韓国のアメ横?!なんでもある巨大な市場!
こんにちは!ソウルナビです。韓国の魅力は庶民的で活気あるパワフルな雰囲気!そんなパワフルさの代名詞ともいえるスポットといえば南大門市場ではないでしょうか?!ちょうど日本のアメ横のような市場で、食材からファッション関連、伝統モノ、食器に布団など、な~んでもそろっている市場!ソウルに住むアジュマはさまざまな商品を買いに南大門市場にやってきます。ナビもそんなアジュマたちに混じってお買い物をするのが大好き!買い物だけでなく、おいしい庶民派韓国料理も豊富にそろっていて、お腹も満足してしまう面白スポットなんですヨ!今日はナビもオススメするソウル観光必須コースであるこの南大門市場の魅力&見所を、あらためてくわし~くご紹介したいと思います!行ってみよ!
南大門市場の歩み
南大門市場はソウル特別市中区、崇礼門(南大門)の東側に位置する総合在来市場。地下鉄を利用する場合は地下鉄4号線フェヒョン(会賢)駅で下車するとすぐ近くにあります。南大門付近にある市場についての記録は、朝鮮初期の太宗(テジョン)の時代、さらに世宗大王の時代にも確認されいます。文禄・慶長の役(壬辰の乱)の後である1608年、宣恵庁が建てられ、市場が形成されました。また日本統治時代の1922年からは日本のある会社が市場を運営していましたが、独立後は地元の商人連合会が市場を運営されています。現在は東大門市場とともにソウルの 2大市場の1つとして人気を得る南大門市場!崇礼門(南大門)を基点にし、さまざまな店舗が1万軒以上、軒を連ねています。
南大門市場の見所
600年以上の歴史をもつ南大門市場!ソウル中心部の南倉洞(ナムチャンドン)一帯に広がり、その規模は約2000坪!洋服やアクセサリーをはじめとするファッション関連商品から、食材、生活雑貨、輸入品、台所用品、工芸品、革モノなど、約1700種類以上の商品を取り扱っています。一日に往来する人の数は地元の商売人と買い物客、さらには外国人観光客までひっくるめて約30~40万人!いつもモノ!人!モノ!人!であふれているソウルの巨大な市場、南大門市場の見所は以下のとおり!
見所1 大型ビル&商店でショッピング!
見所2 子供服・アクセサリーの専門ビルで買いまくり!
見所3 専門通りでお買い物!!
見所4 高麗人参&海苔&松茸!韓国食材の宝庫!
見所5 庶民派、下町グルメを堪能!
見所6 昼は屋台でおやつ!夜はポジャンマチャで一杯!
見所7 復元された崇礼門(南大門)!
見所1 大型ビル&商店でショッピング!
南大門市場の売場面積の3分の1ほどを占めるのが婦人服売り場。地下鉄4号線のフェヒョン(会賢)駅5番出口出て、南大門市場方向に進んだすぐ左手にあるのが婦人服通り。通りの左右には婦人服のお店がびっしりと集まっています。また通り沿いだけでなく、大型ビルの中にも洋服がずら~~り。また革製品のお店が並ぶスポットもあります!またE棟1階では紳士服を取り扱い、中央にあるC棟、D棟、E棟では食器や台所用品、輸入食材や雑貨や家具、さらに民芸品や造花、生花、インテリア用品など、あらゆる生活雑貨を販売しています。その建物はまるで迷路のような室内!南大門市場ならではの独特な雰囲気の中、時間がたつのも忘れて買い物に夢中になるかも?!
見所2 子供服・アクセサリーの専門ビルで買いまくり!
