ソウル・ストリートアートフェスティバル（旧ハイソウルフェスティバル、９－１０月）

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町中がアートに？ソウルを代表する一大市民イベント！

こんにちは、ソウルナビです。いまやソウルを代表するビッグイベントともいえるハイソウルフェスティバル！以前は５月に開催されたり、地域対抗のお祭りであったり、漢江をメインに行われたりしましたが、最近は１０月にアートやパフォーマンスの一大イベントとしてたくさんの人々に知られているソウル恒例のイベント。市庁や光化門一帯をメイン会場に、国内外のたくさんのアーティスト団体が参加、屋外ならではのド派手なパフォーマンスを繰り広げます。そんなハイソウルフェスティバルが2016年から「ソウルストリートアート祭り」に変身！それではいままでのハイソウルフェスティバルについて、ご紹介しましょう。

＊2014年のハイソウルフェスティバルは・・・

10/1～10/5　ハイソウルフェスティバル2014＠ソウル広場、清渓広場、光化門広場などソウル市恒例のアートの祭典！

ハイソウルフェスティバルとは

2003年、当時の李明博市長の元で始まったハイソウルフェスティバル。前の年に盛り上がった２００２年のワールドカップを受け、ワールドカップに代わって市民が集まり熱くなるイベントがあれば、といった希望もありました。最初はアート以外に韓国料理のフードイベントや地域対抗のイベントなど、ごちゃまぜ感のあるビビンバ的なお祭りでしたが、その後にソウル市が漢江ルネッサンスを掲げた時期はメインの会場も漢江になり、多くのイベントも汝矣島など漢江沿いで開催されるようになりました。また春夏秋冬と季節ごとに１年に４回、開催されたことも。その後、再び市庁近辺が会場となり、現在ではストリートアートが中心のお祭りとなっています。

－ハイソウルフェスティバルの軌跡－

＜２００３年＞フードイベント、ペットコンテンスト、コスプレ、闘牛大会＋地球村ハンマダン

写真で見るHi Seoul Festival（ハイソウルフェスティバル）２００３、その１！ソウル発、ビビンバ的お祭り！（前編）

写真で見るHi Seoul Festival（ハイソウルフェスティバル）２００３、パート２！ソウル発、ビビンバ的なお祭り！（後編）

＜２００４年＞元祖料理マダン、市庁舎映像ショー、ファッションショー、花火、市民和合綱引き、地球村ハンマダン、パレード

写真で見るHi Seoul Festival （ハイソウルフェスティバル）２００４、その１！今年もやってきたソウル市のビックイベント、パート１！

写真で見るHi Seoul Festival（ハイソウルフェスティバル）２００４、その２！雨の中もがんばった！ソウルのお祭り、パート２！

＜２００５年＞地球村ハンマダン、清渓川ウォーキング大会、世界のリズム、茶会、国楽ハンマダン、花火、市庁舎映像ショー、パレード、民俗大同遊び、ステージ－ダイナミックソウル

写真で見るHi Seoul Festival（ハイソウルフェスティバル）２００５、パート１！今年もやってきたソウル市のビックイベント、『Hi Seoul Festival』！週末はたくさんの人で大にぎわい！

写真で見るHi Seoul Festival（ハイソウルフェスティバル）２００５、パート２！フェスティバル最終日前日と最終日の模様はこちら！

＜２００６年＞フードイベント、韓流イベント、ミュージカルイベント、地球村ハンマダン、市民和合綱引き、大同民俗遊び、パレード、花火

写真で見るHi Seoul Festival（ハイソウルフェスティバル）２００６！晴れ、大雨、晴れのお祭り３日間！

＜２００７年＞フードイベント、漢江ステージ、民俗劇、水中橋渡り、浮橋渡り、朝鮮時代行列再現、地球村ハンマダン、芸術体験、北村朝鮮時代体験、漢江綱渡り、こどもの日イベント、韓流スターサイン会、韓流オーケストラん、ファッションショー、歴史パレード、熱気球

