかそんな味がする」
「きなこもかけてみる?このきなこ自体は甘いんだろうか・・・ちゃんと甘いね。韓国で一緒にでてくるきなこってだいたい甘くないのに。」
「きなこかけてもおいしいね」
※ここで追加であずきが来ました。
「えっ!?半分食べたのにまたあずき!?」
「プラスあずき来たよプラスあずき(笑)あずきまみれのあずきパラダイスだね」
「せっかくくれたからにはかけてみよう!」
「・・・あずき多すぎておぜんざいみたいになった(笑)」
「もうあずきの味しか感じられない(笑)」
■□パンチャッパンチャッピンナヌン□■
有機農の伝統茶が楽しめる仁寺洞のお茶屋さん。お店の名前「パンチャッパンチャッピンナヌン」は「きらきら光る」という意味。こぢんまりとした店内にテーブル席と座敷がありとても落ち着いた雰囲気。ピンスなどは1人で食べきれないサイズが出てくることが多い韓国ですがここは1人で食べきれるちょうどいいサイズなので一人でも寄りやすいです。ここでもう一人さっちゃんが飛び入り参加!ここからは4人でお届けします!
オーダーパッピンス 9,000ウォン
柚子(ユジャ)ピンス 8,000ウォン
「出てくるの、はやっ!?」
「パッピンスはくずさないで食べてって言ってたよ」
「いただきま~す。このパッピンス、おいしい!」
「あずきも甘すぎず、おいしいね」
「氷もこれ・・・練乳の味?おいしい!」
「この上にのってる種なんだろうおいしいね、なんかよく五味子(オミジャ)茶に入ってるよね」
※ひまわりの種でした
「くずさないで食べてって言った理由がわかった!くずしたら味が混ざっちゃうからだね~そのまま食べたほうがおいしい」
「なんかこの柚子(ユジャ)ピンス、全部凍ってないですか?」
「これたぶん最初から柚子(ユジャ)ピンス作っておいてあとから柚子(ユジャ)ジュースかけた感じがするね」
「あっ凍った柿が!柿って久しぶりに食べるな~」
「凍ってて冷たいけど、おいしい~」
「おいしいしサイズもちょうどで食べやすいから、日本から友達が遊びに来たら連れてきたいな」
「うん。また来たいね!こんな店」
■□ソルビン仁寺洞(インサドン)店□■
釜山発のコリアンデザートカフェ。細かく溶けにくい氷で作ったかき氷ソルビン(雪氷)と、インジョルミ(きな粉餅)トーストが有名な店。かき氷にはきな粉がもりもりにトッピングされたインジョルミソルビンやミルクと小豆ののったシンプルなもの、または珍しいチーズをのせた?ものなどいろいろ。季節の限定メニューもあります!飲み物にはコーヒー類やラテ類のほか、五味子(オミジャ)茶など韓国伝統茶もあります。
「ピンスの種類が多すぎて・・・どれが一番人気なんですか?」
「インジョルミピンスとチーズピンスが人気です」
「そうなんですか・・・あっでもこれ新しい!マンゴーチーズピンス!?これでお願いします」
オーダーチーズマンゴーピンス 9,500ウォン
「マンゴーチーズピンスなんていうのがでたんだねー」
「やっぱりチェーン店はマンゴーブームにのってる?ソルビンはインジョルミで有名だけど」
「でも他のお客さんもみんなマンゴーチーズ食べているね」
「あっ来た来た!食べよう食べよう」
「おっきいね!今までのピンスが全部一人分サイズだったから余計に大きく見える」
「思っていたよりチーズのってない・・・」
「このチーズ、チーズケーキだ!本当にチーズのせてるのかと思っていたけどチーズケーキとは・・・そうきたか(笑)」
「マンゴーも濃厚!」
「これアイスチーズの味かと思っていたけどヨーグルトアイスだ」
「氷にも練乳入ってるね」
「これだけたくさん入ってるのに意外とさっぱりしてる」
■□ベストピンス発表!□■
以上、合わせて5つのピンスを食べ比べてみましたが、仁寺洞ではどのピンスが一位に輝くのかな!?では結果発表いってみよー!
☆えり~☆
ベストピンス:「パンチャッパンチャッピンナヌン」のパッピンス
変わったピンスも美味しいですが、えり~的にはやっぱりシンプルなパッピンスがおいしい!
あずきも大粒で氷とも良くあってとっても美味しかったです^^
☆ゆうこりん☆
ベストピンス:「ソルビン」のマンゴーチーズピンス
今回もおいしいピンスばかりで迷う・・・けど今回のベストピンスはソルビンのマンゴーチーズピンス!!チーズとマンゴーの組み合わせって合うのかな?って思ったけれど、食べてみたらマンゴーはとっても甘く、チーズともしっかり合っていておいしかった☆ チーズケーキ大好きなので上にも下にもたくさんチーズケーキが入っていたのも嬉しかった^^ また食べたいな~
☆にばちゃん☆
ベストピンス:「パンチャパンチャッピンナヌン」のパッピンス
最後のマンゴーチーズピンスと迷ったけど、変わり種ピンスよりもやっぱり元祖ピンスが一番おいしかったかも。一番氷が柔らかくて氷のミルクの味があんことひまわりの種とよくあっていました。あんこもちょうどいい甘さでしつこくなかったので一つ1人でもペロッと食べてしまいそう!でも最後のマンゴーチーズもおいしかったから・・・私は2つとも1位に選びたいです。でもあえてこちらに!
いかがでしたか?今回は第1弾や第2弾とは違い、仁寺洞の雰囲気によく合うお店で伝統ピンスと変わり種ピンスをいただきましたが、やはり元祖パッピンスが一番という結果に!マンゴーブームが吹き荒れる韓国でも伝統のピンスを守り続けている仁寺洞のカフェ。どのお店も仁寺洞らしい落ち着いた雰囲気のお店でした。そして変わり種のあんこパラダイスかと思いきや、最後はやはりブームのマンゴーとチーズをあわせた斬新なピンスに遭遇!まだまだソウルの夏はこれから!まだ出会っていないピンスを求めて、さらに食べ続けようと思います。以上!仁寺洞からソウルナビがお伝えしました!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2014-06-20