問屋ビルの中でも南大門市場で有名なのが子供服!ソウル市内だけでなく、地方や海外からも買い付けにくる子供服市場の大元がココ、南大門市場にあるんです!お店は通り沿いにも少しありますが、メインはビルの中! 「子供服を買いたい~!」と思ったらF棟、G棟周辺にいけばよし!また向かいの三益ファッションタウンの1階や、さらにその向かいにも卸売専門の店ががあります。
アクセサリー専門ビルも南大門市場の名物。建物の上から下まですべてがアクセサリー!既製品のアクセサリーだけでなく、ばらばらのパーツを販売するお店もたくさんあります。まさに問屋さんという雰囲気。実際、中でアクセサリーを製作している様子を目にすることもしばしば。デザイン、生産、販売のすべてを行う効率的なシステムがこの安さのモトだとか。中には卸し専門で小売りしてくれないお店もあります。販売してくれるお店を見つけて、安いアクセサリーをゲットしちゃいましょう!!
見所3 各専門通りでのお買い物!!
南大門市場の名物であるのがこの専門通り。ある商品を隣り近所皆で同じ商品を販売しています。その代表的な通りが時計通りに革製品通り、寝具通り、メガネ通り、ミリタリー通りに文房具通り!消費者の立場から見れば、これほど便利なことなし!隣り近所のお店を片っ端から見て、一番安くてよい商品を一目で比較して買っちゃいましょう。
見所4 高麗人参&海苔& 松茸!韓国食材の宝庫「南大門市場 」!
南大門市場の中でファッション関連商品以外でひときわ目につくのが食料品!道を歩くと左右に海苔、高麗人参、マツタケといった韓国食材がガンガン目に入ってくるはず!特に観光客に人気の商品と言えば韓国海苔に高麗人参、マツタケ、チョコレート、柚子茶からコチュジャン(韓国の辛味噌)、調味料まで!たくさん買ってディスカウントしてもらう交渉も旅の醍醐味ですよね!ほかに地元の人が多く利用する在来市場もあり、キムチや塩辛も販売。韓国庶民の台所を見学してみてはいかがでしょうか?!
見所5 庶民派!下町グルメを堪能!
お買い物も大切だけど、お腹がすいてはお買い物も何もない!南大門市場には実はおいしいスポットもいっぱい!ビビンバやチゲなど地元の庶民はグルメを楽しめる食堂通りやカルグクスの店がならぶカルグクス通り、トッポッキやマンドゥ、キンパッなどの粉食(ブンシク)通り、さらに太刀魚を唐辛子をふんだんに使いピリ辛に煮込んだカルチジョリムの専門店が並ぶカルチジョリム通りなどなど。ほかに眠らない街である南大門市場らしく、24時間営業の店もちらほら。忙しい旅行者にとっても使えるお店!韓国庶民の嗜好を楽しむことができます!高級ホテルのお料理もいいけれど韓国ならではの家庭料理、是非味わってみては?!
見所6 昼は屋台でおやつを!夜はポジャンマチャでお酒を一杯!
韓国ではどこにいっても屋台がいっぱい!ちょっと小腹がすいたときの屋台メニューは本当に手軽でおいしく便利。南大門市場にも屋台が勢ぞろい。昼間はトッポッキやハッバー、ドーナツやホットッ、おでん、ティギム(揚げ物)といったおやつ定番メニューが豊富。そしてもうひとつ。夕方5時ぐらいから夜の仕入れが始まる午後11時ぐらいまで、時間限定ながら酒と料理を楽しめるポジャンマチャも登場!タッパル(鶏の足)やコムジャンオ、タッコチ(焼き鳥)、チュクミ(イイダコ)、パジョン(チヂミ)などの炒め物がいっぱいで、酒の肴にはもってこいのメニューばかり!日本にはない雰囲気がまた旅行者の食欲をそそります。
見所7 復元された崇礼門(南大門)
2008年2月10日、韓国の国宝1号である崇礼門が放火による火災で全焼。南大門(ナンデムン)とも呼ばれ、韓国のシンボル的存在として親しまれてきた崇礼門の焼失というニュースは韓国内はもちろん、日本や他の国でも多くの人々に大きな衝撃を与えました。再元工事は無事終わり、2013年5月から復元されたその新しい姿を見せています。