写真で見るHi Seoul Festival（ハイソウルフェスティバル）２００７～パート１！５回目を迎えたソウルで一番のお祭り！熱いフェスティバルの様子を２回に分けてお届け！

写真で見るHi Seoul Festival （ハイソウルフェスティバル）２００７～パート２！１０日間に渡るお祭りがとうとう終了！その後半から閉幕式までのハイライト集！

＜２００８年＞春：世宗大王即位式再現、古宮音楽会、パレード、ステージ、文化体験、宗廟大祭、フュージョン、地球村ハンマダン
夏；レスポーツフェスティバル、バードマンフェスティバル、カヌーフェスティバル、空の彫刻体験、漢江パレード、ファンタジーショー、ジャズ公演、水上オーケストラ、ストリートアーチスト公演
秋：バレエ公演、綱渡り、コンサート、訓民正音頒布再現、大学路フェスティバル、梨泰院地球村ハンマダン、キムチサランフェスティバル、デザインオリンピック
冬：イルミネーション、願いのツリー

写真で見るHi Seoul Festival（ハイソウルフェスティバル）２００８春編～その１！今年から季節ごとに年４回開催するハイソウル！第一弾の春のお祭りを２回に分けてレポート！

写真で見るHi Seoul Festival（ハイソウルフェスティバル）２００８年春編　～その２～春の「宮祭り」、いよいよファイナル！フェスティバルレポート、第二弾～！

写真で見るHi Seoul Festival（ハイソウルフェスティバル）２００８～夏編！夏のハイソウルは漢江で開催！暑さを吹き飛ばす熱くて楽しいお祭りの様子をレポートします！

写真で見るHi Seoul Festival（ハイソウルフェスティバル）２００８～秋編、その１！芸術の秋をさらに楽しむ催し物いろいろ！秋のフェスティバルはイベント数も豊富で盛りだくさん！

写真で見るHi Seoul Festival（ハイソウルフェスティバル）２００８～秋編、その２！３週間のフェスティバルもいよいよ終了！秋のお祭りの模様、総集編～！

写真で見るHi Seoul Festival（ハイソウルフェスティバル）２００８～冬編！冬は光の祭り！ソウルの街がキレイに輝く冬のハイソウルフェスティバルの様子をチェック！

＜２００９年＞パレード、宮中の宴再現、ユーロバンジー、清渓川分かち合い、愛のコイン、大韓帝国・万国博覧会、多文化ハンマダン、綱渡り、地球村ハンマダン

写真で見るHi Seoul Festival ハイソウルフェスティバル～２００９年春編！今年も始まった！ソウルのお祭り、第一回目は「春・宮祭り」～！

＜２０１０年＞花火、アート、世界路上パレード、人間モービル

写真で見るHi Seoul Festival（ハイソウルフェスティバル）２０１０！一年半ぶりのハイソウルをみんな待っていた！？今回は芸術の秋らしい、アーティスティックなイベントがいっぱい！

＜２０１１年＞伝統公演、チアチア族、空中パフォーマンス＋花火、愛のコイン畑、グレートブック、パレード、地球村ハンマダン

写真で見るHi Seoul Festival（ハイソウルフェスティバル）２０１１～その１！世界中のパフォーマンスを一挙に観られるゼイタクなお祭り！公園で、路上で、広場で「春を祝う宴」が今年も開幕！

写真で見るHi Seoul Festival（ハイソウルフェスティバル）２０１１～その２！フェスティバルレポート第２弾は「地球村ハンマダン」など関連イベントを中心にお届け！

＜２０１２年＞花火、花火、アート、世界路上パレード、人間モービル

写真で見るハイソウルフェスティバル２０１３！－Hi Seoul Festival 今年のスローガンは「街で遊ぼう」！ソウル中心部で開催された街の芸術、ハイソウルフェスティバルを写真でチェックしてみよ☆

