パッピンス食べ比べ２０１３～PART２、明洞・仁寺洞・三清洞編～

こんにちは！ソウルナビです。皆さんお待たせしました！今年（２０１３年）もあのシーズンがやってきました～！ジャジャーン、ソウルの夏の風物詩、その名も「パッピンス」。でも、もしかしたら「パッピンス」ってなに！？てな方のために、ここでまず簡単にご説明を！パッピンスとは韓国語でパッ＝あずき、ピンス＝氷という意味で、カキ氷の上にあずきだけではなく、フルーツやおもちやアイスクリームなどをのせ、（それをぐちゃぐちゃに混ぜてたべるのがコリアン風！？）食べる韓国のデザート。中にはあずきののってないフルーツがもりもりのピンスやヨーグルトピンス、中にはワインピンスなんてのも！？お店オリジナルに開発された変わり種ピンスなど、その種類は今やた～くさんあります。夏になると、至るところでピンスの看板見かけることが出来る、昔から多くの人に愛されてきた韓国の国民的デザートです。前回の弘大編に続き、今回の第２弾は「明洞エリアと仁寺洞・三清洞エリア」で食べ比べ！ソウル一の繁華街、明洞と伝統的な雰囲気を感じれる仁寺洞、地元韓国人のデートコースとしても人気な三清洞の３箇所で食べ比べちゃいます！今回はどんなパッピンスに出会えるのかな～ウキウキわくわくしながらパッピンス食べ比べ第２弾、行ってみよ～

第２弾は明洞、仁寺洞、三清洞エリア！

ということで今年のパッピンスもエリア別に分けて紹介していきたいと思います！第１弾のホンデ（弘大）に引き続き、第２弾の今回はソウルに来たら必ず１度は立ち寄る！？明洞エリアに伝統的な雰囲気漂う仁寺洞エリア、さらにソウルっ子の間で人気のデートコース三清洞エリアの３つ！第２弾の参加者メンバーは、第１弾でもパッピンスを食べパッピンスのことならお任せ！？アンナちゃん、二十歳を過ぎても食欲旺盛の第２次成長期！？中のＪ、それから甘いもの大好き！アヨンの３人！

今年のパッピンスの傾向は！？
その前に、今年のピンスの傾向は・・・・とナビが見たところ、なんだかアイディアをすべて出し切ってしまい、あらたに今年はコレ！という斬新なアイディアは見かけないような・・・そのせいか、あまりいろんなものをのせすぎないシンプルなもの、そして素材の味で勝負！というお店が人気のような気が。ちなみに明洞エリアでは世界中から人が訪れる街だけにいろんなパッピンスがあり、伝統系のお店が多い仁寺洞ではやはり伝統餅などの伝統系パッピンスが、そしておしゃれなカフェが多い三清洞ではおしゃれなカフェらしい、おしゃれ系パッピンスが多い感じ？

シシルリ

明洞のメイン通りから１本入ったカフェやコスメショップが立ち並ぶ通りの２階！よ～く目を凝らして見ないと、通り過ぎちゃいそうな狭い階段を上がって行くと、お店があります。でも、外観の２階部分には時計がディスプレイされているので、時計を目印に行くと分かりやすいかも！？

ハンアリパッピンス（壷パッピンス）／9,000ウォン
　氷：若干粗め
　トッピング：コーンフレーク・クルミ・お餅・練乳・小豆・ナッツ類
レモンティー（チーズケーキ付き）／6,000ウォン

今回は３人で食べ比べを行ったのですが、３人でパッピンス１つの注文は少ないと言うことで、温かいレモンティーを注文しました。

「うわ！壷パッピンスって名前だけかと思ったら本当に壷に入って出てきたよ☆」
「クマさんが乗ってるよ～クマさんいただきま～す！」
「あれ！？このクマさん、グミかと思ったら氷だ～！早く食べないと溶けちゃう」
「お餅柔らかいね」
「ここの氷はイチゴ味だね～」
「練乳も入ってて美味しいよ^^」

