2004年は昔ながらのパッピンスからオリジナルピンスまでいろいろ!
こんにちは!ソウルナビです。暑じぃ~、思わず万事が面倒くさくなってきてしまう猛暑の中、冷たいものでも食べてすっきりさせたくなるところ。そこで今年もナビ夏恒例"パッピンス"特集をお伝えしましょう!今回は、ファーストフードのパッピンス、地元で有名なパッピンス、そのお店だけで食べられるオリジナルピンスなど、いろいろ食べまくってきましたョ。日本のうだるような蒸し暑さで参りに参っている皆さん、ソウルのピンスで涼しい気分を味わってくださ~い!!
~個性派パッビンス編~
○ワインピンス(ハーゲンダッツカフェ狎鴎亭店)
<マップ・電話:02-518-5828>
~高貴な大人の味がする、さっぱりワイン氷~
値段:9,500ウォン
今回はちょっと変わったピンスということでワインピンスから。場所は狎鴎亭(アックジョン)のロデオ通り沿いにあるハーゲンダッツカフェ狎鴎亭店(その他、新村や盆唐にもあり)。普通は深さのあるガラス容器に入ってくることが多いけれど、こちらはプレート盛りでおしゃれに登場。その場でワインをかけてくれます。値段は9,500ウォン。見た目は、「シンプル+値段の割に、、、?!」でしたが、ワインのかかった氷は大人の味。木苺やぶどう、キウイ、グレープフルーツなど、さっぱりとした生のカットフルーツはアイスクリームと一緒に食べるとクリ−ミーに。赤ワインの高貴な香りと共に楽しめる上品なパッピンス。
○クァイルピンス(カフェ「coin」・明洞)
~生のフルーツがたっぷり入ったフルーツ氷~
値段:10,000ウォン/1人分
日本の友達が遊びに来るとよく来る静かでのんびりできるカフェ「coin」。まず"クァイルピンス"を食べてみることに。カフェのピンスというと缶詰フルーツが多いのであまり期待してなかったけれど、テーブルの上に運ばれてきたのはバスケットのような取っ手付きのガラス容器入りでとってもビック!さらに果物もスイカにメロンにスモモにバナナにキウイなど、生のフルーツが盛りだくさん。これは食べ応えばっちり。小豆が入っていないので甘ったるくなく、氷全体にミルク味がついていてまろやか。
○コピピンス(カフェ「coin」・明洞)
~コーヒーアイスときな粉餅がポイントのコーヒーピンス!~
値段:8,000ウォン/1人分
ナビ初挑戦のコーヒーピンス。ミルクがかかったたっぷり氷の上にシロップ入りの甘いコーヒーとコーヒーアイス、そして周りには、お店オリジナルの手作りきな粉餅が飾られています。途中で定員さんが"混ぜたもっとおいしですよ~"と言いに来てくれましたが、混ぜる、、、ことは出来ず、そのまま食べました。コーヒーときな粉餅、、、最初は合うのかな??と思いましたが、意外や意外、香ばしいきな粉のかかったモチモチしたお餅が、冷たくなった口の中を落ち着かせてくれます。果物もあんこも入ってないあっさり系。
○ヨーグルトピンス(低脂肪ヨーグルトアイス専門店『レッドマンゴ』・明洞)※閉店
<マップ・電話:02-775-0388>
~ちょっぴり酸味の利いたヨーグルトアイスたっぷりのピンス~
値段:4,500ウォン/1人分
一昨年ぐらいからどんどん支店が増えてる、低脂肪ヨーグルトの専門店、「レッドマンゴ」。ウェルビーングブームに乗って、"低脂肪ヨーグルト"は地元の若い子に大人気。さらにピンスの季節がやってきて人気上昇中。今回ナビが行った明洞店も、夏休みにはいった学生たちでいっぱいでした。お目当てはみなさん低脂肪ヨーグルトアイスやヨーグルトピンス。ピンスは1人前、2人前、3人前、4人前があり、人数に合わせて大きさを選択、そして冷蔵庫の中のいろんなトッピングの中から自分の好きなものを4つ選べるようになっています。トッピングの内容はカットフルーツ、シリアル、ジャムなど。ちょっぴり酸味のあるヨーグルトアイス+トッピング+氷でこれもさっぱり系のピンス。
○オミジャピンス&スジョングァピンス(伝統茶店「イェッチャッチッ」・仁寺洞)
<マップ・電話02-772-5332>
~伝統茶屋のオリジナルピンス~
値段:7,500ウォン/1人分
伝統通りならではのパッピンスを探していたら、たまたま入った伝統茶屋にありました。夏限定のお店のスペシャルメニュー、"オミジャ(五味子)ピンス" と"スジョングァピンス"。もともとお店の伝統茶店のメニューとして楽しめるオミジャとスジョングァ(ハッカジュース)風味のパッピンスです。粒あんの上に氷、その上にそれぞれ、オミジャ(五味子)、スジョングァのジュースがかかり、缶詰フルーツやお餅、ナツメのスライス、松の実、ミスカル(あるいはきな粉)の塊がのっかっています。珍しさのあまり思わず注文しましたが、まず値段も安くはない、オミジャとスジョングァのジュースをそのままかけたのか?!味がちょっと薄い。氷も溶けやすくてあっという間にジュースみたいになってしまいます。これはちょっと期待外れ。。。