開催時期は？

開催時期は、2003年から2011年まで、2010年を除いて５月上旬に開催されました。５月上旬に開催されたときは、同時期に行われる地球村ハンマダンや提灯祝祭、宗廟大祭、こどもの日などのイベントと連携して開催されたことも。メーデーやこどもの日と重なることも多く、お休みの合間の開催となりました。しかし2012年からは秋空の下、10月上旬の開催に。だいたい１０月３日の祝日前後に開催されています。

会場は

先ほども触れたように、ハイソウルフェスティバルのメイン会場は、ソウル市庁前のソウル広場。ここは、２００２ワールドカップでも多くの人が集まった場所。広場となってからも、多くのイベントがこちらで行われています。ハイソウルフェスティバルでは開幕式や閉幕式の会場となります。会場はこのソウル広場を中心に、北の清渓広場、光化門広場、西の徳寿宮トルダムキルあたり。また広場のすぐ横を走る世宗路ではよくパレードが行われます。

ソウル広場ソウル市庁前に広がる市民の憩いの場！

清渓広場復元された清渓川の出発点！渦巻きの造形物もあり！

光化門広場２００９年８月１日に一般開放された「光化門広場」をご紹介～！

徳寿宮トルダムキル恋人たちが別れる？有名な「徳寿宮（トクスグン）の石垣道」

通仁市場庶民的な雰囲気漂う市場。ちょっと変わった「ギルムトッポッキ」も有名！

市民聴／シミンチョン市庁に誕生した新たな観光スポット！？新しい市庁舎にできた市民のための憩いの場！

プログラム

それでは、お祭りの模様を見て行きましょう。
※2013年のプログラムを参考に。

＜開幕式プログラム「ピョルピョルファンタジー」＞
午後８時からソウル市庁前のソウル広場でスタートした開幕プログラム。ソウル市庁の屋上から人が降りてきたり、花火が上がったり、大型クレーンを使って人が宙を浮いたり！

○ソウルの記憶２０１３
ソウル図書館（旧ソウル市庁舎）をスクリーンにしてソウルの歴史が映像で映しだされます。

○傘に乗って旅立つ空の旅
ハイソウルフェスティバルの定番となりつつある、空飛ぶ人間！キレイなお姉さんたちが大型クレーンで大空へ！

○芸術花火ファラン
韓国の団体「芸術花火ファラン」による花火公演。ソウルの漢江をイメージした花火がソウル図書館から次々と上がります。キレイだけど、少し怖いかも！？

＜アートパフォーマンス、演奏、展示物など＞

○ソウルドラムフェスティバル
最も多くの人を集めたイベントがこちら。さまざまな打楽器のリズムが響き渡ります。音楽に言葉はいらない、休みなしに襲ってくるドラムのリズム！

○空と出会える庭
街の守護神という意味を持つ「そびえ立つ竿」は、イベントの入口の役割をする芸術作品。心の中のピュアな自分と出会い、童心に戻る！という願いが込められているんだとか。

○豚の宴会
韓国の「マダン劇団ウグムチ」による観覧者参加型の公演！出演者は豚の衣装を着て音楽に合わせて踊ったり、観覧者と一緒にゲームをしたり！

○コメディークラウンマイム
老若男女誰でも楽しめるノンバーバル公演！パントマイムやバルーンアートも！

○無重力人間
人形が浮いてる！？と思ったら手が動いた！！人間が宙に浮いてる！

○水喧嘩PART１（古すぎる戦争）
韓国の劇団「ピルトン」による野外劇。水を争う男たちはどんどんエスカレートしていき・・・

○マイム－お祭りをわきまえた食膳
大人数によるマイム！いろいろな服装の人が無言で、食膳を持って動きます。

○自転車競走
アーティストによる自転車競走が、ただの競争なわけがない！中にバイクの入ったオブジェがぐるぐる回り、人もまわり、後ろのトラックからはロックバンドの演奏が！進路を妨害するスタッフ、トラックの荷台でアピールする選手たち！

