ナムジャだって一人でもあれこれ食べたい!ソウルのパッピンスを食べ尽くし!
こんにちは。ソウルナビのナビ(男)です。いまソウルは真夏、まさにパッピンス(韓国かき氷)日和。パッピンスのシーズンは4月からはじまっていますが、暑い盛りはまさに「いつ食べてもOK」といえる季節といえるでしょう。もちろんナムジャだってパッピンスを食べたい。いっぱい食べたい。思う存分いただきたい。1つあたりの量は多くてもOK。1人でも食べたい。先日こちらのテレビのバラエティで「男1人でパッピンスを・・・」とギャグになるほどまだまだ偏見は多いようですが、男2人や3人ならパッピンスをつっつきあっている光景、見かけます。それでは、偏見に負けじとナビ(男)がこの夏、いままで食したパッピンスを紹介したいと思います。
ちなみに、ナビ(男)のパピ好きパッピンス選択の条件は・・・
・トラディッショナルなものでも、珍しいものでもなんでもOK。
・豆好きとしては、パッ(あずき)がのっている方が良い。
・トッピングはきなこがかかっているのがパッピンスらしくていい。ナッツが多いのも良し。
・ミルク系だとなお良い。
・緑茶系も好きだけれど、緑茶アイスに比重がおかれるので、できれば緑茶以外で。
・フルーツ系はあずきがないことが多いのでいまいち。たまにプチトマトがのっているものがあるけれど、それは論外。
・どんなサイズでも一人で完食!
それでは、今年2012年に食べ歩いたパッピンス、ご紹介しましょう。
<コーヒーチェーン系>
どこのお店でもみかけるようになり、すっかり定番となった、コーヒーチェーン系のパッピンス。今年からエンジェルナスがパッピンスが初登場。これで、まだパッピンスを出していないコーヒーチェーンはスタバぐらいになりました。スタバがパッピンスを発売する日が、来るのでしょうか?
コーヒービンス@Homestead Coffee/鍾路・バンディ&ルニス書店内
Homestead のパッピンスは毎年味に定評あり。今年もさっそくいただいてみました。入れ物は最近では珍しいお皿状。ただカフェだからコーヒービンスを頼んでみたけれど、味はもう1つ。やっぱりパッピンスで勝負すべきだった?
ミルクティービンス@twosomeplace/清渓川
ミルク系ビンスの流れはあるけれど、ミルクティービンスはまだめずらしい方。ミルクティ派の方にはオススメ。さすがにアイスもおいしい。ただ1つ、キャラメルのような具が少し固かったのが残念。
パッビンス@twosomeplace/清渓川
ちなみにパッピンスはトク、きなこ、パッ(あずき)のベーシックなシンプル。氷もよく食べやすいです。1000ウォンプラスでアイスが追加できます。
緑茶ビンス@angel in us/ソウル駅
今年はじめてパッピンスを出したエンジェルナス。気になったのは上に載っているお団子。なぜ、お団子・・・?しかし、このパッピンス、意外とおいしい。アイスの溶け具合がちょうどいい。お団子も最初は固くない(ただ冷やされるとだんだん固くなる)。しかも、お団子以外のもトク(餅)もあり。
パッピンス@angel in us /新設洞
めずらしく緑茶ビンスからいただいたため、念のため別の店でパッピンスも。でも評価は同じ。新規参入だけに、気合が入っている?
パッピンス@ COFFINE GURUNARU/安岩洞
特長は、ツノのように2本、大きくはみだしたメロン!トッピングには大胆なカシューナッツ。餅もぶつ切りでお皿いっぱいのガッツリ系。コーヒーチェーンらしからぬ豪快さです。たっぷりいただくのにいいかも。
ワイン・チーズビンス@caffe bene/安岩洞
初めての食感。チーズとビンス。ワインとビンスは違和感がない。たっぷりのベリーもOK。でもチーズはなぜ?ワインのおつまみだから?