グミかと思ったら氷だ！

お餅柔らかくて美味しい～

氷はイチゴ味！

半分ほど食べたところで！
「やっぱりパッピンスは韓国式に混ぜて食べなきゃ！でしょ」
混ぜ混ぜ混ぜ！
「うん！氷が粗めだから混ぜても氷が溶けてない！」
「でも、コーンフレークは早く食べないとパリパリ感がなくなってグッチャリしてる・・・」
「冷たいのを食べながらの、温かいレモンティー！ホッとするな～」
「このレモンティー、レモンがたくさん入ってるけど、インスタントの味がする～」
「でも、サービスで付いてきたケーキは美味しい！」

カフェ　ライラック

明洞駅６番出口からメイン通りを降りて行くと左斜め前に見えてくる「明洞芸術劇場」。劇場入口の横にあるのが「カフェライラック」。コーヒーだけでなく、フルーツティーや伝統茶、バブルティー（タピオカ）も気軽にいただける地元っ子に人気のカフェ！今回は、1番人気のクァイル（果物）パッピンスをいただきま～す☆

クァイルパッピンス（果物パッピンス）／18,000ウォン
　氷：粗め
　トッピング：イチゴ・キウイ・バナナ・パイナップル・ストロベリーアイス・お餅・コーンフレーク・小豆・きなこ・コーヒー

１人用や２人用だけでなく、カップパッピンスもあり！今回は２人用パッピンスを注文。

「フルーツがたくさん！こぼれ落ちそうで混ぜれないね」
「イチゴは生じゃなくて、甘く煮てるのかな～」
「あれ？コーヒーの味がするよ！？」
「本当だ！ところどころコーヒーの味がするね^^」
「フルーツいっぱいで甘いパッピンスだけど、このコーヒーがアクセントになって口の中の甘ったるさを吹き飛ばしてくれる感じ！？これなら、甘いものが嫌いな人でも平気なんじゃないかな？」
「え～そう？コーヒー大好きだけど、甘いもの好きとしては、このコーヒー味はいただけないかな・・・」

「そろそろ混ぜ混ぜしちゃおう！」
混ぜ混ぜ・・・！？
「あれれ！スプーンに何か付いてるよ！？」
「これきなこじゃないかな？」
「本当だ！きなこの味がする～」
「きなこの入ってるクァイルパッピンスなんて初めて食べた～^^」

※ここでナビのパッピンス博士から一言！
もともと、オーソドックスなパッピンスには、きなこがかかっているんですよ！

オソロッ

済州島産の緑茶を使用している緑茶カフェ「オソロッ」。このオソロッの夏の定番と言えば！やっぱり緑茶ピンス！今年（2013年）の夏はお店の前で緑茶アイスを販売！店内でノクチャピンスを食べて涼しくなったけど、食べ終わってお店の外に出たら余計に暑く感じた！って時は、緑茶アイスを食べながら、明洞の街なんてのもイイかも☆

ノクチャピンス（緑茶ピンス）／14,000ウォン
　氷：さらさら
　トッピング：緑茶アイス・小豆
オソロッティー（緑茶）／5,500ウォン

オソロッではノクチャピンスと一緒にオソロッティー（緑茶）も注文！

「さすがオソロッ！緑茶ピンスの上にさらに、緑茶アイスクリームがのってるよ！」
「でも、小豆が見当たらないね～」
「この氷、もろ緑茶！^^」
「上にのってるアイスも緑茶の味が凝縮されてる～」
「この白いのはお餅？なんだかこんにゃくみたい（笑）」
「お餅中にあんこが入ってるよ！」
「緑茶の味が強いけど、甘すぎず食べやすいね」

「混ぜ混ぜしたら中から小豆が出てきた～」
「緑茶と小豆がベストマッチだね」
「見た目も氷の緑と小豆の色が合ってるね」
「でも、小豆がもう少し多ければもっとイイのに～」
「てか！氷がさらさらだから、早く食べない溶けちゃいそう」