○チョークアート・ロードフェスタ―描（ソウル）
絵で新たな街の風景を作るロードフェスタ。芸術家の方の作品もあり。みなさん楽しそうにチョークで道に絵を描いています！

○バブルダンス
バブルマットを使って飛んで遊ぶ市民たちの踊り！ずらーっとたくさんのバブルマットが登場。でも踊っている人より座って休んでいる人の方が多いような。

○カラーダンスカーニバル＆ソウルグルーブ
灰色の都市に囲まれ心が乾いた人に「色」をプレゼントする色とりどりの舞踏パフォーマンス。多彩な色粉を振り撒きながらみんなで一緒にダンスダンスダンス！人も道もすごい色に。最後はグルーブでシメ！

○十二の紐の優雅な騒ぎ
薄暗くなった太平路を行進する、なぞの動物たち。いや、動物以外にもなぞの生物が？

○虫（止まった時間、流れ)
世宗大王の前にあらわれたマユ。色の変わるマユから何かが飛び出す！虫？

○パクィ（無茶苦茶サーカス２）
清渓川に現れたショベルカー。観客は行く先のタイヤをころがし、ショベルカーが追いかける！やがて火を噴くショベルカー、タイヤの上で叫ぶパフォーマー！そしてショベルカーの先にあるフォークが頭上のリンゴを突き刺す！観客を振り回し、なぜか興奮してしまう不思議な街中サーカス！

○叩こう、マクベス！
出演者が男ばかりのマクベス？しかも民族衣装を着てる？さらにマッコリのんでる？うまいぼうを食べてる？オレンジジュースを配ってる？何とも不思議なマクベス。しかし最後は見事な演奏でシメ！

＜閉幕プログラム「ピョルピョルナンジャンパン」＞
暗くなっても広い広い太平路のあちこちで、強いライトのもと、マイムやタップダンス、ラップなどの公演が繰り広げられました。そして最後は昼のアーティストによる自転車競走の再現！夜もまた奇妙な競争が始まります！

○魔法の森
原作はシェイクスピアの「真夏の夜の夢」。妖精たちがソウル上空で空中パフォーマンス！人と車輪と一緒に周りながら、さらに花火もぐるぐると周る！

○ソウルの記憶２０１３
開会プログラムでも行われていた「ソウルの記憶」。リモデリング工事の終わったソウル図書館（旧市庁舎）をスクリーンにソウルの歴史が映し出されます。開幕プログラムの時とは内容が少し違うかな！？

いかがですか？ソウルの町中で約５日間に渡り繰り広げられるビッグイベント、ソウルストリートアート祭り（旧ハイソウルフェスティバル）。ソウルの中心部が普通にアート空間になるから、歩いているだけで楽しめます。また今後、新たなイベントがソウルのどこかで行われるようになるかも。その模様もまたお伝えしたいと思いおます。以上、ソウルナビでした。

記事更新日：2014-09-26

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基本情報

住所	市内中心部（市庁前ソウル広場、光化門広場、清渓広場）など
電話番号	02-3290-7090 （問合せ）
ホームページ	http://www.festivalseoul.or.kr/html_jap/ (日本語、ほか韓・英・中ページあり)
その他の情報	※開催時期：９月下旬～10月上旬＜2017年＞ ■日時：10月5日（木）～8日（日） ■場所：ソウル広場、清渓広場、光化門広場、清渓川路、徳寿宮トルダムキル（石垣通り）、都心再生空間、ソウル市立美術館、世宗文化会館、市民聴など ※開催日程は主催者の都合により急に変更されることもありますので、ご了承ください。＊2017年の日程を追加しました。HPのアドレスを更新しました。<2017.8.23>
行き方	[ナビマップ（市庁前ソウル広場）] [ナビマップ（清渓広場）] [ナビマップ（光化門広場）]