<カフェ系>
大型チェーン系ほどでなないけれど、意外と見かけるカフェのパッピンス。こだわり系が多い気がします。
オッチカミ@ココ・ブルーニ/鍾路
柿、というアイテムにまず驚き。この夏に柿?しかしこの柿味のシャーベットが、意外とうまい。柿アイスも、柿の実もOK。さらにうれしいのは、フルーツ系なのに下にちゃんとパッ(あずき)があったこと。さらに甘みはコンデンスミルクで。
ミルクビンス@espressamente illy/鍾路
ナビ(男)の記憶では、ミルクビンスの先駆はこちら。今年もありました。きなこにくるまれた餅もOK。ただかんじんの氷がいまいち。パッピンスには氷も重要です。
ヨーグルトビンス@VAMOS/市庁・茶洞
こちらも去年なかったお店で、パッピンス界に新規参入。メニューはヨーグルトビンス1つのみという慎重さ。ヨーグルトアイスは最近ご無沙汰だったので、意外と新鮮。アイスの量もたっぷり。この計量カップに入ったビンス、以前他のお店でみたことが。
ミルクビンス@Cafe Classico/乙支路入口-鍾路
※Classico は2012年8月に閉店しました。
乙支路入口駅から鍾路に向かう途中にある、高級感ただようカフェ。餅にきなこ、あずきに氷と、パッピンス本来の姿ををおさえてシンプルに。これこそが正統派パッピンス。看板のヌンコッ(雪の花)ビンスとあるとおり、氷は申し分なし。ただ、ミルクは下の方に埋もれているので、最初にかき混ぜるのが前提。でもそれはもったいなくてできないです。上からスプーンで掘っていくと、突然ミルクの世界が。きなこもパッ(あずき)もOK。今年はバランス的に一番お気に入りのパッピンス。
マンゴビンス@cafe DROPTOP/市庁
あまりにも看板のマンゴがおいしそうだったので、マンゴ好きとしていただくことに。かなり量がありますよと今回はじめて心配されましたが、もちろん大丈夫。今年流行のマンゴビンス。マンゴたっぷりでうれしいけれど、やっぱりマンゴかき氷なら台湾かな・・・
緑茶ビンス@kopitiam/清渓川
kopitiam といえば数年前のパッピンス特集でベスト1を獲得したパッピンス。でもいずもパッピンスなので、今回はじめて緑茶ビンスに。当初衝撃的だったボリューム感は、他で慣れたせいか今では普通に。よりどりみどりのナッツがうれしい。あとアイスのボリューム。一人ではあいからわずつらい。
<ベーカリー系>
韓国のベーカリーにはイートインコーナーがあるのが基本。また持ち帰りもできます。今年はなんといってもあのエリックカイザー(日本ではメゾンカイザー)がはじめてパッピンス市場に参戦。フレンチなピンスに期待が高まります!
ミルクティービンス@ナポレオン菓子店/狎鴎亭
地元の人に絶大の人気を誇るベーカリー、ナポレオン菓子店のミルクティビンス。まだミルクティビンスが少なかった頃からメニューにありました。こちらの特長はなんといってもパッ(あずき)。ほとんど甘くない。豆本来の味が好きな人にオススメ。ミルクティは掘っていくと下に隠れています。おいしけれど、この量でこの値段は少し残念。
マカロンビンス@エリックカイザー/市庁・プラザホテル地下
フランスからやってきたベーカリー、エリックカイザーにパッピンスが登場!しかもマカロンを載せたマカロンビンス!これはまさにフレンチパッピンスといっても良いかも。ついにパッピンスもここまで来ました!このマカロンビンスがフランス本土のエリックカイザーに登場する日をつい妄想してしまいます。こちらのパッピンスもテイクアウト可能。ちなみにイートインコーナーのない支店はパッピンスがないようです。
パッピンス@パリバケット/薬水
イートインコーナーのあるパリバケなら、パッピンスは数年からすっかり定番に。数種類ありますが、パッピンスは意外とノーマル。伝統的なビンスです。
<伝統餅系>
伝統的なパッピンスといえば、小さなトク(餅)がのっているのが基本。そのトクを伝統餅に発展させたのが、伝統餅のパッピンス。氷もアイスも重要だけど、トク(餅)も重要です。
トク(餅)ビンス@ビジュン/市庁・茶洞
ビジュンといえば伝統餅の店。伝統餅ののったトクビンスは、さすが、トクがおいしい。氷よりもあずき(パッ)よりもメインはトク。でもトータル的には満足できる味。さすが、数年前のナビのパッピンス特集でベスト1を獲得した実績もある。あと、こちらでうれしいのは、1人用と2人用があること。
<スイーツ、カフェ系>
もともとパッピンスといえば、スイーツ専門店かカフェにあるものでした。その伝統を踏まえているパッピンス?