お餅と一緒にパクリ！

濃厚な抹茶アイス

おいしい！

ピジュン（仁寺洞店）

イェンナレピンス（オリジナルかき氷）／6,000ウォン
　氷：粗め
　トッピング：お餅、アイス、ナッツ類、小豆

一番人気のイェンナレピンスを注文！イェンナレピンス=昔ながらのかき氷だけど、お店のメニューの日本語表示は、オリジナルかき氷となっていますね☆

ナツメパッピンスを求めていざ！ピジュンへ！

お餅がたくさ～ん

メニューにナツメパッピンスがない。。。

「すみませ～ん。ナツメパッピンスください☆」
「すみません、当店ではお取り扱いしてません。」
「がびーん・・・そう言えばメニューにも、ナツメパッピンスがないぞ！？」
「ピジュンのナツメパッピンスが美味しいって聞いて来たんですけど・・・」
「企画商品になるので、当店ではお取り扱いしてません。」
「企画商品ってことは、これから発売される予定は？」
「当店では、無いです。」
「じゃあ、このイェンナレピンス（オリジナルかき氷）ください」

「さすが！お餅カフェ～お餅美味しい^^」
「クルミや松の実の食感もイイね」
「でも、この氷粗すぎじゃない？今の流行りはやっぱりサラサラ氷だよね～」
「昔ながらのパッピンスだから、今の流行りは追わずに昔ながらの粗め氷なんじゃない！？」
「なるほど～^^」
「この上にのってるアイスはバニラかな？ミルクの味が強い感じだね～」

「でもさ、これ小豆の量が少なくない？」
「最後の方は小豆が無くなって、氷が余っちゃうよ～」
「しかも、氷にシロップとかかかってないから、最後はただの氷だけになっちゃうね」
「小豆だけじゃなく、全体的に量が少なめだよ」
「これなら１人でもペロリといけちゃう！」

※ここでナビのパッピンス博士から一言！
「ナツメパッピンスは、市庁店にありますよ！」

ドド＆仁寺洞店

仁寺洞メインストリートの真ん中あたりにある「ドド＆仁寺洞店」。お店は２階で、２階に上がる階段部分にある大きなマグカップが目印のお店！外観はレンガで真っ赤なお花がキレイなオシャレな雰囲気！

ヌンコッ・ポップンチャピンス（雪の花・野いちごかき氷）／14,500ウォン
　氷：さらさら
　トッピング：お餅、ナツメ、アイス、小豆、練乳、ナッツ類

「パッピンスの種類は３つみたいだね」
「全部名前にヌンコッ（雪の花）って付いてるね～楽しみだ☆」
「え！これスゴイ！ハンゴウに入ってるよ～こんなの初めて～」
「でも、でも、こっちのポップンチャピンス（野いちご）も気になるからポップンチャピンスに決定！」
「１人～２人用ってことは１人でも食べれるってことだよね～これ３人で足りるかな？」

「来た～^^キレイ」
「てか、大きいよ・・・これで１～２人用？１人じゃ絶対無理な量だよね^^」
「あれ・・・これマッコリのむやつじゃないの？」
「これ取り皿だよ～！韓国では１つの器のものを皆で食べるの普通だけど、日本人は皆で１つのものを一緒に食べるの抵抗ある人もいるから嬉しいサービスだね」
「薬菓もサービスだって！嬉しいな～」
「ここの氷サラサラだよ～！だからヌンコッ（雪の花）って名前なんだね～」

「小豆も大きい！」
「お餅は少し固いけど、よもぎの味が凝縮されてるかんじだね」
「ポップンチャの実も入ってるよ～」
「この、ポップンチャは自家製なんだって！」
「甘すぎず、優しい味だね」
「サラサラの氷とナツメの食感もマッチしてる～」
「半分まで食べても、また真ん中でポップンチャと小豆が出てくるから最後まで楽しめるね」