~街で気になるパッピンス編~
○パッビンス
(コーヒーチェーン店「ドトーリ」・鍾路)
※行き方:ソウル観光ホテル向かい側。
~コーヒーショップらしからぬフルーツ系!~
値段:3,500ウォン
ちょっと前まで「ドトール」だったこのお店、最近独立して「ドトーリ」になりました。こちらには去年も「パッビンス」がありましたが今年も変わらず登場。こちらのビンス、予想に反して?スイカ、キウィ、みかん、さくらんぼなどフルーツ系がたっぷり。あずきもフルーツの下にちゃんとあります。隠し味は昔ながらのパッビンスに共通のキナコ。フルーツ系のパッビンスを手軽に味わいたい方にオススメ。
○パッビンス
(コーヒーチェーン店「java coffee」・ソウル駅)
※行き方:地下鉄1号線ソウル駅1番出口へ向かう改札を出てすぐ。
~コーヒーチェーンの高めのパッビンス~
値段:4300ウォン
こちらもフルーツ系。しかし全体的量も少なく、インパクトがいまいち。缶詰の盛り合わせで作ってみました、という感じ。またすぐとけてしまいました。この量でこの値段は納得できない!
○パッビンス
(カフェ「イバドム」・仁寺洞)
~密かな隠し味、喫茶店のパッビンス~
値段:5000ウォン
元「ソマウル」夫婦が経営するカフェのパッビンス。こだわりはざくろのシロップ。またゼリーではなくお餅がのっています。今後さらに研究を重ねてオリジナルのパッビンスを作っていきたいとのこと。アイデア募集中です!
○パッビンス
(伝統菓子店「太極堂」・東大入口)
※行き方:地下鉄3号線トンデイック(東大入口)駅2番出口をでてすぐ。
~シャンデリアの下で味わう正統パッビンス~
値段:5000ウォン
「菓子中の菓子」自信にあふれたすばらしいコピーで有名な老舗「太極堂」のパッビンス。パッビンス中のパッビンス!とは書いていませんが、シスコーンがいっぱいにイチゴシロップ、昔からのパッビンスというかんじです。こちらはなんといってもたかーい天井、シャンデリアの下で優雅に楽しめるパッビンスがたまりません。そんな午後の一時はいかがですか?
○コーヒービンス
(コーヒーチェーン「シアトルベストコーヒー」仁寺洞店)
※行き方:仁寺洞十字路を西へ。ホテルソンビのすぐ近く。
~何気に本格的ビンス~
値段:6,500ウォン
「シアトル」は仁寺洞店のみパッビンスを発売。「ノクチャ(緑茶)ビンス」と「コピ(コーヒー)ビンス」があります。まずコーヒービンス。これが意外と本格的な味。表面は氷氷してますが、ほじっていくと下にしっかりした味のあずきがあります。また上にででんとしたキウィ2つが添えられ、さらに胡桃入り。コーヒーチェーン店らしからぬ、本格的なパッビンスでした。
○パッビンス
(パン屋「Peltier」明洞)
※行き方:ヤングプラザの向かい側。バス停の前。「かつら」のすぐ近く。
~パン屋さんのパッビンス~
値段:6,000ウォン
こちらはなんといってもこのたっぷり感がたまりません。値段は高めですが、ああ食べた~という感じが味わえます。なによりもあずきがたっぷり、伝統パッビンスらしく、隠し味にキナコ。上にまぶしたトッピングもかわいいです。
~今年もファーストフードのパッピンスをチェック!~
○「パッビンス」KFC
今年も変わらずアイスたっぷりのKFC、うれしいですね。
○「パッビンス」ロッテリア
ガラスの容器入り。見た目が涼しげで好感が持てます。
○「パッビンス」バーガーキング
ちょっとアイスが少なめ、もう1つインパクトがほしいパッビンス。
○「ヨーグルトビンス」バーガーキング
新登場。パッビンスというよりパフェみたい?健康志向のビンスはいかが?
いかかでしたか???今回もいろんなピンスをご紹介しましたが、食べてみたいピンスはありましたか??今年はソウルも10年ぶりの蒸し暑さといわれ、外にずっと出てるとエネルギーをかな~り消耗。途中に水分補給を兼ねて一息つきながら旅行を楽しまないとバテてしまいそう。そんな時はファーストフードやコンビニ、コーヒーショップ、パン屋さん、喫茶店などなど街の至るところでパッピンスを楽しめるので、ショッピングや観光で疲れたら、お好みのピンスで疲れと暑さを解消してみて下さいね。以上、今年もパッ中(パッビンス中毒)になってしまったソウルナビでした。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2004-08-06