バナナチョコビンス@Canmore・新村
昔からある老舗のスイーツチェーン。ちょっと冒険でバナナチョコを頼んでみたところ、でてきたのがこちら。ちょっとナビ(男)が求めるパッピンスとは違うような。トッピングもチープだし、パッ(あずき)もなくチョコ味のスムージー?これなら他のビンスの方がよかったかも・・・・こちらはトーストがついてくるのが特長。
パッピンス@ラシム/梨大
梨大の裏道にあった可愛いカフェのパッピンス。ビーンズを追加で頼むと、別皿で出てきます。アイスと、意外と多めの餅と、パッ(あずき)と氷がコンパクトにまとまり、良心的な味。ただアイスが溶けやすく、早く食べる必要が。
<カフェレス?系>
ベーカリーにレストランを併設、新しいコンセプトのお店にもパッピンスコーナーが。
ノクチャビンス@BRCD/光化門
地下鉄光化門駅改札の目の前にあるお店。横にBread Co.もあり、ベーカリーかなと思うと、中で食事をしている人も。パッピンスコーナーは別にあり、そこで注文、受け取ります。席は自由。やっぱり看板で目立っていた緑茶ビンスに。緑茶の中にナッツが隠れているという新趣向。ボリュームは意外とたっぷりで、初めて食べ残しました・・・そろそろ限界かも。
<郊外系>
郊外にも足を伸ばしてみました。
パッピンス@富川ABIDE COFFEE
富川映画祭の映画館からも近いカフェの、パッピンス。頼んでみると意外と伝統的なパッピンス。ごちゃまぜ感がなつかしい。
<ホテル系>
高級ホテルのロビーでもやっぱりパッピンス!
アップルマンゴビンス@新羅ホテル・ロビーラウンジ
ついにホテルのパッピンスまでたどり着きました。こちらのマンゴビンスは済州島産のアップルマンゴーをまるごと2個分入ったてんこもり!さらにマンゴアイスと、パッ(あずき)が別皿でトッピング!うずたかいマンゴビンス、いったいどうやってとりかかったら・・・まずは中央を崩し、周りのマンゴをいただき、シャーベットを堀り、別皿のパッ(あずき)とマンゴアイスを交互に埋めていきます。それでもあまったのはマンゴ。マンゴでおなかいっぱいに・・・高級ホテルだからお値段もそれなりにしますが(3万2000ウォン!)、食べる価値は十分ありです。
<まだ未食のビンス>
このほか、beesket、ホリーズにもパッピンスがあるとの情報が!また、美味しいウワサのマンゴシックスもまだ未食!全部食べつくすのは今年も無理そうです・・・
いかがでしたでしょうか?昔は注文してもそれは1人で食べきれません!と出してくれなかったこともありました。しかし今では1人派も増えたのでしょうかか、そのようなこともなくなりました。まだまだ未食のパッピンスがありますが、今回はここまで。パッピンスのシーズンも残りあと1ヶ月。もうすぐ涼しくなるはずのソウル、あとどれだけ食べれるのか?気になります。以上、パッ中(=パッピンス中毒)のソウルナビのナビ(男)でした。
その他情報
*Classico は2012年8月に閉店しました。<2012.8.10>
*パッビンス@twosomeplace、その他のパッピンスを追加しました。<2012.8.10>
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2012-08-08
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