コピビョル　ノクセクジャン

北村にある「チョンドットソグァン（正読図書館）」横の細い路地を入って歩いて行くと、左側にあるウサギがモチーフのカフェ！店内には大きな蝶の絵が描かれていたり、大きな黒板があったり、とてもオシャレなカフェ！

ノクチャパッピンス（緑茶かき氷）／12,500ウォン
　氷：粗い
　トッピング：お餅、小豆、アイス

「オススメのピンスはどれですか～？」
「ノクチャピンスです。」
「じゃあ、それ１つくださ～い」
「今回も結構大きいな～落とさないように気をつけて運ばなきゃ！」

「うわ～器が貝殻みたいで可愛い！」
「この黄色いのはマンゴー？」
「ノクチャピンスとマンゴーの組み合わせって珍しいね～」
パクリ
「あ！！違う！これマンゴーじゃなくてかぼちゃのお餅だよ～もちもちだ」
「小豆もたっぷりだしイイね」
「ここのノクチャは変な甘さが無いから、食べやすい！」
「氷もノクチャの味がするから最後まで飽きず食べられるね～」

■□■アンナちゃん■□■
好みのパッピンス：正直パッピンス自体を好んで食べたことがないので、よくわからない＞＜だけど、あんこがおいしいものだといいかな～！あと、パッピンスのトッピングのおもちがスキ！フルーツ系のピンスも好きだけど、どうしても氷とフルーツを別々に食べたくなっちゃう・・・

今回のベストパッピンス：「コピビョルノクセクジャン」のノッチャピンス
今回、パート１、パート２両方に参加し、だれよりも多くのパッピンスに挑戦しました！さて、パート２の１位は・・・「ウサギカフェのノッチャピンス」。弘大編でもノッチャピンスを選んだな、そういえば。どうやら、アンナはノッチャピンスが好きみたい☆　パート２のなかで一番記憶に残っているのがこのピンス！あずきもおいしくいただきました。

■□■Ｊ■□■
好みのパッピンス：パッピンスを選ぶときのポイントはトッピングの種類！お餅やあずきはもちろん最近では色んなトッピングができますからね！ シンプルなのが一番だけど、ちょっと濃い目の味が好き！

今回のベストパッピンス：「トド＆仁寺洞店」のポップンチャピンス
「ピジュン」のパッピンスも王道でよかったけど、やっぱり一番美味しかったのは「トド＆仁寺洞店」のポップンチャピンス！ピジュンはお餅の量とかあずきの量を工夫してくれたら・・・「トド＆仁寺洞店」は今まで見たことないパッピンスだったし、食べれば食べるほど違う味が楽しめる！伝統的な要素を取り入れて韓国っぽいし、なにより美味しかった～！大粒のおずきもＧＯＯＤ！！お店もオシャレだしもう１００点満点だね！！

■□■アヨン■□■
好みのパッピンス：実はアヨン、小豆があんまり好きじゃないんですよね～（笑）だからピンスを食べる時はいつもフルーツピンスを選んじゃう！

今回のベストパッピンス：「トド＆仁寺洞店」のポップンチャピンス
６個食べた中でアヨンのベストパッピンスは！「「トド＆仁寺洞店」のポップンチャピンス！名前に雪の花って付いてるだけあって、氷がサラサラだし、何より甘すぎないポップンチャも美味しかった～小豆があんまり好きじゃないけど、ここの小豆は大粒だったから、小豆を避けて食べやすかったのもポイント！！（小豆の粒が小さかったり、粒が割れててドロッとしてると避けて食べれないでしょ☆）

いかがでしたか？明洞と仁寺洞と三清洞のパッピンス！たかがパッピンス、されどパッピンス^^ただのかき氷と侮っちゃいけない！お店ごとの特徴があり、どのお店のパッピンスも捨てがたい！街中にはたくさんのパッピンス看板があり、一同目移りしっぱなしでした^^　今年の夏はどんなパッピンスを食べようかな～これからどんなパッピンスに巡り会えるのか、想像しただけでもウキウキしちゃう☆ソウルナビでした。